第4話 多様なD・Cランク魔獣
現在俺は、D、Eランクの魔獣と戦っていた。敵の数はもう2000ぐらいまで減らした。
牛型や豚型、鳥型の魔獣がいたので、解体して食料にしておいた。土猪より美味いことを期待しよう。
そういえば、しばらくステータス見てないや。――《鑑定》!
名称:スカイ・インフィニティ
種族:人間
職業:なし
年齢:15歳
状態:平常
Lv.53
命力:15200 魔力:30340 腕力:8210 知力:9020 敏捷力:6920 体力:7120
スキル
紅焔魔法X 擊流魔法V 地磁魔法 V 竜巻魔法X 治癒魔法X 雷撃魔法X 空間魔法X 補助魔法X 気配察知 X 鑑定X
エクストラスキル
サイコキネシス 状態異常無効
ユニークスキル
戦技王Ⅹ 戦術王Ⅹ 残光Ⅰ 神託
専属スキル
クリエイティヴ・クラフト 創作魔法メモリ
装備
蒼穹剣 レインカルナティオ 暁闇剣 マジックプレデター 異界の黒色オーバーコート 異界の紺色半袖 異界の黒色長ズボン
称号
転生者 神と会った者 魔法使い ゴブリンキラー ゴブリンスレイヤー ゴブリンデストロイヤー ゴブリンアナイアレーター 大量殺戮者 オークキラー オークスレイヤー オークデストロイヤー オークアナイアレーター 魔法を愛する者
レベル50でどのくらいが普通なのかわからないけど、とにかく魔力の上昇率がすごく高い。まぁ、原因は《魔法を愛する者》だろう。
魔法で敵を5000体以上倒すことで取得でき、効果は魔力レベルアップボーナス(大)だ。なんと7.5割もボーナスが入る。
その称号のおかげで、魔力量が飛躍的に上がって、魔力をたくさん消費する魔法も楽に放てるようになってきた。
あたりを見渡す。その視界には魔獣の波が襲いかかってくるのが見える。
先程までとは違い、ゴブリンだけ、オークだけ、という一種だけの波ではなく、複数の魔獣が交じる大群になっていた。
鳥形や牛型、巨大虫、植物など、本当に多種多様だ。中にはゴキ――のようなヤツも……。
この世界で巨大Gを見ることになるとは思わなかったが、本当にこの世界は面白くて来てよかったな、と俺は思う。
だが、本当にこの戦闘を終えられずに、もしかしたら死んでしまわないだろうか。なぜこんな場所に神は送ったのだろうか。
神が存在する世界なら、教会ぐらいあるだろう。この戦闘が終わったら、問い詰めてみよう。
さぁ、次は何しようか。とりあえず紅焔魔法ぶっ放そう。
――五分後。
《Information:紅焔魔法Ⅴが紅焔魔法Ⅵにレベルアップしました。》
おお。初めてのスキルレベルアップだ。
さぁ、どんな魔法かな?新しく二種類追加されてる。
まずは《インフェルノ・バースト》だ。焔のエネルギーが集約され、一気に解き放たれ、魔獣たちを消し炭にする。
エグい威力だ。
次は、《フレイムバースト・ブリッツ》。俺の体を真っ赤な焔がつつんだ。
……何も起こらん。はずれか?
と思ったら、魔獣に向かって突進すると、2メートルぐらい飛ぶと思ったら、10メートル飛び、俺が通ったあとは焔が爆発していた。
ハズレなんてないよね。
さて、なんか作るか。
超エネルギーを盛った、火、水、風、土の四元素の球を生み出す。そして俺が大好きな爆発で敵を駆逐する。
名付けて《エレメント・バースト》。そのまんまだが、良いだろう。
一瞬、火と水合わせたら良くないだろと思ったが、いい感じに水蒸気爆発が起きて、威力がとてもに高かった。
一気に1000の気配が消え去り、残り約500となった。
《Information:スカイ・インフィニティの専属スキル《創作魔法メモリ》に《エレメント・バースト》が追加されました。》
そういや、そんな便利スキルがあったな。
創作魔法メモリ:作った魔法を記憶することができる。消去、編集が可能。
なんかの外部ストレージだと思えばいいかな?
俺がその中身をみると、続けてウィンドウが表示される。
創作魔法メモリ
現在のメモリ
《バ○ス》《エレメント・バースト》
やべッ。ちょっと著作権の侵害がみられる可能性が大きいものがあるな。
と思ったスカイは、《バ○ス》から《パルス・バースト》に変更した。
そして、残り500となった魔獣たちのすべてを、接近戦で消し去った。おかげでユニークスキル《残光》がⅩになった。
さぁて、今波の収穫は? 称号だけ見てみよう。
称号
転生者 神と会った者 魔法使い ゴブリンキラー ゴブリンスレイヤー ゴブリンデストロイヤー ゴブリンアナイアレーター 大量殺戮者 オークキラー オークスレイヤー オークデストロイヤー オークアナイアレーター 魔法を愛する者
NEW!
ウルフキラー、ウルフスレイヤー、ウルフデストロイヤー、マンドラキラー、マンドラスレイヤー、ジャイアントキラー、ローチキラー、カーリンキラー、オウルウィスプキラー、グラントロンキラー、オクシデスキラー
エグい量の称号。「キラー」がつく称号の効果は大体ステータスアップだから、結構上がってそうだ。
今は見ないけど。
ある程度称号を確認した俺は、気配察知を使い、他に魔獣が来ないか探っていた。
魔力が増えたおかげで、気配察知の精度を魔力を使ってあげることが余裕になってきた。
前は、魔獣がどのくらい、いるくらいしかしかわからなかったが、今は魔獣ランクが分かるようになった。
頭に入ってきた情報によると、CランクとBランクの魔獣が混じった群れ約5000体と、その奥にAランクの魔獣が100体ほど控えている。
現在、日は南中の位置にある。今日中に終わらせたい。
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