遅刻でラッキー♪
私、倉田由香!
普通の高校生でーす。
私は普通6:30に起きるなきゃいけないのに7:30に起きてしまった。
「やばやばやばーい(@□@)」
私はバタバタ。
家じゅうを走り回る。
「おらぁ姉貴!!走りまわんな(`□´メ)。うるせーんだよ」
私の足がピタッと止る。
「なんだとー?!しょうがないでしょ!寝坊したんだからぁ (涙;)」
「そんなの姉貴がわりーんだよ!走り回るなら外でやれ」
「準備してんの!!」
私は弟と毎朝喧嘩してる。
体力と気力がもたん・・・。
私の弟、渉。
実は私と渉は血の繋がっていない兄弟なんだ。
けど私にとって大切な弟。
だけど・・・
コイツ今も昔もヤンキ−やってて悪い奴。
夜は遅いし、学校サボるし・・・。
いちお中学生なんだよねぇ。
はぁ・・。将来どうなるんだろ・・・。
「わっ?!もうこんな時間!」
時計を見ると7:50だった。
「い・・・行ってきます!!」
私は急いでドアノブに手をかけた瞬間、
「姉貴行ってらぁ♪」
「行ってき↑↑」
私は急いでたせいで声が裏返ってしまった。
でも今はそんなのどーでもいい!
私は気にせず家を出て、もうダッシュした。
学校がみえた。
しかしチャイムが鳴ってしまい、先生が門を閉め始める。
「ちょ、ちょっと待ってせんせー!」
私は叫んだが気づいてくれない。
くそー!
「来い」
門の上から手を出している人がいた。
私はその手を握り、学校に入れた。
「あ、ありがとうございました」
よく見ると、野球部エース。カッコイイ。運動神経抜群の先輩だった。
「別に。俺も遅刻寸前だったし(^^)」
先輩はニコッと笑う。
ドキ−ン(///□///)
私の胸が高鳴った。
なんだろ・・・。この気持ち。
「あの!名前教えて下さい(>□<)」
「俺は笹木宏。よろしく」
「私は倉田由香です」
笹木先輩は時計を見て「やばっ」と言った。
「わりぃ俺用事あんだ!じゃな」
先輩は走っていってしまった。
けど私は
「また会ってください!」
と叫んだ。
・・・聞こえたかな?
「おう(・▽<)/~~~」
先輩は校舎の窓から叫んでくれた。
・・・嬉しい♪
これって・・・恋なのかな?
教室に入ると先生に何分間か説教された。
けどみんなは「授業つぶれた」と喜んでいた。
ーー休み時間ーー
「由香。おっはぁ♪」
「おはよぉ」
このコは親友の波木コロン。
「あのねぇコロン♪・・・えへへっ(●‐∪‐●)」
「なに?キモイよ」
「私恋しちゃった」
「マジ?!誰誰??????」
「笹木先輩♪」
「えー?!あの人気の?すごいねー」
会話は少し止った。
「でもね笹木先輩ってバリバリモテるんだよ?」
「え」
それじゃぁ私勝ち目無いじゃん・・・。
私は下を向く。
「よし!このコロン様が先輩のアドを聞いて来てあげよう!!」
「え?!そんなこと出来るの?」
「うん」
そう言うとコロンは教室を飛び出した。
ホント大丈夫かな・・・?
キーンコーンカーンコーン
授業の始まりのチャイムが鳴り響く。
コロン・・・。
先生が教室に入ってきた。
「はい。授業を始め・・・」
ガラッ
思いっきりドアが開いた。
みんながザッと見る。
その視線の先にはコロンがいた。
「遅れて・・・すいません」
コロンは走ったのか息切れしている。
「早く座れ」
「はい」
コロンは無言で自分の席に座る。
私は授業に使うものを出す。
<由香>
私は準備していた手を止める。
コロンが話し掛けていた。
<何?>
<ア・ド・レ・ス(・ω<)☆>
<え?!>
<はい>
コロンは私の机の上に二つ折りした紙を置く。
私は先生に見つからないように紙を開く。
『これが先輩のアドだよン♪ ○○○○@ezweb.ne.jp』
先輩auなんだぁ・・・。
ってかコロンすごッ!
どうやって聞き出したんだろ・・・。
絶対近寄れないだろうし、先輩に恨まれるかもしれないし・・・。
あとで聞こっと!
ーー昼休みーー
「ねーコロン!どうやって聞いたの?」
「お兄ちゃんに聞いたの♪」
「おー!」
そうだ。コロンにはカッコイイお兄さんがいたんだ!
「へぇ。頭良いね!」
「普通だよ」
「そうだ!メールしてみたら?\(・▽・)_」
「え?!でもなんて送ったら・・・」
「『こんにちわ。朝お会いした倉田由香です。返事お願いします』でいいんじゃない?」
「そうだね」
私はコロンが言ったとおりに送る。
ピッ
《送信完了》
・・・返事来るかなぁ?
「返事来るよ!」
「うん(^^)」
♪〜ピロピロピロ
携帯の着信音だ。
「誰から??」
受信箱を見てみる。
「・・・先輩だ!!」
「やったじゃん\(>▽<)/」
「うん」
メールを開く。
『メールサンキュ☆覚えてるぜ。あのときの遅刻しそうだった子だよな(笑)』
「先輩だ・・・。やったぁ♪」
私は心から喜ぶ。
「返事送りなよ!」
「うん」
『返事ありがとうございます。ほかにメールしてる人いるんですか?』
「これでいいかな・・・?」
私はコロンに作成した文を見せる。
「おお!大たーん(¬▽¬)ゞ」
「えへへっ」
ピッ
《送信完了》
なんて来るだろ・・・。
♪〜ピロピロピロ
『男子のダチはメールしてるぜ。女子はしてねーな。もしかして心配してんのか?』
「ありゃりゃ〜。バレたねぇ」
コロンがヒョイッと携帯を覗く。
「み、見ないでよッ!」
私は顔を真っ赤にしながら携帯を隠す(///_///)
私はコロンが向こうを見てる間に文を書く。
『し、、、心配なんてしてないですよッ!』
ひそかに送信する。
「あー!今送信したでしょ!!」
ギクッ
「なんで分かったの?!」
コロンは見てないはずなのになんで?!
