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魔女の工房の防衛戦

◆新章開幕です。

「杏様。お、狼の一部が裏口側に回り込みました」


「すぐに未来に報告。彼女が現場に到着するまでの間、回復中の二名をまわして牽制に終始しろ」


「はい」


 某所山中、魔女の工房――、

 私――小練杏は、およそ三十分前、この工房に襲撃をかけてきた黒い狼とその操り手に対応しながら姉のことを思い出していた。


 それは半年前のこと、アメリカに渡った姉が大怪我を負ってしまったという情報がもたらされたことに始まる。

 どうして姉がそんなことに――、

 すぐに飛行機に飛び乗り、アメリカに渡った私を待っていたのは右手と左足を失ってしまった姉だった。

 聞けば、ハイエストなる集団が姉が長を務める工房を狙い、襲撃を仕掛けてきたのだという。

 姉はそんな悪漢共から仲間を守る為に戦い、手脚を失ってしまったのだそうだ。

 姉を手足を奪ったのは群狼なるコードネームを持つ男だったらしい。

 群狼は無数の黒い狼を操り、姉が長を務める工房をまるで狩りを楽しむように蹂躙していったのだという。

 姉はそんな群狼に果敢に立ち向かったそうだが、非戦闘員を狙われ、数の暴力によってやられてしまったのだそうだ。

 その後、彼の地を取り仕切る工房長の救援が間に合わなかったら、姉はどうなっていたことか。


 ただ、そんな壮絶な状況にも関わらず、アメリカで私を迎えてくれた姉はまるでいつもと変わらなかった。

 その時の話を、まるで武勇伝やちょっとした失敗談を語るように笑いながら教えてくれたのだ。

 ボロボロの体を引きずりながらも私に心配をかけまいと――、

『お姉ちゃんは大丈夫』だと『すぐに元気になるからね』と――、

 魔女として、調薬師として、特に重要な利き手を奪われ、悔しいだろうに、気丈な姿を見せてくれたのだ。

 私はそんな姉に一人誓う。

 必ずその手足を直してみせる。

 そして姉さんをこんなにした群狼に復讐すると――、


 しかし、私はアジア・オセアニア地域の工房長である静流様の補佐をしている立場。

 この任が解かれるまで、その機会は訪れないと、そう思っていたのだが、いまその群狼が目の前にいる。


 私は目の前が真っ赤になりそうな怒りをどうにか抑え、群狼に対峙する。

 ヤツの狙いは私達がいる工房のパワースポット――ではなく、私達が捕虜として捕らえているハイエストメンバー。

 正確には、彼等を捕らえたのは私達ではないが、貴重な情報源としてその身柄を譲り受け、現在この工房で私達が尋問を行っていた。

 そこに群狼が仕掛けてきたという訳だ。

 これを奪われるわけにはいかない。

 彼等の身柄が私達のものだけでないという理由もあるが、

 なにより、奴らは我ら魔女にとって驚異となっているハイエストへとつながる情報源なのだ。

 それでなくとも、今の私はこの工房の守りという立場を与えられている。

 姉と同じように、ここに集まる仲間達を守る責任が私にはあるのだ。


 私は逸る気持ちを抑え、指揮下におく魔女達に号令をかける。


「放て――」


 私の号令にあわせ一斉に放たれる魔弾。

 一方、群狼は操る黒い狼を盾に防御の構えだ。


 敵は群狼という名の通り、数多くの黒い狼を召喚、それを攻撃防御にと使う戦闘スタイルのようだ。

 そして、ここまでに召喚された狼の数から、奴がストックタイプの亜成体を操るタイプであることは間違いないだろう。


 そうなると重要なのは狼のストックの数がどれくらいということ。

 しかし、群狼の襲撃が始まってから三十分、すでに百匹を超える黒い狼を倒しているが、いまだ尽きる気配が見られない。

 そのことを考えると、奴が用意している狼の数はこの倍、いや、数倍はあると考えておく必要があるだろう。


 正直、こちら側としては奴のストックを早めに削っておきたいところだが、残念ながらこちら側にそれができる余裕はない。

 何故ならそれは――、群狼が圧倒的な物量でもって、こちらを休ませないように攻めてきているからだ。


 まったくいやらしいやり方だ。

 圧倒的な兵力を盾にこちらがやりたいことを封殺。

 逆に魔力を削ってくるのだ。

 まるで魔女を狩るために考えられたような戦い方だ。

 いや、もしかすると、そういうことなのかもしれない。

 かつて私たち魔女が強い排斥にあっていた頃、私達を専門で狩る組織が各国で作られていたという話がある。

 この群狼という男がその末裔だとしたら、この状況もありえなくはないだろう。


 しかし、たとえそういう由来を持つ戦士が相手だとしても、私が引くことはありえない。

 ここまでに寄せられた情報、そして姉から聞いた話から、私たちが撤退に移るやいなや、奴は兎を狩るが如く、弱い者からその牙にかけていくのは確実なのだから。

 諦めたら待っているのはただの蹂躙でしかないのだ。


 こうなってくると、他からの援軍を頼りに籠城を決め込むしかないようにも思える。

 しかし、それもあまりいい選択とはいえないだろう。

 なぜなら現在、我ら支部で一番の力を持っている静流様が表向きの仕事で外へ出られているからだ。

 そして、他からの応援もあまり期待できないとなると、籠城は悪手。

 もう、ここは私か未来が打って出て一気に決着をつけるしかないのか。

 そんな強硬な考えが頭をかすめるが、

 ここで群狼のいやらしい声が響く。


『おーおー、粘る粘る。だが、ここまでだな』


 奴の声が耳に届くが早いか、工房の方から悲鳴が上がる。

 まさか裏に回った狼が工房内に?

 いや、後方の守りには未来もついてくれている筈だ。それはない。

 だとしたら、今の悲鳴は一体?

