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魔法世界にパソコンを

「虎助。それはなんですの?」


 いつもの放課後、エレイン君達を引き連れた僕が幾つもの大きなダンボールを運んできたのを見て、マリィさんが興味津々聞いてくる。


「パソコンですよ」


 カウンター奥にある和室にダンボールを運び込んだ僕は、ガムテープを剥がしながらマリィさんの質問に答え、中に入っていたデスクトップパソコンを取り出してみせる。

 と、ベル君に手伝ってもらって、予め工房で作ってもらっておいた座机に、パソコン本体にモニター、周辺機器ねどを接続していき電源を入れる。

 パソコンメーカーのロゴが映し出された後にOSが起動。青く染まるローディング画面を見ながらマリィさんが聞いてくる。


「何をするものです?見たところテレビゲームに似ているようですが」


「ああ、ゲームとかも出来ますね。でも――」


 何がなく口にしたゲームという言葉にシュバッと振り返るのは魔王様だ。

 だが、次の瞬間、目の前のテレビから爆発音が聞こえて、魔王様の視線はすぐに元通り。

 僕はそんな魔王様を微笑ましげに見ながらも、続けて、


 「でも、それだけじゃないといいますか。なんて言ったらいいですかね。うーん。魔法世界にはない代物ですからね」


 そこまで言ってから『いや、そうでもないのか』と、ふとある人物に目を向ける。

 そこにいたのは、革のジャケットに革のパンツと、妙にパリッとした格好で魔王様のゲームの相手をしていた賢者様だ。

 どうやら魔王様がよそ見をしたをきっかけに二人共ゲームオーバーになってしまったみたいである。

 なので、


「あの。賢者様の世界にはパソコンがあるんじゃないですか」

「ああ。確かに似たような道具はあるな」


 やっぱり。


「えと、だったら、マリィさんに説明、お願いできますか」


「面倒臭えなあ」


 物質文明の世界に生きる僕が説明するよりも、魔法文明と物質文明、その両方をハイブリッドしたかのような世界に生きていると思われる賢者様からの説明の方がより理解が進むのではないか。そう考えてみたのだが、賢者様は相変わらずで、

 しかし、そんな賢者様にも意外な弱点はあったりする。


「……ロベルト。私も知りたい」


 そう、賢者様は何故か魔王様のお願いに弱いのだ。

 ぱっと見ると、ちょい悪オヤジにおねだりする女子中学生という風なちょっとした犯罪臭を漂わせがちな光景だけれども、安心して欲しい、賢者様は年上のお姉さんが好きなのだ。

 言うなれば、この光景の本質は、姪からお願いにダダ甘なおじさんといった感じだろうか。

 しかし、ハーフとはいえエルフという種族は長命として有名で――なんて余計な勘繰りはともかくとして、


「つっても俺もうまく説明できるかわかんねえぞ……」


 賢者様は僕からのお願い――ではなく、魔王様からのおねだりに少し考えて、


「そうだな――、〈世界録(アーカイブ)〉って魔法があるだろ、魔法や魔獣なんかの情報がやり取りできるってアレだ。その上位互換というかなんつーか、アレにいろんな探査系魔法をぶち込んだって機械ってトコか」


 そのたどたどしげな説明に、魔王様はパソコン画面やキーボード、マウスなんかに夢中な様子、そして、マリィさんはたぷり胸元を強調するかの如く腕組み顎に指を添え、


「要するに上位の情報系魔導器――とそんな印象でよろしいんですの」


「いや、魔導器っつーよりも魔導書って言った方がいいんじゃねえの」


「そこまでのものですの!?」


 マリィさんが驚くのも無理は無い。

 魔導書というのは幾つもの魔法が収められた魔法大百科のようなもので、ものによっては使いたい魔法のページを開き、ただ魔力を流すだけで魔法を発動させることが出来るなんてものもあったりするのだ。

