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389 夢の終わり

新年……はだいぶ過ぎてしまいましたが、明けましておめでとうございます

今年も本作をよろしくお願いいたします

「……どうして、どうして来たの?ビードお兄ちゃん」

「イ、イブ……?」



 ビードたち銀獣の4人は、ケインたちの元へとたどり着くべく、ダンジョンを進んでいた。

 そんな彼らの向かう先で待ち構えていたのは他でもない、ビードたちもよく知る少女、イブだった。

 そんなイブが、自分たちに向かって杖を向けている。その姿は、とても信じられるものではなかった。



「ま、待ってくれイブ。俺たちは別に戦いに来たわけじゃ――」



 ギルが弁明しようと、一歩足を踏み出したその時、彼らの側を、赤い炎が通りすがった。

 そしてその炎は、4人から少し離れた背後に着弾し、文字通りの大爆発を巻き起こした。

 ビードはそれを、イブからの〝警告〟、あるいは〝脅し〟であると察した。

 そのため、前に出ようとしたギルと、三人とは事情が違うが故に、敵対心をあらわにしたガルシュリナを宥め、制止させるように手を動かした。



「……わかった、これ以上は近づかない。だから聞いてくれ。俺たちは、話を聞きたいだけなんだ」

「……はなし?」

「あぁ。今、世間で不抜の旅人は、勇者の国を滅ぼした怪物を従え、世界崩壊を企む人類の裏切り者―そんなふうに言われている。だけど俺は、彼がそんなことを考えている人物だとは到底思えない。だから、彼が今、本当はなにを成そうとしているのか、俺たちは、それを聞きに来たんだ」



 ビードの言葉を、イブは一言も発せず聞き続ける。だが、杖を持たぬ左手は握られ、怒り、あるいは悔しさからか、その拳は小さく震えていた。



「……もし、もしケインさまがそういうことをかんがえていたとしたら、どうするの?」

「……その時は止める。例え、不甲斐なく散ることになったとしても」



 イブは感じ取った。彼らは本気であると。必要とあらば、ケインと―自分たちと事を構えるつもりであると。

 そして、その覚悟こそが、ディスクロムの求めている魂の条件であると。

 それならば、イブの取るべき行動は、一つだけだった。



「……ケインさまは、せかいがどうとか、そんなことかんがえてないよ。ケインさまはただ、たいせつな人を、たすけたいだけだから」

「もしかして、その大切な人っていうのは……」

「メリアさまの中には、とってもわるいものがいて、今だって、メリアさまのからだをつかって、こんなことまでおこしたの。……ケインさまにとって、メリアさまはとってもたいせつな人。だから、すべてをとしてでも、メリアさまをたすけたいっておもってる。イブたちだって、おんなじきもちだから」

「そう、か……」



 イブの言葉を受け、ビードたちはなにも言えなくなる。

 たった一つの〝大切〟のために、自分たちはここまで出来るだろうか?それを考えた時、ビードたちはどんな言葉をかければいいかわからなくなっていた。

 ただ一人――



「信用ならないわね」



 ――ガルシュリナを除いては。

 言葉の主であるガルシュリナに、自然と全員の目が向けられる。そこにあったのは、変わらない……いや、むしろ先ほどまでよりも強くなった殺気と、疑念に満ちた視線だった。



「が、ガルシュリナ?信用ならないって、いったいどうして……」

「そうですよ、イブちゃんは嘘をつくような子なんかじゃ……」

「でしょうね。あの子に、そういった駆け引きはまだ早すぎるもの。だから、()()()()()()()()のよ。一番否定しなきゃいけない、メリアってのがメドゥーサで、一国を壊滅させた、っていうことをね。つまりあなたたちには、まだ後ろめたいことがある、ってことよね?」

「……」



 ガルシュリナの指摘に、イブの表情が歪む。

 彼女の指摘はごもっともだった。事実、メリアはメドゥーサであり、様々な事情こそあれど、デュートライゼルを一人で滅ぼした。

 だからこそユアは、そこ以外の事情を話し、納得してもらおうとしていたのだが、逆に彼女の疑念を大きくさせてしまう結果となってしまった。



「別に、全てを話せ、なんて言ってないし、隠し事があることも悪いことじゃない。でも、この場にとっては最大の悪手。あなたはわたしの信用を勝ち取れなかった。つまりあなたは、わたしの敵よ」