 そんな疑問を浮かべる私をからかうように群狼は笑う。


『何がおこってるのかわかんねぇよな。アンタはあっちの処理が終わるまで俺の相手をしてくれや』


『お断りだ』


 建物裏の状況を心配する私に、群狼はニタニタと気持ち悪い笑みを浮かべながら、ぬるりと距離をつめてくる。

 対して、私は魔導器でもある神木の木刀に魔力を込め、かまいたちを巻き起こす群狼を牽制。

 その間に工房へと戻ろうとするのだが、その風の刃が群狼に届くことはなかった。

 彼奴は仲間達の魔弾を防いだ黒い狼を盾に私の攻撃を受けきったのだ。

 ただ、私もこれで仕留められるとは思っていなかった。

 完全に防がれてしまうとは思っていなかったが、それならそれで――、

 私は追風(おいて)の魔法を身に纏い、自身の素早さを引き上げると、黒い狼の壁の後ろに隠れた群狼をそのまま取りに行く。

 だがしかし、黒い狼達の後ろに隠れた群狼を、魔法で加速させた横薙ぎで打ち払ったかと思ったその瞬間、群狼だと思っていたそれが闇に解けるように消え去り。


『残念でした』


 これは影の魔法による分身か。

 いや、召喚した黒い狼が群狼に化けているのか。

 群狼がどのようにして攻撃を防いだのかに気付いた時、私は地面に引きずり倒されていた。


『離せ――』


 力任せに押し倒そうしてくる群狼に、私は神木の木刀を横薙ぎに払う。

 しかし、その攻撃はいつの間にか群狼が腕と同化させた狼のアギトによってガッチリ咥えられてしまう。


『ははっ、そんなツンツンすんなって、楽しもうぜ』


 群狼は私の手から神木の木刀を奪い取ると、それを後ろに放り投げ、

 いやらしく舌舐めずりしながら私に覆いかぶさってくる。

 そして、群狼の手が私の胸元に伸びるも。


「杏ちゃん」


 ここで私の名を呼びながら割って入ったのは計良未来。私の相棒だ。


「工房の中は大丈夫」


『チッ』


 体のあちこちを負傷しているのは、群狼との直接交戦の前に聞こえてきた悲鳴が原因だろうか。

 彼女は自作したぬいぐるみ達を飛ばして群狼に攻撃を仕掛ける。

 しかし、未来のぬいぐるみが群狼に届こうとしたその直前、群狼の影から飛び出した黒い狼がぬいぐるみ達に躍りかかる。

 そして、ぬいぐるみを蹂躙すると、その操り主である未来へ飛びかかり、未来は地面に押し倒し、そのまま――、


『くそっ、離せ』


 瞬発、私は魔力を込めた頭突きで群狼を引き剥がし、襲われている未来を助けようと魔法を放とうと立ち上がる。

 しかし、そこから後が続かなかった。

 神木の木刀を失った私が魔法を行使するには、短くない詠唱が必要となる。

 早口の詠唱で魔弾を放とうとするも、頭突きのダメージから立ち直った群狼がそれを許さなかったのだ。


『させるかっと』


 足に走る痛み。

 見れば、私の影の中から顔だけを出した狼が私の足首に噛み付いていた。

 もしや裏口の悲鳴もこれが原因か。

 今更ながらに群狼の新たな能力に気付くも、今はそんなことで足を止めていられない。

 未来を姉さんと同じ目に合わせてなるものか。

 私は足に噛み付いていた黒狼を蹴り壊し吠える。


「邪魔をするな。貴様は後で殺してやる」


『怖いねぇ。けどよぉ、それがイイ。そういう女を屈服させるのが俺は好きなんだってな』


 しかし、私の――いや、周囲の影に隠れていた狼は一匹だけではなかったようだ。

 未来を助けようと走り出した私の、腕に、足にと、影から飛び出してきた狼が噛みついてくる。