 対して魔導器というものは複数の魔法を合成して発動できるとはいえ、そこに刻まれる魔法式は二つか三つが通常である。単純に知識という点においては魔導書に敵わないのだ。

 しかし、その一方で


「けどよ。でっかくて使い難そうだなコレ。持ち運びも難しそうだしな」


「まあ、もともと腰を据えて使うタイプの物ですからね」


 確かにデスクトップパソコンは持ち運ぶのに不便である。

 その点を考えるのならノートパソコンやタブレット型パソコンなんて選択肢もあったのだけれど、処理能力や記憶容量とか、あと多くの出力方法があった方が何かと便利なのではないかと、僕の好みでデスクトップ型にしてみたのだが、


「でも、デスクトップパソコンなんて普通こんなものだと思うのですけど、賢者様のところはこういうタイプのパソコンは無いんですか」


 そんな何気ない僕の質問に、賢者様が「大きくてもこれくらいだな」と手で示したのは、手の平サイズの大きさだった。

 一見すると随分と小さいパソコンだとは思うのだが、

 そういえば、スティック型のパソコンなんてのもあったんだっけ?

 僕個人としては、性能的に断然デスクトップの方が使い易いんだけど、単に調べ物やメールをするだけならそっちでも事足りるのか。

 いや、ものは魔法世界のパソコンだからな。シェルがそうであるように、パソコン本体に魔法式を――例えばさっき賢者様がチラッと言っていた、情報系の上位魔法〈世界録(アーカイブ)〉のような記録系の魔法式を組み込めばハードディスクの小型化も簡単だろうし、魔法を電子回路の代わりにすれば拡張ポートも必要ない。なにより、魔法で動いているのなら無駄に熱を持つこともないだろうからファンそのものが必要ないとなればかなりの小型化が可能なのではないか。

 と、賢者様から知らされた思わぬ魔法世界のパソコンの小ささに、つい余計なことに思いを巡らせている間にスタート画面が表示されたようだ。

 見計らったかのように賢者様が聞いてくる。


「ふーん。使い方は俺の世界のと殆ど一緒みたいだな。で、どうやってエロい画像を見るんだ」


「って、いきなり何を言ってるんですか」


「こういうモンで見るといったらそれしかないだろ」


「自分のパソコンがあるならそれで見て下さいよ」


 そういう話でもないと思うけど、マリィさんから冷ややかな目線が飛ばされる中ではなかなか答え辛い質問内容だったので、取り敢えず適当に誤魔化してみるのだが、


「俺等の世界にゃ不浄なコードなんて不便なモンがあるからな。迂闊にそういうのが見れねえんだよ」


 曰く、賢者様の世界ではそういう映像に大きな制限が掛かっているらしい。

 やっぱり魔法が主軸の世界だけあって精神性に高潔さとかが求められたりするのだろうか。

 賢者様を見てるとそうとは思えないけど……。


「んで、どうやって見るんだ。なんかインターネットとかいうのでエロい動画とか見られるんだろ」


「何でそんな事知ってるんですか?」


「情報収集は基本だぞ」


 賢者様が肩越しに親指で指し示すのは、ズラリ漫画が並ぶ本棚だ。そこに並ぶのは基本的にマリィさんや魔王様の趣味を中心の本ばかりなのだが、中にはそういう話題が出てくる作品も無い訳ではない。