「……っ、待てガルシュリナ!早まる――」

「――〝監獄(プリズン)〟!」



 とっさのビードの静止も聞かず、ガルシュリナが一歩踏み込み、イブとの距離を一気に縮めにかかる。

 が、飛び出したガルシュリナがイブの元へとたどり着くよりも先に、イブの監獄(プリズン)が、ガルシュリナを捕らえた。



「――っ、なによこれ……!?」

「……イブは、けいこくしたよ。ちかづかないでって。だから――っ!?」



 自身の警告を無視したからだと、監獄(プリズン)に捕らえたガルシュリナに言おうとするイブ。

 だが、それを言い終わるよりも早く、イブの視界の外側から、攻撃が飛んできた。

 イブはとっさに(フレイム)で相殺を試みるも、距離が近すぎたこと、イブ側の出力が相変わらず大きいことも相まって、イブの想定以上の爆発を引き起こしてしまった。

 結果、イブは爆発に巻き込まれて大きく吹き飛ばされてしまい、ガルシュリナを捕らえていた監獄(プリズン)も、維持できなくなってしまった。



「ガルシュリナ!無事か!?」

「ビード、ギル、セーラ……なにをしているの?」

「なにをしている、って、それはこっちの台詞です!いきなり飛び出すだなんて……なにもなかったからいいですけど、もしなにかあったとしたら――」

「……セーラ、説教はそこまでだ」



 解放されたガルシュリナの元へと駆け寄る三人。そんな三人に対し、ガルシュリナは驚きをあらわにしていた。

 そんなガルシュリナに、セーラは説教でもするかのように話しかけるが、ギルがそれを咎める。

 なにせギルの視線の先には、顔を俯かせたまま、ゆらりと立ち上がるイブの姿があった。



「……どうして。どうしてわかってくれないの?ビードお兄ちゃん」

「……ごめんな、イブ。お前が嘘をついていないことも、俺たちのことを思ってくれていることも分かっているんだ。……でもな、やっぱり俺は、彼に会って、直に理由を聞きたい。納得するしないじゃない、彼の言葉で聞きたいんだ。だから頼む、彼に会わせてくれ」



 俯くイブを前にして、ビードはそう言いきった。それが、イブの望んでいることではないと分かっている。袂を分かつことだと分かっている。

 それでもこうして言いきったのは、もう、後には引けないことを分かってしまったからに他ならない。

 それは、今のイブを見てしまえば、分かりきったことだった。



「……そっか、わかったよ。お兄ちゃん」

『……っ!』

「それならちからづくで、かえってもらうからっ……!」



 ずっと俯いていたイブが顔を上げ、同時に、無数の火炎が現れる。そして、それらは寸分違わずにビードたちへと襲いかかった。

 とはいえ、ビードたちもそれを予期していなかったわけでもなく、後方に飛んで火炎の直撃を回避した。が、炎は地面に着弾した後、そのまま燃え広がっていく。

 やがて、イブたちの周囲は、一面火の海と化していた。



「くっ……!?炎の勢いが強すぎる……!」

「ははっ……分かってはいたが、改めて対峙する、驚異的だと言わざるをえないな」

「感心してる場合!?来るわ!」



 一瞬のうちに、周りを火の海としたイブの魔力量に感心と畏怖を覚えるビードたちだったが、ガルシュリナの言葉を受け、瞬時に気持ちを切り替える。

 そして、飛んできた火球を四方に別れるかたちで回避し、そのままセーラを除く三人は、飛んでくる炎と、それにあわせて、勢いを増していく火の海を掻い潜ってイブの元へと近づいていく。

 だが、イブにあと一歩のところまで迫るたび、イブは自身を監獄(プリズン)で囲み、足下に爆炎を放つことで、爆風をビードたちだけでなく、自身にもぶつけ、吹き飛ばされることで、強引に距離を取る方法をとっていた。

 当然、そんなことを繰り返していれば、魔力の消費は馬鹿にならない。しかし、イブの強大な魔力量が、それを可能としていた。



「くっ……どうするビード!このままだとジリ貧だぞ!?」

「わかってる!もう少し……もう少しだけ持ちこたえろ。そうすれば、チャンスが来る!」



 すでに何度目かの攻撃―もとい、接近を試みている三人が、1ヵ所に集まる。

 三人の狙いは、イブが持つ杖の()()。ビードたちは、イブが魔力操作を苦手としていることを知っている。その補助のために、特注の杖を使っていることも。

 だからこそ、イブと杖を引き離してしまいさえすれば、それだけでイブの強みは一転して、大きな弱点となる。

 宥める。説得する。犯罪者として殺す。ビードたちがどうするにせよ、杖を奪わなければ、イブの攻撃は止まらず、一方的に削られ続ける。いずれにせよ、ビードたちは攻める他無かった。

