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第25話 決着とレベルアップ

 《Information:スキル《咆哮Ⅰ》を入手しました》


 スキルを手に入れたが、そこまでいらないな。咆哮スキルは、相手をビビらせるという効果があるが、正直いらない。


 あとは、大声を出すことで全身に力が入るぐらいかな?ちなみに、それはそのスキルの効果には入っていない。


 そんなことよりも、ドラゴンが背中に落ちてきたことによって生まれた痛覚のほうが俺の感覚を占拠している。痛覚無効があるはずなのに。


 昔、由菜に背中を思いっきり叩かれたことがあるが、そんなものとは比べ物にならない。



 現在、ドラゴンの命力は1割まで減っている。


 紋章を砕かれたことのせいで命力回復が遅いようで、肉体の再生はまだ全然始まっていない。そして、紋章は八分の一も戻っていない。


 そのため、あとはリライに全部任せて俺は休んでいる。目の前には、リライが本気で魔法を放っていて、周囲が色鮮な光に照らされる景色が見える。


 視界に映る命力ゲージは、残り3ドット、2ドット、1ドット、とみるみる減っていく。


 さすがに次は復活しないだろうな。と、またフラグになりかねないことを俺は思ってしまった。


 そして、――ついに命力ゲージが0になった。



「リライ、一旦離れろ」

「はい」



 万が一復活したときに備えて、ドラゴンから十分に離れるように指示する。


 ……訪れた長い静寂は、やがて、ドラゴンの咆哮で満たされ――なかった。



 しかし、俺たちの喜びの咆哮で満たされたのだった。



「「いぃやっっっっっっったああああああぁぁぁ!!!」」



 俺たちは全身でその喜びを表現し、リライに至っては嬉し涙も流している。



 ■■■■■



 20分ほどでようやく喜びの舞を踊りきり、少し気分が落ち着いた。


 次に始めるのは、ステータスの確認だ。いつも通り、色々なウィンドウが届いたからな。


 ――《鑑定》!


 名称:スカイ・インフィニティ

 種族:人間

 職業:なし

 年齢:15歳

 状態:平常

 Lv.2599

 ステータス:鑑定不能

 スキル

 紅焔魔法Ⅹ 擊流魔法Ⅷ  地磁魔法Ⅷ  竜巻魔法X 治癒魔法X  雷撃魔法X 氷嵐魔法Ⅳ  闇黒魔法Ⅹ 空間魔法X  補助魔法X 咆哮Ⅰ 並列思考Ⅷ  高速鍛冶Ⅹ スキル転用 鑑定X 気配察知X 瞬間再生Ⅲ 痛覚無効Ⅹ 

 エクストラスキル

 サイコキネシス 状態異常無効 真料理Ⅹ エンチャントⅩ 特殊鍛冶Ⅹ 特殊総合細工Ⅹ 超幸運

 ユニークスキル

 戦技王Ⅹ 戦術王Ⅹ 竜王覇術Ⅵ 残光Ⅹ 神竜化 無限分身 神託

 専属スキル

 クリエイティヴ・クラフト 創作魔法メモリ 創作ソードスキルメモリ

 装備

 蒼穹剣 レインカルナティオ 暁闇剣 マジックプレデター なし(半袖) なし(オーバーコート) なし(ズボン) プライムセラフィックシリーズ

 称号

 転生者 神と会った者 魔法使い ゴブリンキラー ゴブリンスレイヤー ゴブリンデストロイヤー ゴブリンアナイアレーター 大量殺戮者 オークキラー オークスレイヤー オークデストロイヤー オークアナイアレーター 魔法を愛する者 ウルフキラー ウルフスレイヤー ウルフデストロイヤー マンドラキラー マンドラスレイヤー ジャイアントキラー ローチキラー カーリンキラー オウルウィスプキラー グラントロンキラー オクシデスキラー デビルキラー デビルスレイヤー スライムキラー ウルフアナイアレーター ワイバーンキラー マンドラデストロイヤー オウルウィスプスレイヤー ミノタウロスキラー 魔法神の寵愛 武神の寵愛 ドラゴンキラー ドラゴンスレイヤー デビルデストロイヤー オーガキラー オーガスレイヤー 超越者 生物の頂点 神の刺客を討ちし者 職人神の寵愛 

 NEW!

 ドラゴンデストロイヤー デビルデストロイヤー ドラゴンアナイアレーター 一騎当千 神竜を倒した者 神殺し



「………………」

「ワウ?」

「わふ?」

「あ、フェルル、ファルル。いつの間にか戻っていたんだね」



 ――レベル2500!?なぜそんなにレベルが上がったんだ?神竜とか、神族を倒すと経験値が多いくてレベルが上がるのか?


