第8話 消し飛ばした森をもとに戻そう!
ドラゴンにお願いされた通り、解体しようとした。
《蒼穹剣》をナイフ状に変形したやつをドラゴンの首に刺そうとした。
どんなアイテムが出るんだろ――
《Information:スカイ・インフィニィがレベル573――
《Information:スカイ・インフ――
《Information:スカイ・イン――
《Information:スカイ・イ――
《Information:スカイ――
《Information――
毎回恒例の大量のメッセージウィンドウが出てきた。後で確認しよう。
さぁ、今度こそ解体だぁ!
ナイフを刺した。ドラゴンが薄赤い光に包まれ、光の欠片となって爆散した。
そしてそこにあったのは……。
大量の装備や素材、そしてなぜか巻物もあった。
まぁ一つ一つ鑑定していこう。
『プライムセラフィックシリーズ』:プライム・ドラゴン・サクロサンクトからのレアドロップアイテム。ネームド装備。
《プライムセラフィック・ファントムガントレット》
レア度:ネームド
防御力:1200
耐久値:285000
スキル:ノックバック物理障壁Ⅹ 魔法障壁Ⅹ
Tips:『プライムセラフィックシリーズ』の一つ。プライム・ドラゴン・サクロサンクトの金属質な鱗と革でできている。見た目はただのオープンフィンガーのレザーグローブだが、、障壁により全身を守ることができる。ノックバック効果は有効にも無効にもできる。
《プライムセラフィック・ヴァリアント》
防御力:2000
耐久値:350000
スキル:魔法障壁Ⅹ 物理障壁Ⅹ
Tips:『プライムセラフィックシリーズ』の一つ。プライム・ドラゴン・サクロサンクトの金属質な鱗と革でできている。見た目は漆黒のレザーアーマーだが、障壁のおかげで、全身に強力な防御力を得られる。
《プライムセラフィック・エアリアルレイパー》
防御力:1000
耐久値:250000
スキル:空中疾駆Ⅹ 重量減少Ⅹ 敏捷値二倍
Tips:『プライムセラフィックシリーズ』の一つ。プライム・ドラゴン・サクロサンクトの金属質な鱗と革でできている。見た目はただのスニーカーブーツだが、スキルによって空を自由に駆けることができる。また、重量減少によって体重を減らすこともできる。
またこりゃチート装備ですな。
更に障壁によって、剣で斬ろうとしても触れる前に刃が止まるので、チートすぎる防御力を得ることができる。
あとは素材だ。
《絶対竜王の鱗》
Tips:プライム・ドラゴン・サクロサンクトのドロップアイテム。これでできた武器や防具は名品となることは確定である。金属ではないが、それと同じように加工できる。
《絶対竜王の鉤爪》
Tips:プライム・ドラゴン・サクロサンクトのドロップアイテム。これでできた武器や防具は名品になることは確定である。金属ではないが、それと同じように加工できる。
《絶対竜王の革》
Tips:プライム・ドラゴン・サクロサンクトのドロップアイテム。これでできた武器や防具は名品になることは確定である。
《絶対竜王の魔石》
Tips:プライム・ドラゴン・サクロサンクトのドロップアイテム。同じ種の素材と混ぜて武器や防具を作ると、性能が非常に上がる。分割使用しても問題はない。
武器や防具はいずれか作ってみたいと思っていたので、少し練習してから創ろうと思う。
練習用の素材は、ミスリルでいいだろう。
あと、不思議な巻物2つがあった。
《ギフト・オブ・スキルセレクション・フロム・ディバイン》
Tips:神からの贈り物の巻物。すべての普通スキルとエクストラスキルの中から、合計5つレベルⅩで習得することができる。
《ディバイン・メッセージ・トゥ・スカイ》
Tips:神からのスカイ宛のメッセージが書かれた巻物。宛られて者以外見ることはできない。神託のようなもの。
何故か神からのプレゼントが来た。
メッセージから読んでみよう。
『試練を乗り越えしスカイ・インフィニティよ
我らの試練はどうだったかい。儂らの大量の刺客たちを送りこんだぞ。
儂ら神は、お前がこれからこの世界で一人で生きていけるかどうか試していたのだ。
この世界は、大きく分けて人族と魔族がいる。極稀に戦争が起こるが、人族と魔族の間で極稀に戦争が起こるが、文明が始まって約4000年、二族間の戦争は50もない。
しかし、魔獣が大量にはびこっているため、よく魔獣の氾濫が起きてしまう。 人間たちは、必死に戦い、生き残っている。だが、死んでしまう人間もいる。
それほど危険な世界だ。
まぁ、我らの最強の刺客を倒したお前にはあんまり関係なさそうだが。
とにかく、この世界で楽しく過ごしてくれ。
くれぐれも死ぬなよ。せっかくの第二の人生だからな。
そうだ。街に行ったら絶対に教会に来い。
輪廻の神』
この世界の様子についての手紙だった。軽い説明であったが、情報は少しでもあると助かるのだ。教会のことも忘れないようにしなければ。
スキルを習得できる巻物では、エクストラスキル《真料理Ⅹ》・《エンチャントⅩ》・《特殊鍛冶Ⅹ》・《特殊総合細工Ⅹ》、普通スキル《高速鍛冶Ⅹ》を習得した。
今後に非常に有用なスキルだと思う。
手に入れた素材で武器を打とうと思っていたが、これでやり方を調べる必要がなくなった。
だが、熟練度としては0なので専門職の人のような感覚など俺には全く無いので、修行はするつもりである。
俺は周囲を見回し、深呼吸をした。気配察知には魔獣の反応などはほぼないが、重要な問題に気づいてしまった。
環境破壊してしまったところをすべて戻さなければと思ったのだ。
試行錯誤しているうちに、もう《クリエイティブ・クラフト》で片付けることにした。
創作した魔法を起動すると、植物が発芽し、一気に成長した。鬱蒼した森が戻ったようだった。
名付けて《ガーミネーション・ラピッドグロース》。
この後の予定としては、鍛冶の修行を一ヶ月行うつもりだ。最高の武器を作って、もし俺と仲間になったやつに使わせてあげたい。
これで森を復活させた俺は、満足して、そこを後にした。
【重要なお願い!】
誤字脱字や、表現のアドバイスなどがあったら、誤字報告機能や感想で送ってください!
小説についての感想も自由にお寄せください。
少しでも「おもしろい!」と思っていただけたら、ぜひ、いいね、評価、ブクマ登録等のボタンを押していただけたら嬉しいです。
作者のモチベーションにとっても繋がります!
面白い作品を書けるように精進して参りますので、どうかよろしくお願いします!