 だがそれは、イブにとって大きな誤算でしかなかった。



「なんで……どうしてあきらめてくれないの……っ!」

「……諦め?どうして諦める必要が――嗚呼いや、そういうこと」



 炎と熱風が吹き荒れる中、イブの小さな呟きを、ガルシュリナが拾う。

 最初こそ、その意図がわからなかったが、すぐに気がついた途端、ガルシュリナの中で、それまで抱いていた感情が、スッと冷めたような感覚を覚えた。

 そして、一つの感情―怒りだけが、一気に沸き上がってきた。



「……ふざけるな!ふざけんじゃあないわよっ!」

「――ッ!?う、ぁあぁぁああぁぁっ!?」



 ガルシュリナの左腕に魔力が集まり、爪のような形となる。それを、ガルシュリナが振り下ろすと、まるで波斬(スラッシュ)のような、四つに並んだ細い斬撃が飛んでいく。

 それらは減衰しつつも炎を掻き分け、イブの元へと届く。そして、直撃にこそ至らなかったものの、イブの左腕と頬を掠め、切り裂いた。


 痛みが、イブを襲う。

 心の痛みなら、イブは嫌と言うほど負ってきた。

 だが、それと同時に、本当の命の危機に陥った時、いつだってイブは、守られてきた。最初は家族に。そしてケイン、アリス――不抜の旅人の仲間たちに。

 守られてきたからこそ、イブは痛みを知らなかった。相手を傷つけ、あるいは傷つけられる、文字通りの命を賭した、この痛みを。



「わたしたちは、馴れ合いに来た訳じゃない!わたしたちは、覚悟と意思を持ってここに来た!それなのに、あんたはどうだ!?当てる気のない攻撃ばかりで、ただ逃げて、それで心が折れるとでも本気で思っているの!?

 ……前言撤回するわ。あなたはわたしの敵にはなれない。いえ、敵ですらない。あなたはただの、負け犬よ」

「……っ!」

「セーラ!」



 初めての傷を負い、ガルシュリナに鋭い言葉で指摘され、そちらに気を取られていたイブ。だが、聞こえてきたビードの声に反応し―()()を見た。

 4人がいるその場所から、少し離れた場所に佇むセーラ。その頭上にあるは、巨大な水球(ウォーターボール)

 イブは、顔を僅かに青ざめさせた。なにせその方法は、自分たちも一度、やったことのあることだったから。

 あの時に比べれば、全然小さい。だが、今この状況に関しては、それでも十分な大きさだった。



「いっ、けぇぇぇっ!」



 水球(ウォーターボール)がセーラの制御から外れ、地面に向かって落ちていく。そして、地面に触れると同時に大きな波へと変化し、火の海を飲み込んでいく。

 波の勢い自体は、そこまで長くは続かない。それでも、広範囲に広がりを見せていた炎のほとんどは、鎮火させられてしまっていた。

 そうなってしまえば、見えてくるのは―あまりにも無防備すぎる、イブの姿。そんなチャンスを、彼らがみすみす逃すはずもなく――



「――っ、しまっ――」



 距離を詰めたギルが、渾身の力を込めて杖の柄を殴り付け、イブの手から、杖を強引に弾き飛ばした。



(……イブの、負け?)



 イブの視界が、白く染まっていく。

 手の中にあった感触は消え、大好きだった人たちの、イブを敵視する視線が突き刺さる。



(イブのせいで、みんながこまる?)



 白くなった視界の中で、二人の人影が、イブに向かって動き出す。

 それに伴い、イブの思考も白くなっていく。聞こえてくる音も、声も、次第に薄くなっていく。



(やだ……いやだ、やだやだやだ)



 自身を制する(もの)を失い、無防備となった少女は、もはや何も成すことはできない。

 抵抗も、反撃も、なにもかも。



(いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ)



 それでも、定められた運命というものがあるならば、その運命はきっと、彼女たちを嘲笑っているのだろう。



「そんなのっ、やだ――ッ!」



 ――その瞬間、すべての音が消えた。





















「……え?」



 音の消えた世界で、それが、誰の口から溢れた言葉なのかはわからない。誰も、なにが起きたのかを理解するだけの時間はない。

 ただ一つ分かることは――ギルの足と、セーラの片腕が、跡形もなく消し飛んだ、ということだけだった。



「ぁ、あぁぁあぁぁぁぁっ!?」

「い、っあぁぁあぁぁぁぁっ!?」



 遅れて、ギルとセーラの苦痛に満ちた悲鳴が上がる。足を失い、立つことのできないギルは、地面をのたうちまわり、セーラも痛みに耐えられず、その場に崩れ落ち、うずくまってしまった。



