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ご冥福をお祈りいたします

作者: ミュウ吉

 輪島関との対戦をニュースではよく取り上げているようですが、私は現九重親方千代の富士との対戦のほうが記憶に残っています。


 なにしろ千代の富士関のファンだったのですよ。思い入れが激しくてあちこちで公言するものだから、俺も似ているとか富士額を見せる人もいました。


 千代の富士関を見たいとおもえば当然北の湖理事長が出てくるのですよ。強かったですね、私のウルフのために負けてくれなんて思っても絶対負けなかったですね。


 ふてぶてしいとか言われていたようですが、いいのではないですか。強いのは強いのです。


 この年代は私と年が近くて千代の富士関は同い年、北の湖理事長は二つうえでしょうか。逃げの多い人生でしたが私だって人生によつに組んで勝負していたのですよ。


 もう余りにも昔の話なので勝敗も覚えていないのですが、おそらく北の海理事長が勝ったのでしょう。それなのに座布団が舞いました。意味を考えてください。この時私は理事長のの肩のあたりにほんの少しだけ悲哀を感じました。だって勝ったのですよ。


 それからも強くて優しい男として生きられましたね。しごとも立派にやりとげられました。


 葬儀に参列したい気持ちはありますが、杖をついて行ってもしかたないでしょう。いま私のいるこの場所から静かに手を合わせたいと思います。


 ご冥福をお祈りいたします・



 

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