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スキル『砦』を使って快適ダンジョンライフ  作者: 日進月歩
第四章 ダンジョン発生から一月経過
213/232

水たまりですか?いいえ、敵です

前話に出てきた敵の、ジャイアントヒルですが、ジャイアントリーチに名称変更しました


本日二話目です


 そして40階層、この階層は木がぽつりぽつりとしかなく、更に見通しが良いです。

 ただ、あしなどのやぶはそこそこあるので、その向こうに敵が隠れている可能性などはあるかもしれませんね。

 実際前の階層ではそこにリザードマンが隠れていて、矢を射かけてきたりもしていました。


 そうして敵が出たら戦いつつ進んでいたのですが……


「前の方、あそこ、あの辺に敵がいるはずなんだけど……」

「何も見えないね」

「あそこの水たまりに沈んでいるんでしょうか?」

「いよいよ水中の敵かな?」


 そう、前方20mほどの所に水たまりがあり、ちょうどそこに敵反応があるのですが敵の姿が見えません。


「知佳さん、矢を射かけてみる?」

「んー、魔法を撃ってみる」


 なんか、敵が見えていないのに矢を射るのは矢がもったいない気がするので、ここはロックジャベリンで行きましょうかね。

 そしてその水たまりにロックジャベリンを撃ったところ、その水たまりがうねうねと!?


「なにあれ、水たまりが動いてる?」

「もしかして、スライム?」

「スライムというよりアメーバ?」


 んー、あれ水たまりじゃなくて敵なの?と言う事で鑑定!

 どうやらマッドスライムのようです。


「マッドスライムだって」

「マッド……見た目から泥って事でしょうか?」

「特殊能力は特殊防御:拡散だって」

「特殊防御:拡散……どんな能力でしょう」


 拡散……周りに広げるのかな?

 とりあえず、あれが敵と分かったのなら弓で……どこ狙えばいいんだろう?


「スライムと言えば核、核を壊せば倒せる」

「その核はどこにあるのよ」

「体のどこか?」


 そう、ここから見た感じただの泥水の塊なんですよね。


「とりあえずスライムなら炎系が弱いと思うので、沙織さんお願いできますか?」

「わかりました、ファイアジャベリン!」

「あー、あれが拡散効果なのかな?」


 どうやら当たると同時にファイアジャベリンがはじけます。


「攻撃を拡散してダメージを減らしているんでしょうか?」

「でも知佳ちゃんのロックジャベリンはそのまま刺さったよね?」

「私もロックジャベリンを撃ってみますね」


 そうして薫さんがロックジャベリンを撃ちこんだのですが、当たりはしたものの刺さりはせず、全体がぶるぶる震えてあまりダメージが入っていない模様。


「ダメージ自体を拡散しているのでしょうか?」

「これだと一点突破で核を壊すというのが出来ないっぽいね」

「となると、知佳ちゃんに頼むのが早い?」

「あぁ、知佳さんは防御無視がありますからね。その拡散も無視しているのかもしれませんね」

「じゃ、私が適当にロックジャベリン撃ちこめばいい?」

「そうですね、それでどこかにある核を壊せればそれで倒せると思います」


 と言う事で、ロックジャベリン乱れ撃ちを!

 敵の移動速度は遅いのでね、寄ってきてはこっちがその分下がるという感じで、敵までの距離を20mほどに保ったまま攻撃です。

 と思ったのですが、次の一撃で倒せたようで、そこそこ厚みがあるように見えていた敵が、べちゃっとした感じになりました。


「お、倒せたかな?」

「今の感じだと、ダメージで倒したのか核を壊したのか判断に悩みますね」

「結構攻撃したし、ダメージ?」


 ということで、鑑定しても倒せているようなのでね、近づいてドロップ待ちしましょう。

 そして出たドロップは、魔石と麻のようなもので作られた袋に入った土でした。


「土?」

「錬金術か何かに使うのでしょうか?」

「鉄鉱石みたいな素材系かも」


 こういう時は鑑定をかけましょうね。


「んー、魔力を含んだ土……素材かな?」

「土素材、何を作ればいいのか悩みますね」

「まぁ、武器や防具を作るための素材だけとは限らないし、かまどを作ったりするのかな?」

「何に使うかは要検討ですね」


 その後出てきたマッドスライムに対し、一度葵さんに爆砕君で攻撃してもらったのですが、攻撃が当たると同時に全体がぶよんぶよん震えていました。

 見た目的にはそのままべちゃっとつぶれても良さそうな感じなんですけどね。

 どうやらダメージを全体に拡散するというのが合っているようで、打撃ダメージはほとんど入っていないのでは?というのが皆の見解でした。

 ちなみに剣や槍でも刺さったり切れたりはせず、ぶよんぶよんいっていました。

 とはいえ、攻撃を続けると倒せるのでダメージ自体は入っていた模様。


 その後特に問題らしい問題もなく、無事出口とボス部屋への転移魔法陣へ到着。


「今回のボスは何かな?」

「案外竜が出てきたりして」

「さすがにまだ竜は……むしろヒドラでは?」

「あぁ、沼地だしそっちの可能性もある?」

「ヒドラも竜の一種だと思いますが……」

「どうせなら、美味しいのが良いかなぁ」

「知佳ちゃん……」


 なぜか可哀そうなものを見る目で見られましたが、皆だって美味しいの食べたいじゃん!


 というわけで、青い方の魔法陣に乗ってボス部屋へゴーです!


この作品の半分は皆様の優しさで出来ています。


ですので、もしほんの少しでも


面白かった!

続きが気になる!

更新まってる!

応援してあげる!


と思ってくださる優しい方がいらっしゃいましたら、是非ブックマークや評価のほどをお願いします。


また、皆様からのご意見ご感想、忌憚ない意見もお待ちしています。


これらはこのお話を作る原動力になっています。


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― 新着の感想 ―
[一言] ボスってユルめなアニマルシリーズ続いてたので次が気になりますね 沼地…巨大ワニ、うーん いっそボスフィールドが潮干狩りみたいになってて巨大ハマグリか巨大ホンビノスとかに一票(じゅるり
[一言] 29日はニクの日 ということですね
[一言] 亀がいなかったですね……巨大ガメに1票。
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