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【プロットタイプ】独りで生きていける事

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

人に貢がれるのは気持ちの良いことかも知れないけど、それをよすがにするのは、まぁ好きではなく。


鏡花が嘗められたら、真っ先にブチ切れそうなのが瑠衣たんだよなぁ。

常日頃から喧嘩紛いの戯れを行っているが、結局互いが互いに思っている事はただ一つ。

――絶対に一人でも生きていけること。

――絶対に一人でも生きていけること。


『生活費ぐらい夫が全額払いなさいよ。甲斐性なし』、『男は好きな女の為なら幾らでも金を掛けられる』。そんな言葉がネットでも現実でも飛び交っている。

鏡花と共に街を歩いている時にも、そんな話を耳にした。どの年代の、どんな女性が言ったのかは分からない。ただその発言はしっかりと耳に届いた。

うちではデートは勿論、生活費も互いが互いに折半を行っている。自分で買うものは自分の金で。それこそが俺達が一緒になる時の決定事項だった。

「瑠衣たんさぁ」

隣を歩く女のしっとりとした声。寝起きの様な、静かな怒りを表した様な、兎に角何時ものハイトーンではない声音だった。

一瞥をやると、無機質な双眸が前を向いていた。

「私達が死ぬまで兄妹の様に、悪友の様にずっと割り勘していこうね」

子供が願う様な甘い言葉、語尾。けれども声は依然として、その女の本性を表していた。低く、逆らう事を許さない様な、そんな声音。

「嫌じゃないのか」

「嫌じゃない。分けられる負担は二人で分け合ってたい。

誰かに一方的に、それも自分の殆どを負担させるということは、決定権も、主導権も、全てを相手に委ねるということ。一種の依存状態。だってその人が居ないと生活がままならないってことだから。そっちの方が嫌」

俺が此奴と一緒になる事を決めたのは、『俺が先立っても一人でも生きていける』と踏んだからだ。元々病弱で突然死んでも一人で気楽に生きていけると、そう思ったから。

『瑠衣ってさ、鏡花に恋愛してはいないけど、絶対に信頼はしてるよね』、『鏡花を舐められたら真っ先に怒るでしょう?』 そんな知人の言葉が脳裏に木霊した。

「まぁ私に強制させるなら、金やら努力やらせしめるけども、そうじゃないならね。世の中ギブアンドテイクだよ」

そろそろ『仏様も聞いてる』書きたいね。

でもネタ忘れちゃった。真面目系ウケるのかな?


以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。

面子と意地だけで私は物を書きます。


生活費ぐらい旦那が出しなさいよ。甲斐性なし。

男は好きな相手になら、幾らでも金を出せる。


そうかもね。私はそうなって欲しくないし、そんな事させたくないけど。

こう思うのは、相手の立場を自分より上に立たせたくないという意地があるんですよ。プライドの問題。

喧嘩した時に『この間奢ってやったのに、なんだよグチグチと』とか言われたくない。


自分の欲しい物、または生活費に至るまで相手に支払わせるという事は、自分の生き方、決定権を相手に委ねているという事です。


つまり、モラハラされても、浮気をされても、すぐにその人と別れられないんです。

生命線握られてるから。相手の言いなりになりやすい。

だから妊娠、出産等々、動けない時以外は全て割り勘でいたい。


一人で生きていける人って、それだけ経済力があるから何時でも誰かを切れるんです。媚びを売る必要さえない。


瑠衣が望みそうな人。

一人でも生きていける程に強い人間。

二人とも、同居人が居なくなったら落ち込むとは思うけど、一年後には普通に過ごしてそう。


だから夫や妻ではなく、『同居人』。

一緒に暮らしている人。

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