 しかし、そんな細かいところまでよく読むなあ。

 ある種の関心をしてしまうものの、そういうのが情報収集能力――というよりも、飽くなき探究心が賢者様が賢者様と呼ばれる所以なのだろう。

 まあ、大抵の場合、残念な方向に進みがちになってしまうのが玉に瑕だけど……。


「残念ですがそのパソコンはまだインターネットに繋がっていませんよ。だから、まだそういう映像は見られません」


「だったら保存とかしてある画像とかねえのかよ。虎助少年だってその年だ。エロい事に興味があるだろ?」


 まあ、僕も男子高校生だ。否定はしないけど……。


「皆で使うパソコンにそんな画像を保存してくる訳ないじゃないですか」


「その言い方だと、皆で使わないパソコンには保存してあるんだな」


「止めて下さいよ」


 マリィさんの視線が凄く怖いです。


「つーか、繋がんないならこの機械もほぼ意味が無えだろ。そのインターネットってのが繋がればいろいろと便利なんだろ」


「まあまあ、技術の方はほぼ確立していますから、近い内に繋がるようになるとは思いますよ」


「そうか、期待してるぞ」


 期待してるぞって言われても、皆がいる場所で見るつもりだったんですか。マリィさんに殺されますよ。

 なんて心の中でツッコんでみるものの、実際にそんな暴挙に及びかねないのが賢者様という人である。

 これは、ネット接続が可能になったのなら、インターネットカフェみたいにパソコンが使える個室みたい場所を用意しなくちゃいけないかもな。

 いや、そこまでする程の需要はないのか。

 というよりも、賢者様が入り浸ったら大変だ。

 使用目的が目的だけに、ある種の潔癖さ――というか、普通に純情なマリィさん辺りが黙っていないだろう。

 そんな風に考えていると、案の定――というべきか、


「なんて邪悪な機械ですの。これはそのインターネットとやらが完備される前に破壊すべきなのではありませんの」


 うわぁ、賢者様の所為でパソコンの評価がだだ下がりじゃないか。このままだと壊されそうな勢いだ。


「止めて下さい。そんな目的の為だけ(・・)にパソコンを使うのは一部の人だけですから」


「つってもこういうのでするのってそれ以外に無くねえか」


「いえいえ、オーナーは魔法式の整理や開発に使ったりとか考えてるんですよ」


 というか、賢者様は黙っていて下さい。

 平静を保ちつつも慌てて賢者様を諌める僕の一方で、


「ちょっと、いま聞き捨てならないことをいいませんでした?まるでこの魔動機(・・・)で魔法の開発ができるみたいではありませんの」


「えと、できますよ」


 と、僕は詰め寄ってくるマリィさんに迫力に気圧されながらも答えると、オーナーによる改造が施されたスキャナーをUSBに接続、連動するプログラムを立ち上げる。

 すると、モニター内にペイントソフトのようなウィンドウが表示され、

 僕はマリィさんにスキャナの上に手を置くようにお願い、そのまま〈火弾〉の魔法を発動する直前までもっていってもらうと、そのタイミングでスキャナを起動。表示されたウィンドウ内に完成した魔法式が表示される。

 と、その画面を見たマリィさんは、そこに映る魔法式と自分の腕を覆う真紅のオペラグローブを見比べて、


「どうなっていますの?」


「オーナーが言うには〈ハイエルフの万年筆〉って魔導器の仕組みを取り込んだものだそうですよ。内部に仕込まれた光属性の魔石によって発動直前の魔法を光として取り込み、その構成を分析、魔法式に変換するって仕組みだそうです」


「凄えな」


僕自身、自分で言っておきながらよく分かっていない説明を賢者様は理解したらしい。魔改造されて原型を留めていないスキャナを、色んな角度から見聞しながらブツブツと何かを考えているようだ。

 普通に調査系の魔法を使えば、スキャナに込められた技術の一端くらいは分析できるだろうに、それをしないのは技術者としてのマナーなんだろう。


「しかし、賢者様の世界なら、同じような魔具があっても不思議じゃないと思うんですけど、現に自分の構築した魔法の式を転写できる魔導器もあるみたいですから」


 なんでも〈ハイエルフの万年筆〉の他にも〈賢者の手帳〉や〈大魔導の水晶球〉などと、イメージの産物である魔法を意味ある形に変化させるマジックアイテムはそれなりの数、存在するらしい。

 だから、そこまで驚くことではないのでは?そう思ったのだが、


「あーゆー魔道具は大概が使い捨てだったり、そこにあるエクスカリバーと同じような所有者制限があるからな。それに殆どのアイテムは魔法そのものじゃなくて魔法の前段階、イメージや呪文から逆算して魔法式を構築するってタイプのアイテムばっかりだからな。たかが〈火弾〉の魔法だとしても、嬢ちゃん特製に改造された魔法をここまで正確に魔法式にするのは難しいだろうよ」