 私は地面に縫い留められ、動けなくなったところに群狼がゆっくりと近付いてくる。

 奴は狼達に命じて私をその場でひっくり返させ、ニタリといやらしい笑みを浮かべると、私の上に馬乗りになり、下着ごと私の服を引きちぎろうと私の胸元に手を伸ばす。

 抵抗する私。

 だが、それも群狼を喜ばすだけに過ぎなかった。

 群狼がこらえきれない笑いを零しながら、服を破こうとするその手に力を込める。


 しかし、群狼の望みは叶わなかった。


『あぁん? なんだこの服、破れねーぞ』


 なぜなら、私の服はいつまでたっても破れず、ただ伸びるだけだったからだ。

 服が破けないことに苛立たしげな群狼。

 一方の私はここがチャンスだと全身に魔力を循環させ、思いっきり暴れる。


『ちっ、ウザってぇ。立場ぁ、わかってんのか、このアマ』


 魔力をまとい藻掻く私の顔に振り下ろされる群狼の拳。

 バチッと電流が走ったように歪む視界。


『さっさと放しやがれって、このクソが』


「ガッ、だ、れが、お前、だけ、は――」


 くそっ、邪魔をするな。

 早く未来を助けないとならないんだ。

 遠く聞こえる狼の唸り声と小さくなっていく悲鳴。

 焦りが加速する。

 しかし、狼を含めたこの状態からひっくり返すのは容易ではない。


『仕方ねぇ。死んでも恨むなよ。出てきやがれマッドウルフ』


 次の瞬間、周囲の影から現れた無数の狼が私の手や足、体に噛み付いて、その鋭い痛みに私が絶叫する。

 そして、そんな中、群狼の手が首元に添えられ私の首を圧迫。

 首を締められた私は息ができなくなり、すぐに視界が黒い靄に埋まっていく。


 くそっ――、


 抵抗しようにも体はがっちりとオオカミ達に固められている。

 流れ出す血液。

 ゆっくりと沈む意識。

 そして――、


 ゴメン、姉さん。未来。


 そんな心の声を最後に私の意識が闇に沈もうとしたその時、首元の圧力がふっと消え。


「ゲホッ、ゲホ――」


 急に戻った呼吸にむせ返る中――、


 なにがどうした?

 群狼は私をいたぶろうとしているのか。


 機能を取り戻しつつある視力で群狼を見みると、そこには両腕を失った群狼が呆然とした様子で、私ではなく、まったく別の方向を見ており。

 私がそんな群狼の視線を追いかけてみると、そこにはどこかで見たような少年の姿があって、

 その背後には未来の無事な姿。

 いや、破れた服についた血の量からするに安心は出来ないが、少なくとも無事ということは間違いない。

 無事な様子の未来に私が安心していると、


『テメェ、なにをしやがった』


 叫んだのは群狼だ。


『なにと言われましても、あなたの腕を斬っただけですが』


『こんなんになるワケがねぇだろ』


 群狼が突き出す右手の断面は真っ黒な闇に覆われていた。


『それに関してはまた後で、とりあえず大人しくしてもらえますか』


『俺をやれると思っているのか』


『どうでしょう』


 睨む群狼に肩をすくめる少年。


『こっちにはこいつがいるんだぞ』


『そんな手でどうするんです』


 そうだ。少年の言う通り、この状態で私を抑えられると思うなよ。

 そんな私の状態に群狼は気付いたか、群狼が私に視線を落としたその一瞬で、私に噛み付いていた狼が黒い針のようなもので貫かれて弾け飛び、いよいよ群狼は自分の不利を悟ったか、上体を起こそうとした私から離れるように後ろに飛び退き。


