第1話 異世界
晴天。
そこに俺は立っていた。
周辺には、色とりどりの花々など、植物が並んでいる。
そして、それらが悲鳴を上げている音が聞こえる。
バキッ、ボキッ、グシャッ、という、植物が折れたり、潰されたりするような音が、どんどん近づいてくる。大勢の何かが接近しているようだ。
俺を包囲するように。
そして、何かが飛来して――
ボッと地面に落ちた。
それは、炎の塊。球にも思えるほど丸い。
そして、ついに群れの一部が姿を表した。
とても形容しづらいが、ファンタジーやゲームによく出てくる魔獣だろう。
まぁ、こうなることは予想していた。俺のスキル【気配察知】が教えてくれたのだ。
そう、ここは、『異世界』だ。
なぜそんなところにいるのかは、今説明しよう。
今朝だっただろうか――
初めての作品です。ほぼ毎日更新しています。
表現のアドバイスや、ストーリーの感想などがあったら、感想にお寄せください!
誤字脱字を見つけたら、誤字報告機能で教えてください。
いいね、評価、ブクマ等をすると、作者がとても喜びます。
素人丸出しの作品ですが、面白い作品をかけるように精進していきますので、よろしくお願いします!