本の虫
???「ああ…何用かな?」
女性は遅い口調で渚と氷雨に応答する。渚は眼鏡よ黒髪の赤メッシュという特徴はあってる物のこの人が協力者本人かわからないためオドオドしつつ話しかける。
渚「えっと、アナタが黒さんがいってた協力者ですか?」
???「……なるほど…」
女性は渚と氷雨をなめるかのように見ると少し笑い何かを確信したようだった氷雨は少したじろくがあまり気にしない様子だった渚は毅然な態度をとるが内心バクバクなためか一歩後ずさる
???「………虫…」
渚「え?」
???「…本の虫…私の名前」
彼女はそう名乗ると要件を聞きに来た渚が要件をいう前に名前を言おうとするとそれを本の虫は拒んだここでは名乗る必要は無いと本の虫は言うと再び要件を聞いてきた。
渚「えっと要件は三つです[ミステリーダイス!]の詳細と開発元。後「柳瀬浩一」って人の事です」
本の虫は読んでた本を閉じて指パッチンをする周りの本を読んでた男性が近づきアタッシュケースを机に置くと周りの人たちが離れていった。そこは本の虫と渚、氷雨の三人だけになっていた。
本の虫「…フィンガースナップ…指パッチンの正式名称……コレで邪魔者はいないわ…[ミステリーダイス!]から話すはねよいしょっと…」
本の虫は机のアタッシュケースを開けて中から[ミステリーダイス!]をとりだした渚と氷雨は突然のダイスを見せられ息をのむ
本の虫「いい反応ね…コレは偽物只のレプリカ…コイツは出た目によって能力を発動するその人にとって幸運なものか不幸な物かそれは定かじゃ無いわ…」
氷雨「なんで不明なんですか?」
本の虫「記録が無いのよ…本来は1と6以外はいいことが幸運が起きるみたいだけど実験記録が無いの…だから不明……」
本の虫はレプリカをコロコロ転がして遊びながら話すレプリカとはいえ見た目は全く同じでありすこしビクビクしつつ話を聞いているだろう
本の虫「これの制作元はね…八島研究所……ここからだと駅で20分ぐらいかな?展示会や説明会なんかも行っているよ…表向きは普通の場所だね」
渚「表向き…」
本の虫は少し悲しそうな顔をして少し間を置いてから理由を話す
本の虫「……そこはね…化け物がでるんだってさ研究所で作った化け物が出る噂…」
本の虫「…嘘みたいな話だけど本当の話なんだよね…」
本の虫「そこで…いや、そいつらに柳瀬浩一も殺されたよ」