『腕をとったくらいで調子乗ってんじゃねぇぞ。マッドウルフ』


 その咆哮に呼応するように、おそらく私達との交戦の間にさりげなく仕込んでいたのだろう。

 周囲の影から黒狼達が飛び出し、その少年に襲いかかる。

 しかし、少年は鎧袖一触、先ほど狼に投擲した黒針だろう。それを指と指の間に挟み込んだ拳を霞むような速度で動かすと、黒狼達は黒い靄となって消え。


『終わりですか?』


『なわけねぇだろ』


 声を荒らげる群狼。

 と、少年の背後、未来の影の中から黒狼が飛び出し。


 ――気をつけろ。


 私と未来が声を上げようと口を開くが、その時にはもう黒狼は倒されていて、

 しかし、それは群狼も織り込み済みだったのかもしれない。

 無くなった腕を補うように、全身に狼を宿らせた群狼がまさしく狼のように少年に躍りかかる。

 だが、少年はこれにも冷静に対応。


『影を使った身体強化ですか』


『……どうだろうなってか』


『とりあえず、動かないでくれますか』


 強がるような群狼に、墨で出来たようなマッドブラックのナイフを突きつけ、動きを制する少年。

 しかし、群狼はそれを無視。

 殴りかかるように自らに宿らせていた二匹の黒狼を少年にけしかけると、自分は靴から飛び出した刃物を武器に蹴りを仕掛ける。


『えと、聞いてました』


 だが、少年は呆れ声で黒い狼の攻撃を回避。その手に持ったナイフで群狼の体をあっという間にバラバラにしてしまう。

 その現実離れした光景に唖然としてしまう私。

 しかし、群狼はこれまでの実戦経験からか。


『油断しやがったな。喰らえ』


 自身がバラバラにされたにも関わらず、歪んだ笑みを浮かべて、大量の狼を呼び出し少年に襲いかからせる。


『油断? するわけないじゃないですか』


 ただ、少年は自分の攻撃がどのようなものなのかを当然のごとく熟知しているのだろう。

 飛びかかってくる無数の黒い狼にも怯まず、どこからか取り出した黒針をその場で一回転するように周囲にばら撒き、それを撃退。

 最後に一本だけ手元に残した黒針を地面に転がる群狼のこめかみに突きつけ。


『狼を止めてくれますか?』


『止めたいんなら、俺を殺せばいいじゃねぇか』


『さすがにそれは――』


『甘ちゃんが――』


 性懲りもなく狼を呼び出す群狼。

 しかし、少年は追加の狼も素早く処理、群狼の言葉に対する返答のように群狼のみぞおちを軽く小突き悶絶させると、まるでなんでもないことのように苦笑を浮かべ。


『降参しますか』


 少年の問いかけに、群狼は今の一撃で息ができないのか、返事をすることができない。

 すると、そんな群狼に少年はハァとため息を吐き出し。


『仕方がないですね』


 おもちゃのような拳銃を取り出すと、その銃口を群狼のこめかみに押し付け。


「待ちなさい虎助。その子の言う通り、そんなんじゃ甘いわ」


 そんな言葉と共に戦場に現れたのは黒装束の小柄な女性。

 彼女はまるで瞬間移動するように少年の近くに移動。


「えと、母さん?というか、もしかしなくても怒ってる」


「どうかしら?」


 少年の問いかけに柔らかな笑みで応えると、その顔を見た少年が「ダメだこれは」と呟いて、群狼の処理を諦めたようだ。


「お手柔らかにね」


 少年がそう言うと、その黒装束の女性はうめき声を上げる群狼の頭部をその小さな手の平で掴み上げ。


「じゃあ、後は下半身と手がいいかしら。貰っていくわね」


 バラバラになった体の一部を回収してどこかへ行くようだ。

 するとここでタイミングよくというべきか、話せるくらいまで群狼が回復したようだ。


『な、何をする気だ』


『何をされると思う』


 この状況で考えられるのは尋問の類だろうか。

 いや、女性が私達に対する暴行を気にしていたことを考えると拷問といった方が正しいか。


『俺に手を出して、タダで済むと思うなよ』


『あら、自分が無事でここを乗り切れると思っているの』


 凄む群狼に女性は笑みを崩さない。

 そうなのだ。群狼がどんなに強がろうと、この状況から群狼に助かる道は残されていないだろう。

 そして女性は言う。


『とりあえず、チョッキンは確実よね。女の敵は死すべしよ』


『なっ』


『安心して、しっかり傷口は塞ぐから』


 それは群狼にとって全く安心できない言葉だろう。

 しかし、彼奴がこれまでにしでかしたことを考えると当然の処置――、いや、それでも甘い処置と私は思わざるを得ない。

 そして、この少年もまたこの少年である。


「母さん。一応言っておくけど、使う回復薬を選ばないと生えてくるから」


「そうなの。気をつけるわ」


 連れて行かれる群狼の顔には絶望が張り付いていた。

◆新章のプロット作成の為、次回更新は日曜日になりそうです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 無双(狼)→無双(虎)→蹂躙(母) しかしここで登場できないのが元康が元康たるところか 珍しく女性にアピールできる機会なのに 襲われそうだったということは、それなりに見た目がいいのでしょう…
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