表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

何も起こらないで欲しい(仮)

作者: チビ太

この学校には言い伝えがある。

数字が揃ったその年に何らかの出来事がおこるのだと……。


***


「はぁ?」


怪訝な声を上げたのは轟 千鶴(とどろきちづる)である。


「あれー?知らないの?有名じゃん。この学校の数奇伝説」


「知らないよ!何?その数奇伝説って」


心底意味がわからんと千鶴が問えば幼なじみであり友人であり同じクラスの笹岡 上総(ささおか かずさ)がニヤリと笑い説明した。

曰く、この私立青嵐高等学校には昔からこの数奇伝説と言うものが言い伝えられているらしい。

その内容とは数字の付いている名前の生徒が1~9まで揃った年に何かが起きるというものだった。


「へぇー。そんな言い伝えがうちの学校にあるんだー。でも上総なんでそんな詳しいの?私らまだ入学したてじゃん」


千鶴の言う通り彼女らは四月に入学したばかりの一年生である。

そして、まだ今の暦は四月。まだ、部活などにも入っていないので部活の先輩にも聞くことは出来ない。


「いやいや、今、有名って言ったよね?」


「そんな学内限定の話入学してすぐ有名だからって耳にはいらないでしょー?!」


そんなにバカじゃない!と怒る千鶴を宥めながら上総は笑いながらあっさりと種明かしをした。


「お母さんがここの学校出身だったんだよ。

でも、実際にこの数奇伝説って有名だから詳しい内容はともかく“数奇伝説”って言葉はすぐに耳に入ったけどね。」


「そういえばおば様ここの卒業生だったっけ。なるほどねー。」


と、うんうん頷いたあと千鶴は「で?」と上総に聞いた。


「何もこんな抽象的な話で終わらせる何てことないんでしょ?」


そう水を向ければ上総はにんまりと不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫のように笑った。


「そう、ここからが本題。

この数奇伝説に出てくる1~9の数字がね、私達の代が入学したことにより揃うのよ。

しかもこの伝説の元になったと言われてる一青(ししど)二十里(ちりふじ)三亥(かずい)四阿(あずま)五十川(あいかわ)六道(りくどう)七種(さえぐさ)八朔(ほづみ)九曜(くよう)がそろうの。」


これは何か起こるような気がしない?と笑った。

思い付いたので投稿してみました。

一応連載になる、予定だったもの( ̄▽ ̄;)

思い付いたら連載しようかな、とは思っています。

やる気なし主人公と乙女ゲーでいう攻略者といわゆるゲームでいう愛され主人公。

……つまり二番煎じですよね。わかってます。

なのでまぁ…連載してもなぁ…という風に思ってます←

ファンタジーなのは…恋愛要素ないからということと、あと一応【数奇伝説】というものも考えたので…(´゜ω゜`)

なにかしらご指摘ありましたらよろしくお願いしますm(_ _)m


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 一体なにが起こるのか気になる終わり方ですねぇ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