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06.探索開始



リアルでやる事を全て終わらせて、

DFWOの世界に帰ってきた……ただいま、DFWO



さて、まずは鑑定で装備から調べよう




古いワンピース:古く少し汚れているワンピース

[耐久:- レア:N 品質:F ]


古い靴:古く少し汚れている靴

[耐久:- レア:N 品質:F ]




……初期装備ならこんなものなのだろう。

ただの汚れた真っ黒な飾りなど一切付いてないワンピースと靴……可愛くないです。




それに汚れが気になる……あっ、そう言えば生活魔法に汚れを落とせる魔法が……クリーン(洗浄)




[生活魔法が、Lv.2に上がりました]


《身体が浄められました、現在装備している装備品、武器も洗浄されました。》




お、装備も綺麗になるなんて、嬉しい誤算です。



次は部屋を調べたいんだけど、この部屋暗すぎない?夜目は効くけど、カーテンを開けて少し光を……あっ、今ゲーム内は朝な、の…………




《HPが0になりました。周囲に蘇生が可能なプレイヤーがいない為、リスポーン地点へ転送されます。デスペナルティはLv10以下の為、ありません。》




……眼を開けると暗く狭い所に寝かされていた。

あ、これ棺桶……私、死んだ?



ログをチェックすると……




[陽の光による継続ダメージにより死亡]




……あー、忘れてた私お日様ダメなんでした。




[鑑定が、Lv.2に上がりました]

[闇夜に生きる者が、Lv.3に上がりました]

[HP·MP自動回復がLv.3に上がりました]




スキルレベルが上がってる……とりあえず棺桶から、また出てって、ちょっと待って…………私、大変な事に気付いてしまいました。




私、カーテンを開けたまま死んでしまいました。




このまま棺桶から普通に出たら、またお日様の光で灰になり、死んでしまうかも……それは流石に避けたい。




…………あっ、良いこと考えた、棺桶の蓋を盾にして棺桶から出て、華なる者の出番です。




華のカーテンをイメージして、日光遮断!




……華、咲かない?もしかしてレベルが足りない?

それに何も出てきません




どうしよう、もう打つ手無し……?




打開策を考えていた、その時……窓際の床から、棘のある蔦が絡まりながら沢山伸びて、あっという間に成長。……緑のカーテンのできあがりです




……でも、なんで華が咲かないんだろう?

蔦に指先で、少し触ってみる。




すると指で触れた所から広がるように、薔薇の花が咲き始めた……綺麗




[レベルが、Lv.2に上がりました]

[華なる者が、Lv.2に上がりました]

[華魔法が、Lv.3に上がりました]

[闇夜に生きる者Lv.4に上がりました]

[HP·MP自動回復がLv.4に上がりました]




やっぱり、レベルが低いから発動までに時間がかかったのかな……それともイメージが足りなかったのか



いや、陽の光の影響とか……?全部かも知れない。




薔薇のカーテンを作ったけど、蔦の隙間から漏れる陽の光で、継続ダメージを受けている。

だが、HPもHP·MP自動回復のおかげで、少しずつ回復しているようだ



……これならレベ上げに丁度良い放置しましょう。




[レベルが、Lv.3に上がりました]

[華なる者が、Lv.3に上がりました]

[華魔法が、Lv.4に上がりました]

[闇夜に生きる者が、Lv.5に上がりました]

[HP·MP自動回復が、Lv.5に上がりました]




あれ?華なる者と華魔法のレベルも自動で上がっていく、発動し続けてるからかな……?



薔薇のカーテンが、いつまでもつか試すのにも丁度いいし……このまま放置しましょう。




よし、漸く部屋の探索ができる




埃っぽい古い部屋の中には、社長机に椅子、本棚に本が何冊か……この本読めるのかな?




……読めない。他の本も調べて




《スキル:言語理解を取得しました》




あ、スキルげっとです。




言語理解:理解できなかった言語でも、スキルを使えば理解できる様になっていく




[言語理解が、Lv.2に上がりました]




なるほど…本はまだあるし、読める本がないか探す事にしよう。




本棚で読める本を探すの事に夢中になっていた私は、後ろから音もなく近付いて来ていた、ある者に気付かなかった……




《HPが0になりました。周囲に蘇生が可能なプレイヤーがいない為、リスポーン地点へ転送されます。デスペナルティはLv10以下の為、ありません。》




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