04.
文字数いきなり増えた……
種族スキルを確認しましょう。
まずは、固定スキルから……
《種族スキル》
吸血 肉体操作 魔眼(魅了)
HP自動回復 闇夜に生きる者
吸血:相手の血液を吸収し己の糧とする
[HP·MP回復 物理耐性強化 肉体強化 吸血によるスキル取得率上昇]
肉体操作:己の肉体を操り、肉体を強化し変化させる事ができる(武器としても使用可能)
※吸血鬼(純血)は、陽の光により変化と強化が弱体化し、変化が解けてしまいます。
(スキルレベルに応じて、弱体化は減少します。)
[肉体強化 HP回復量増加 陽の光により弱体化]
魔眼(魅了):相手を魅了し惑わせる魔眼、魔力の流れも見る事ができる
※吸血鬼(純血) 固定スキル
[魔力視認 状態異常 混乱·魅了·衰弱]
HP自動回復:HPを自動的に回復する
(スキルレベルに応じて回復量が増加します。)
闇夜に生きる者(純血):闇夜に生きる者は、闇夜に眼が効き気配に敏感で月明かりが力となるが、陽の光が弱点となる。
[暗視 気配察知 陽に当たると継続ダメージ 日陰で減少 聖属性系弱点ダメージ(4倍)
闇属性系魔法強化 闇属性系魔法耐性 HP自動回復効果増加 月明かりにより全ステータス上昇 精神系の状態異常を無効化 睡眠不要]
※吸血鬼(純血) 火属性系弱点ダメージ(4倍) 銀素材武器弱点ダメージ(4倍) 銀素材装備 装備不可が追加されます。
……これなら、あとは闇魔法とMP自動回復ぐらいで良いかな…?
「…じゃあ、これで」
『はい!選択されたスキルはこちらでお間違えないか、ご確認下さい!』
《初期スキル》
華魔法
鑑定 看破 生活魔法 控え(6)
《種族スキル》
吸血 肉体操作 闇魔法
魔眼(魅了) 闇夜に生きる者
HP·MP自動回復(自動回復系は統合されました。) 控え(4)
「……大丈夫です。」
『それでは、最後に!サーシャ様の見た目をお決め下さい、種族の反映により変更が出来ない箇所もありますので、ご了承下さい!』
目の前に現れたのは、VR機器の初期に設定してた私の分身が表示された
『現在の体型にアバターを変更しますか?』
初期設定した時からそんなに経っては無いと思うが、身長や体重は変化しただろうか……体重は増えてないと良いな。
「……お願いします。」
『それでは、スキャニングを開始します!少々目を閉じてお待ち下さい。』
スキャニングの完了を待っている間って、どうしてこう……ドキドキするのでしょうか……
『お待たせ致しました、スキャニングが完了しました~!デバイスの初期設定にも、この設定を反映致しますか?』
「ありがとう、お願い」
『かしこまりました!それでは、キャラクターメイキングをお楽しみ下さい。』
改めて現れたのは私の分身は、少し私と違う様な気がして、自分の分身をまじまじと見つめると……リアルの自分との違いが簡単に分かった。
まず、肌がすごく白いです。
まるで日に焼けた事が1度も無い、吸血鬼のよう……爪も少し長めです。
あと瞳の色が赤い、瞳を覗くと瞳孔がまるで薔薇の花の様に見えるのがすごく綺麗……
これは魔眼に魅了されるのも頷ける
そんな綺麗さです。
ん……?視界の端に文字が映り込んできた
※吸血鬼(純血)は、魔眼が固定の為、瞳の色彩を変更する事は出来ません。
※吸血鬼種族は、陽の光による継続ダメージがある為、肌の色彩は変更出来ません。
あ、これが種族の反映の影響ってやつですねー理解理解っと……
それでは、目指せ理想のお姫様!
髪型は、前髪は目にかから無いぐらいで、セミロング……いや、もう少し長い方が良いから
腰下ぐらいまでのロングに毛先の方をふんわりと少しウェーブが、あるかな……?ぐらいのウェーブ巻きを施す。
髪色は、吸血鬼だし白髪?……うーん?どうせなら薔薇の花のような色がいいかも
だったら私の好きなアスピリンローズをモデルに、白から淡い桃色になるようにして…………これで、完成。
あら素敵、まるでお姫様です!
体型は、別に弄らなくても良いでしょう
これならリアバレはしなさそうだし。
「……おっけー、です」
『キャラクタークリエイトお疲れ様でした~これにて、初期設定全て終了しました~!この後、すぐゲーム開始となりますが、オプション設定もここでする事が可能です。いがなさいますか~?』
あ、オプション設定!
忘れないうちにやっておきましょう。
「オプション設定もお願い!」
『かしこまりました~!オプション設定は、セクシャルガード、痛覚設定、描写レベル設定、配信設定です!』
「…まず、セクシャルガードはフレンド以外普通レベルで適用」
『了解しました!フレンドになったとしても特定のフレンドにセクシャルガードを適用する事も出来ますので、お気軽に変更下さい。』
「うん……痛覚設定は20%、描写レベル設定は普通で大丈夫。」
『了解しました!配信設定は、どうなさいますか?』
配信設定って…なに?
「そもそも、配信設定って……?」
『DFWOでは、プレイヤー様ひとりひとりに、自動映像録画配信機能がついております!自分のプレイを見返すも良し、編集し配信する事も生配信をする事も可能です!』
「……へぇー、それで配信設定って?」
『配信設定は、配信許可範囲設定、他プレイヤーによる配信画面表示許可範囲設定、カメラ個数設定、カメラ位置設定、自動配信設定です。』
なにやら沢山有るようですが、あまり変更しなくても良いでしょう。
「……配信許可範囲は名前のみ、他プレイヤー配信には、全て許可しない。カメラ個数と位置はおまかせ、自動配信はしないでお願いします。」
『全ての設定が完了しました!お疲れ様です!それでは、改めてDive Fantasy World Onlineの世界へ行ってらっしゃいませ~プレイヤーの皆様に素敵な出逢いと体験がありますよーに!』
「ありがとう、いってきまーす」
ぴょんぴょん跳ねながら手を振る黒兎に手を振り返したら、世界が暗転した……
アスピリンローズ素敵なので、興味ある方は是非調べてみて下さい。