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遅刻でラッキー♪

作者: peach-pit
掲載日:2008/01/14

私、倉田由香(くらたゆか)!

普通の高校生でーす。



私は普通6:30に起きるなきゃいけないのに7:30に起きてしまった。


「やばやばやばーい(@□@)」


私はバタバタ。

家じゅうを走り回る。


「おらぁ姉貴!!走りまわんな(`□´メ)。うるせーんだよ」


私の足がピタッと止る。


「なんだとー?!しょうがないでしょ!寝坊したんだからぁ (涙;)」

「そんなの姉貴がわりーんだよ!走り回るなら外でやれ」

「準備してんの!!」


私は弟と毎朝喧嘩してる。


体力と気力がもたん・・・。



私の弟、渉(しょう)。

実は私と渉(しょう)は血の繋がっていない兄弟なんだ。

けど私にとって大切な弟。

だけど・・・

コイツ今も昔もヤンキ−やってて悪い奴。

夜は遅いし、学校サボるし・・・。

いちお中学生なんだよねぇ。



はぁ・・。将来どうなるんだろ・・・。




「わっ?!もうこんな時間!」


時計を見ると7:50だった。


「い・・・行ってきます!!」


私は急いでドアノブに手をかけた瞬間、

「姉貴行ってらぁ♪」

「行ってき↑↑」


私は急いでたせいで声が裏返ってしまった。


でも今はそんなのどーでもいい!


私は気にせず家を出て、もうダッシュした。




学校がみえた。


しかしチャイムが鳴ってしまい、先生が門を閉め始める。


「ちょ、ちょっと待ってせんせー!」


私は叫んだが気づいてくれない。


くそー!




「来い」




門の上から手を出している人がいた。


私はその手を握り、学校に入れた。



「あ、ありがとうございました」


よく見ると、野球部エース。カッコイイ。運動神経抜群の先輩だった。


「別に。俺も遅刻寸前だったし(^^)」


先輩はニコッと笑う。




ドキ−ン(///□///)



私の胸が高鳴った。


なんだろ・・・。この気持ち。



「あの!名前教えて下さい(>□<)」

「俺は笹木宏(ささきひろ)。よろしく」

「私は倉田由香(くらたゆか)です」


笹木(ささき)先輩は時計を見て「やばっ」と言った。


「わりぃ俺用事あんだ!じゃな」


先輩は走っていってしまった。


けど私は

「また会ってください!」

    と叫んだ。


・・・聞こえたかな?




「おう(・▽<)/~~~」




先輩は校舎の窓から叫んでくれた。


・・・嬉しい♪


これって・・・恋なのかな?





教室に入ると先生に何分間か説教された。


けどみんなは「授業つぶれた」と喜んでいた。





ーー休み時間ーー

「由香(ゆか)。おっはぁ♪」

「おはよぉ」



このコは親友の波木(なみき)コロン。




「あのねぇコロン♪・・・えへへっ(●‐∪‐●)」

「なに?キモイよ」

「私恋しちゃった」

「マジ?!誰誰??????」


「笹木(ささき)先輩♪」

「えー?!あの人気の?すごいねー」


会話は少し止った。


「でもね笹木(ささき)先輩ってバリバリモテるんだよ?」

「え」


それじゃぁ私勝ち目無いじゃん・・・。


私は下を向く。


「よし!このコロン様が先輩のアドを聞いて来てあげよう!!」

「え?!そんなこと出来るの?」

「うん」


そう言うとコロンは教室を飛び出した。


ホント大丈夫かな・・・?




キーンコーンカーンコーン




授業の始まりのチャイムが鳴り響く。


コロン・・・。



先生が教室に入ってきた。


「はい。授業を始め・・・」




ガラッ




思いっきりドアが開いた。


みんながザッと見る。


その視線の先にはコロンがいた。


「遅れて・・・すいません」


コロンは走ったのか息切れしている。


「早く座れ」

「はい」


コロンは無言で自分の席に座る。



私は授業に使うものを出す。


<由香(ゆか)>


私は準備していた手を止める。


コロンが話し掛けていた。


<何?>

<ア・ド・レ・ス(・ω<)☆>

<え?!>

<はい>


コロンは私の机の上に二つ折りした紙を置く。


私は先生に見つからないように紙を開く。




『これが先輩のアドだよン♪  ○○○○@ezweb.ne.jp』




先輩auなんだぁ・・・。


ってかコロンすごッ!