「っ、ギル!セーラ!?」



 二人の苦痛に喘ぐ声で、我を取り戻したのか、ビードはギルの、ガルシュリナはセーラの元へと駆け出す。

 そして、今なお苦しむ二人を抱き抱えた。



「ぅが、ぁっ、がぁぁっぁあっ!?」

「おい!しっかりしろ!ギル!」

「っあ、ぐぇぁ、かっぁ、っ!?」

「くっ……!暴れん、な……?」



 酷い激痛からか、ビードの声にも反応を示さないギルを抱えながら、ビードは未だ僅かに浸水している地面の一部から、ゴポゴポという音と共に、蒸気が立ち上がっていることに気がついた。

 さらに、その蒸気の発生源であろう地面には、そこが熱源であるかといわんばかりに、高熱を帯びて赤く発色している、抉れ後が残されていた。

 それは、ギルが転げたことでずれてしまったとはいえ、ちょうどギルとセーラを繋ぐかのように、不自然なほど一直線に続いている。

 そして、蒸気の途絶えたその先に―イブが居た。


 そんなイブはというと、おぼつかない足取りで一歩、また一歩と後ずさっていた。

 視界は点滅を繰り返し、喉からはひゅうひゅうと息が漏れるばかりで、声が出ることはない。

 それでも、目の前の現実が変わるわけでもなく。

 やがて、後退を続けたイブの足に、コツンと何かがぶつかる。それは、ギルによって弾き飛ばされたイブの杖だった。

 それを見た瞬間、イブは有無を言わさぬ速度で杖を手に取ると、震える身体をそのままに、杖をビードたちに向けた。



「か……って……かえって!」

「イブ……」



 覇気も敵意もなにもなく、ただ癇癪を起こしているだけのようなイブ。その姿を見たビードは、もはやイブは、戦うことが出来なくなってしまったのだと感じた。

 今なら、ビードとガルシュリナの二人だけでも、イブを無力化することは容易いだろう。

 だがそれでも、もはやビードは、戦いに向けるだけの気力を失ってしまっていた。



「……帰るぞ、ガルシュリナ」

「っ!でもっ……ううん、そう、ね……」



 ガルシュリナは、自分たちはまだ戦えると、そう言おうとした。

 だが、ギルとセーラは致命的な重傷、ビードは戦うだけの余力こそあれど、気力に関しては失われてしまったと言って間違いない。

 ―ならば、自分はどうだろうか?

 確かに、戦えるだけの余力はある。今なら、一人でもイブをどうにかできる。そう思っているのに、ガルシュリナの身体は、竦むようにして前に動けなくなっていた。

 それが意味することを、ガルシュリナは察してしまったのだ。


 未だ苦痛に喘ぐギルをビードが、セーラをガルシュリナが背負い、来た道を引き返すべく、背を向ける。

 その際、ビードはチラリと、イブの方を見た。


 ―その表情は、今にも泣き出しそうで、それを我慢している、酷いものだった。



「……じゃあな、イブ」



 ビードはそう言い残し、その場を去っていく。

 やがて、彼らの姿が完全に見えなくなったところで、イブは一人、力無く地面に崩れ落ちる。

 その瞬間、必死に押さえ込んでいた感情が、一気に爆発した。



「ぅっ、ぅぐ……っ、ぉえっ……!」



 視界の歪みが酷くなる。吐き気の混じった嗚咽が止まらず、イブの心を強く締め付ける。


 ―心のどこかで、イブは夢を見ていた。誰も彼もが、ハッピーエンドを迎えられると、そんな夢を信じていた。

 だが、そんな夢を、他でもない、イブ自身が壊した。無意識と言えど、イブは二人の人生を壊した。

 もうあの二人には、最上のハッピーエンドはやってこない。そうしたのは、イブなのだ。



「ぁ、うぅ……うぁぁあぁぁぁぁ……っ!!」



 他に誰もいない一人ぼっちの空間に、イブの痛烈な泣き声が響き渡る。

 ―イブの夢が、終わりを告げた瞬間だった。

一時的に更新の仕方を変えては見たものの、思っているよりも更新できず、色々と辛くなってきたので、元の更新方法に戻そうかなと思います

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