 しかも、《一騎当千》《神竜を倒したもの》《神殺し》という称号もなんだかすごそうな感じがするぞ。



 一騎当千:一人でたくさんの敵を葬った者に贈られる称号。

 効果:全ステータス5割上昇

 取得条件:敵を50000体以上倒すこと。


 神竜を倒した者:神竜を倒した者に贈られる称号。

 効果:ユニークスキル《神竜化》取得。

 取得条件:神竜種を倒すこと。


 神殺し:神族を倒したものに贈られる称号。

 効果:全取得済みスキル強化(大)

 取得条件:神属を倒すこと。



 やばい。俺、神竜になれるようになってしまった。もう、人間やめてしまったんじゃないか?


 そんなふうに考えさせられるほどに、その称号はやばかった。



「「ワン」」

「わかったわかった。今見せてやるから、待っててくれ」


 俺はフェルルとファルルを鑑定した。



 名称:フェルル(フェンリライアンス・ファングアーク)

 種族:魔獣 魔狼

 状態:平常

 Lv.1861

 ステータス:測定不能

 スキル

 爪撃術王Ⅹ 爪撃技王Ⅷ 極光魔法Ⅹ 雷撃魔法Ⅹ 生存術Ⅵ 空中疾駆Ⅸ 加速Ⅹ 身体サイズ変化Ⅹ 気配察知Ⅸ 咆哮Ⅷ 分身Ⅹ 高速再生Ⅵ 高速魔力回復Ⅱ 高速命力回復Ⅳ 連携Ⅹ 猛毒牙 感覚強化Ⅸ 皮膚硬化Ⅷ 爪硬化Ⅹ 

 ユニークスキル

 神狼化 神竜化

 専属スキル

 融合・コード428

 称号

 唯一無二 神狼の眷属 

 NEW!

 ゴブリンキラー ゴブリンスレイヤー ゴブリンデストロイヤー ゴブリンアナイアレーター 大量殺戮者 チキンキラー チキンスレイヤー ウルフキラー ウルフスレイヤー ウルフデストロイヤー ウルフアナイアレーター マンドラキラー マンドラスレイヤー ジャイアントキラー ジャイアントスレイヤー ジャイアントアナイアレーター カーリンキラー ローチキラー オクシデスキラー オクシデススレイヤー オクシデスデストロイヤー グラントロンキラーミノタウロスキラー ドラゴンキラー ドラゴンスレイヤー デビルキラー ドラゴンデストロイヤー デビルスレイヤー デビルデストロイヤー ドラゴンアナイアレーター 一騎当千 神竜を倒した者 


 名称:ファルル(フェンリライアンス・ファングアーク)

 種族:魔獣 魔狼

 状態:平常

 Lv.1861

 ステータス:測定不能

 スキル 

 爪撃術Ⅷ 爪撃技Ⅳ 紅焔魔法Ⅹ 竜巻魔法Ⅹ 撃流魔法Ⅹ 地磁魔法Ⅹ 雷撃魔法Ⅹ 闇黒魔法Ⅵ 氷乱魔法Ⅶ 治癒魔法Ⅴ 身体サイズ変化Ⅹ 咆哮Ⅹ 分身Ⅹ 高速再生Ⅵ 高速魔力回復Ⅵ 高速命力回復Ⅰ 連携Ⅹ 感覚強化Ⅹ 皮膚硬化Ⅵ

 ユニークスキル

 神狼化 神竜化

 専属スキル

 融合・コード428

 称号

 唯一無二 神狼の眷属 

 NEW!

 ゴブリンキラー ゴブリンスレイヤー ゴブリンデストロイヤー ゴブリンアナイアレーター 大量殺戮者 チキンキラー チキンスレイヤー ウルフキラー ウルフスレイヤー ウルフデストロイヤー ウルフアナイアレーター マンドラキラー マンドラスレイヤー ジャイアントキラー ジャイアントスレイヤー ジャイアントアナイアレーター カーリンキラー ローチキラー オクシデスキラー オクシデススレイヤー オクシデスデストロイヤー グラントロンキラーミノタウロスキラー ドラゴンキラー ドラゴンスレイヤー デビルキラー ドラゴンデストロイヤー デビルスレイヤー デビルデストロイヤー ドラゴンアナイアレーター 一騎当千 神竜を倒した者 



「うわ、神狼化と神竜化まで……。もう〜、うちの子やばすぎ〜」

「「アオーーーン」」



 二人とも誇らしげに遠吠えを放った直後、俺たちは大あくびをし、お腹が盛大になった。



「クゥン」

「ウー」

「そういえば、7時間ぐらい飯食ってないな」



 どうやら、俺たちはドラゴンとの戦闘に白熱せざるを得なかったので、空腹を忘れていたようだ。


 改めて空を見ると、6個の月とたくさんの星でいっぱいの夜空が見える。



「寝床作るから、今日はそこで飯を食って寝よう」

「「ワン!」」



 俺はドラゴンの死体をアイテムポケットにしまい、そこからカラアゲをたんまり出し、舌を出してまだかまだかと待っているフェルルとファルルにあげ、みんなで食べ始めた。

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