どうやって聞き出したんだろ・・・。


絶対近寄れないだろうし、先輩に恨まれるかもしれないし・・・。


あとで聞こっと!





ーー昼休みーー

「ねーコロン!どうやって聞いたの?」

「お兄ちゃんに聞いたの♪」

「おー!」


そうだ。コロンにはカッコイイお兄さんがいたんだ!


「へぇ。頭良いね!」

「普通だよ」


「そうだ!メールしてみたら?\(・▽・)_」

「え?!でもなんて送ったら・・・」

「『こんにちわ。朝お会いした倉田由香(くらたゆか)です。返事お願いします』でいいんじゃない?」

「そうだね」



私はコロンが言ったとおりに送る。



ピッ



《送信完了》



・・・返事来るかなぁ?


「返事来るよ!」

「うん(^^)」



♪〜ピロピロピロ



携帯の着信音だ。


「誰から??」


受信箱を見てみる。


「・・・先輩だ!!」

「やったじゃん\(>▽<)/」

「うん」



メールを開く。



『メールサンキュ☆覚えてるぜ。あのときの遅刻しそうだった子だよな(笑)』



「先輩だ・・・。やったぁ♪」


私は心から喜ぶ。


「返事送りなよ!」

「うん」




『返事ありがとうございます。ほかにメールしてる人いるんですか?』




「これでいいかな・・・?」


私はコロンに作成した文を見せる。


「おお!大たーん(¬▽¬)ゞ」

「えへへっ」



ピッ



《送信完了》


なんて来るだろ・・・。




♪〜ピロピロピロ


『男子のダチはメールしてるぜ。女子はしてねーな。もしかして心配してんのか?』



「ありゃりゃ〜。バレたねぇ」


コロンがヒョイッと携帯を覗く。


「み、見ないでよッ!」


私は顔を真っ赤にしながら携帯を隠す(///_///)




私はコロンが向こうを見てる間に文を書く。



『し、、、心配なんてしてないですよッ!』



ひそかに送信する。



「あー!今送信したでしょ!!」



ギクッ



「なんで分かったの?!」


コロンは見てないはずなのになんで?!


超能力?!


・・・ンな訳無いか。



「もう何日も携帯の音聞いてるし、聞きなれたわぁ」



くそぉ・・・。



「で。なんて送ったの?」


「な・い・しょ☆」


私はウインクする。



♪〜ピロピロピロ



「「来たぁ」」


2人は声を合わす。



『ハハハ(笑)。照れるなよな』



「先輩意地悪だねぇ」

「うん・・・(//・∀・//)」


私は先輩がどんなに意地悪でもいい。


先輩が大好きだから。


「ね!デート誘ったら?」

「・・・無理だよぉ」


だって・・・、先輩モテてるし。


私1人が先輩といたら恨まれる。


でも一番怖いことは・・・、



先輩に相手されないことと嫌われる事。



それがなによりも怖い(。_。`)



「大丈夫だって!送ってみたら?」


コロンは由香(ゆか)の肩をポンッと叩く。



私は一度チャレンジしてみることにした。



『今度暇なときどっか行きませんか?』



緊張しながら送信ボタンを押す。



ピッ



メールを送った。



「返事絶対OKだよ!」


コロンは私がしょんぼりしていると必ず元気付けてくれる。


良い友達♪



♪〜ピロピロピロ



2人はドキドキしながら受信箱を開く。



『別にいいぜ』



や・・・やったぁ!!


私は心から喜んだ。


テストで100点とるよりも嬉しい!


