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Summer  作者: 葉月ちゃん
1/2

前編

今年は珍しく冷夏だった


そんな暗い夏




向日葵だけが明るく咲き誇っている夏




あたし達の学校は市内でも有数の弱小高校で部活も全て1回戦敗退。


アタシの所属する吹奏楽部も東部大会銅賞で終わっていた



彼氏もいないあたしは今年も暇になりそうだな〜と思っていた


「だ〜、彼氏欲しーい!!」


「紹介する?」


「合コン?ちょっとイヤだな〜」


「そんな贅沢なこと言いなさんな」


「だってー、自分の彼氏は自分で見つけたいじゃん」


「そりゃ分かるけどさ、現実はそうもいかないよ」




〜えー校舎に残っている生徒わぁ、速やかに帰りましょうぅ〜




「ゥっわキモい声、そんじゃまたね〜」


「うんじゃあね〜」


帰り道に繁華街を歩いていると、


「おねーちゃん一人ぃ?ちょっと一緒に遊ばな〜ぃ?」


「いえ、結構です」


「ぇ〜つれないなーちょっとでいいからさぁ〜」


「結構っつてんだよ糞親父〜!!」


グーでパンチ!!


ボカッ 


ウンいい音


「やってくれるな姉ちゃん、こうなったら意地でも連れてくもんね〜」


「触るなーこの変態親父〜」



そのとき!!



「やめないか!嫌がってるんだから」



うっわ〜ドラマか!! でも助かった〜



「なんだよー兄ちゃん邪魔すんなや〜、今良いとこなんだから」


「その子に触るな〜!!」


またしてもグーでパンチ!


ボッカーン!!


親父吹っ飛んでいった


ざまぁみろ


「大丈夫かい?」


「えっ、あぁ大丈夫です、ちなみにあなたは誰ですか?」


「誰でもないよ、一介の高校生さ」


「えっ、じゃあどこの高校ですか?」


「宮桜高校、そんじゃあね」


そう言ってすいっといなくなった


「……なんなのあのヒト??」




後日学校にて………




「絶対運命の人だって〜!」


「あんまり運命とかそういうの信じてないから」


「つまんない女だねー、ロミジュリだってめちゃめちゃ運命感じてるでしょ〜」


「なんなの『ロミジュリ』って」


「ロミオとジュリエットの略でしょうが〜、知らんかった?」


初耳だぞ〜


「だいたい宮桜高校ってめちゃくちゃ遠いじゃん、なんでその人ここまで来たんだろ?」


「家がこの辺とか」


とりあえず宮桜高校に行ってみた


……制服可愛い、いいな〜


うちの学校の制服ダサいからな〜


「あ、このあいだの!本当に来たんだ」


「…だって来ていいって言ったから来たじゃん」


「まぁそうなんだけど……」


「一緒に帰っていい?」


「あぁ〜、まあ良いけど・・・」


帰りの電車の中


「家ってどこ?」


「んん〜、えーと緑川公園の近く」


「あ〜、うちんちの近く!今度あの銅像の下で今度会お!!」


「良いけど・・・メアド交換する?」


「するする!」


かくしてメアドを交換した


「そういえば名前聞いてなかったね、なんていうの?」


「秋川誠也、きみは?」


「赤城恵、お互い出席番号1番仲間だね」


「彼氏っている?」


「万年出来そうも無い、誠也は?」


「同じく独り者、周りがカップルだらけだから肩身が狭い」


「へ〜、じゃ、また後でねー」


「うんじゃあなー」


帰りながらふと気が付いた


「あたし呼捨てにしてたじゃん!!」


その後、呼捨てにしたことをメールで謝ろうか確認を取ろうか真剣に悩みながら帰った


って言うか、もう言っちゃってなんとも無かったんだから普通に呼び捨てで良いってこ


とだよね


っていうか2回続けて長いと読者飽きるよね、もうすでにかなり長いし〜


今何文字ぃ? え?もうすぐ1500字ぃ?! 長くない? あたしにしては


他の人は知らないけど


じゃ、変なトコだけどいったん終わり


後編をお楽しみに〜〜

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