超能力?!
・・・ンな訳無いか。
「もう何日も携帯の音聞いてるし、聞きなれたわぁ」
くそぉ・・・。
「で。なんて送ったの?」
「な・い・しょ☆」
私はウインクする。
♪〜ピロピロピロ
「「来たぁ」」
2人は声を合わす。
『ハハハ(笑)。照れるなよな』
「先輩意地悪だねぇ」
「うん・・・(//・∀・//)」
私は先輩がどんなに意地悪でもいい。
先輩が大好きだから。
「ね!デート誘ったら?」
「・・・無理だよぉ」
だって・・・、先輩モテてるし。
私1人が先輩といたら恨まれる。
でも一番怖いことは・・・、
先輩に相手されないことと嫌われる事。
それがなによりも怖い(。_。`)
「大丈夫だって!送ってみたら?」
コロンは由香の肩をポンッと叩く。
私は一度チャレンジしてみることにした。
『今度暇なときどっか行きませんか?』
緊張しながら送信ボタンを押す。
ピッ
メールを送った。
「返事絶対OKだよ!」
コロンは私がしょんぼりしていると必ず元気付けてくれる。
良い友達♪
♪〜ピロピロピロ
2人はドキドキしながら受信箱を開く。
『別にいいぜ』
や・・・やったぁ!!
私は心から喜んだ。
テストで100点とるよりも嬉しい!
「やったじゃん!」
「うん」
私はいつの間にか泣いていた。
『また暇な時教えて下さい』
送信した。
「あ!次音楽だよ。行こ?」
「うん!」
私は机から音楽でいるものを持って教室から出て行った。
音楽室は先輩のいる教室の前を通る。
結構運が良い(^^♪
「笹木くーん」
私はコロンと一緒に階段の踊り場に着いた時、教室の方で女子の声がした。
私はついつい覗き見をしてしまう。
「今度どっか行こうよぉ」
女子は甘い声をだしてアピールする。
「やだね。俺女子とはどこも行かねー趣味でな」
笹木先輩が断ると女子の先輩は「えー」と言いながら教室に入って来た。
・・・でも、女子とは行かない趣味なのにどうして私と約束したの?
もしかして嘘なの?
「笹木先輩!」
私は思わず先輩の名前を呼んでしまった。
「倉田?!」
「どうして女子とは行かないのに私とは約束したんですか?!」
「・・・お前には少し興味があるからな(^▽^)。ほかの奴には内緒やで」
そう言って右手を挙げながら教室に入って行った。
・・・興味がある・・・。
ホントなのかな?
嘘でも嬉しい♪
「由香。やったじゃん」
「うん〜(●^▽^●)」
私は顔がにやける。
何度も何度も先輩の言葉を思い出してしまう。
そのせいで授業も聞いておらず、顔を真っ赤にしたせいで先生に誤解され、コロンに保健室に連れて行かれた。
ーー保健室ーー
「大丈夫?由香〜」
「大丈夫だよ。もー先生も心配しすぎだしー(−△ー;)」
私はべッドに横になる。
でも温かいし授業さぼれるからラッキー♪
ガラッ
誰かが入ってきた。
「せんせー。だるいっス〜」
ホントにだるそうな男の人が先生を呼んでいる。
でもなんだか聞いたことのある声。
私は閉めているカーテンをそっと開け覗き見。
なんとそこには笹木先輩がいた。
「先生は出張ですよ」
コロンが話し掛ける。
「ありゃ?波木の妹?なんでココに・・・??」
「由香が倒れちゃって着いてきたんです」
「え?!」
先輩はカーテンをバッと開けた。
「こ、こんにちわ」
私は苦笑い。
「倒れたって・・・大丈夫かよ?!」
「はい。別にたいした事はないんで」
先輩が目の前にいる〜(●@□@●)
そう思うと顔が真っ赤になる。
「顔あけーぞ?熱あんのか?」
「え?!・・・あ、ありません!」
私はフッと周りを見た瞬間コロンの姿が無かった。
あいつ〜。
それにしても先輩のほうこそ大丈夫なのかな・・・?
「先輩は大丈夫ですか?」
プッ
先輩は急に笑い出した。
「え?!なんで笑ってるんですか?!」
「あれは演技だよ(・U<)☆」
「え。仮病ってことですか?」
「うん」
・・・なぁんだぁ。
私は体の力が抜けた。
心配して損したぁ(´○`)
「お前がココを出るまでいてやるよ」
・・・え?
「どう・・・してですか?」
「いいから!暇なんだよ」
・・・先輩顔真っ赤だよ?
優しいな、先輩♪
「ありがとうございます(^U^)」
なんだか・・・どんどん先輩のことなんか分かっていく気がするな。
嬉しい(^^♪
「倉田ってさ、好きな奴とかいんの?」
「え?!な・・・なんでですか?!」
私の顔は真っ赤。
「聞きてーんだよ」
どうゆう意味なんだろ・・・。
よく分かんないケドこれって告白のチャンス?!
おぉ〜し!!
「います」
「・・・誰?」
「・・・先輩、、、です(///_///)」
告白した瞬間、先輩は顔を赤らめ、ビックリしている。
「俺も・・・好きなんだけど・・・」