「やったじゃん!」

「うん」


私はいつの間にか泣いていた。




『また暇な時教えて下さい』




送信した。




「あ!次音楽だよ。行こ?」

「うん!」



私は机から音楽でいるものを持って教室から出て行った。



音楽室は先輩のいる教室の前を通る。


結構運が良い(^^♪




「笹木(ささき)くーん」


私はコロンと一緒に階段の踊り場に着いた時、教室の方で女子の声がした。


私はついつい覗き見をしてしまう。



「今度どっか行こうよぉ」


女子は甘い声をだしてアピールする。


「やだね。俺女子とはどこも行かねー趣味でな」


笹木(ささき)先輩が断ると女子の先輩は「えー」と言いながら教室に入って来た。



・・・でも、女子とは行かない趣味なのにどうして私と約束したの?


もしかして嘘なの?


「笹木(ささき)先輩!」


私は思わず先輩の名前を呼んでしまった。


「倉田(くらた)?!」


「どうして女子とは行かないのに私とは約束したんですか?!」


「・・・お前には少し興味があるからな(^▽^)。ほかの奴には内緒やで」


そう言って右手を挙げながら教室に入って行った。



・・・興味がある・・・。



ホントなのかな?


嘘でも嬉しい♪



「由香(ゆか)。やったじゃん」


「うん〜(●^▽^●)」


私は顔がにやける。


何度も何度も先輩の言葉を思い出してしまう。


そのせいで授業も聞いておらず、顔を真っ赤にしたせいで先生に誤解され、コロンに保健室に連れて行かれた。




ーー保健室ーー

「大丈夫?由香(ゆか)〜」

「大丈夫だよ。もー先生も心配しすぎだしー(−△ー;)」


私はべッドに横になる。


でも温かいし授業さぼれるからラッキー♪




ガラッ




誰かが入ってきた。


「せんせー。だるいっス〜」


ホントにだるそうな男の人が先生を呼んでいる。


でもなんだか聞いたことのある声。


私は閉めているカーテンをそっと開け覗き見。




なんとそこには笹木(ささき)先輩がいた。




「先生は出張ですよ」


コロンが話し掛ける。


「ありゃ?波木(なみき)の妹?なんでココに・・・??」


「由香(ゆか)が倒れちゃって着いてきたんです」


「え?!」


先輩はカーテンをバッと開けた。


「こ、こんにちわ」


私は苦笑い。


「倒れたって・・・大丈夫かよ?!」

「はい。別にたいした事はないんで」


先輩が目の前にいる〜(●@□@●)


そう思うと顔が真っ赤になる。


「顔あけーぞ?熱あんのか?」

「え?!・・・あ、ありません!」


私はフッと周りを見た瞬間コロンの姿が無かった。


あいつ〜。




それにしても先輩のほうこそ大丈夫なのかな・・・?


「先輩は大丈夫ですか?」


プッ


先輩は急に笑い出した。


「え?!なんで笑ってるんですか?!」

「あれは演技だよ(・U<)☆」


「え。仮病ってことですか?」

「うん」


・・・なぁんだぁ。


私は体の力が抜けた。


心配して損したぁ(´○`)






「お前がココを出るまでいてやるよ」






・・・え?



「どう・・・してですか?」



「いいから!暇なんだよ」


・・・先輩顔真っ赤だよ?


優しいな、先輩♪



「ありがとうございます(^U^)」



なんだか・・・どんどん先輩のことなんか分かっていく気がするな。


嬉しい(^^♪



「倉田(くらた)ってさ、好きな奴とかいんの?」


「え?!な・・・なんでですか?!」


私の顔は真っ赤。


「聞きてーんだよ」


どうゆう意味なんだろ・・・。


よく分かんないケドこれって告白のチャンス?!


おぉ〜し!!




「います」




「・・・誰?」





「・・・先輩、、、です(///_///)」






告白した瞬間、先輩は顔を赤らめ、ビックリしている。






「俺も・・・好きなんだけど・・・」










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― 新着の感想 ―
[一言] おひさしぶりです☆RISA☆さん。 分かりやすい恋愛物語でよかったです。ですけど倉田が何も苦労せずとんとん拍子に進むお話なので読んでいるほうは変化が乏しく感じます。何か事件が起こると良いと思…
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