 なんて言うか、そっちもそっちで便利そうにも聞こえますけど、

 賢者様だけじゃなくてマリィさんも同意するように頷いているところを見ると、このスキャナはそれだけ凄いものなのだろう。


「でも、これも実際に使ってみないときちんと発動するかは分かりませんけどね」


 実際このスキャナで取り込んだ魔法はこれが初めてだ。検証してみないときちんと使える魔法式に仕上がっているかどうかは分からない。


「いや、検証するまでもなくほぼ完璧な魔法式に仕上がってるだろ。コレ」


「ですわね。前に私が作ってもらったオペラグローブなどとも遜色が無いように見えますの」


 賛辞をくれたマリィさんはこちらに向き直って、


「それでこれはどうやって使いますの」


「データ化されてるってことはシェルに入れて使うってトコか」


 シェルというのは賢者様の世界で主流の魔導器で、家電製品のようにプログラム化した魔法式を魔動機械に組み込むことによって魔法を発動させるというマジックアイテムだ。

 それを作る技術は、既に賢者様から僕、そして僕からオーナーへと伝えられており、試作した現物もバックヤードに保管されているのだが、今回はもう少し面白い実験を考えていた。


「ベル君お願い」


 賢者様の質問には答えずに、僕がベル君に取り出してもらったものは、小さなワインセラーのような箱の中にアームのようなものが取り付けられた機械だった。

 見様によっては未来的な調理器具にも見えるそれは――、


「なんですのこれは?」


「3Dプリンタという機械です。なんていいますか、製図した物体をその通りに形作る為の機械といったところですか」


「つまりは錬金釜のようなものですの?」


 ちょっとニュアンスは違うけれど結果そのものは似たようなものだ。

 そんなマリィさんの一方で賢者様は平然とした様子である。たぶん賢者様の世界にも似たような機械があるのだろう。

 とはいえ、そこは技術者らしく、機械そのものの構造が気になるようであるが、

 と、そうこうしている間にもベル君の手によって3Dプリンタのセットが完了したようだ。

 魔法式を表示するアプリの上部にあるメニューの中からサンプルの指輪を選択、そこに魔法式を添付してプリントスタート。

 錬金術によってミスリルが練り込まれた光硬化樹脂が、設定された魔法式を組み込んだ指輪を形成していく。

 しかし、それはかなりゆっくりとした形成で、

 たかが小さな指輪を作るだけとはいえ、これは少し時間がかかりそうだな。

 という事で、空いた時間の繋ぎにと、以前から気になっていたことを聞いてみる。


「そういえば、前から気になっていたんですけど、賢者様はご自分の魔力は使わないんですか。シェル以外で何かしようとしているところを見た事がありませんけど」


 僕は賢者様が魔法を使うところを一度も見たことがない。

 本職が錬金術士なだけに、魔法はあまり使いたくないのでは?そんな風にも考えられなくもないのだが、魔王様の部下である黒竜・リドラさんが来た時も、大魔王アダマーがアヴァロン=エラを襲撃した時も魔法を使う気配を微塵も見せなかった。

 だから、そこに何か別に理由があるのではないかと考えたのだが……、


「ああ、それな。俺等の世界じゃ魔法ってのは、子供の頃に非常事態に備えて簡単なのを二・三個習うくらいで、後はシェルとドロップで済ましちまうからな。魔力があんまり上がんねえんだよ。まあ、現代魔法ってのはイメージが複雑で、魔具を使ってもなかなか身にならねえからな。所謂、機械化の弊害ってヤツだ」


 つまり、便利さを求めた結果、魔法発動そのものが複雑化し過ぎて、シェルなどの機械に頼らなくては安易に魔法を使えなくなり、結果、自らの魔力で魔法を使う頻度が激減。使える魔力も落ちていったというところか。


 と、そんな魔法世界の未来事情に僕が思いを馳せる片方で、


「要するに修行不足ということですの。だからロベルトは名前負けするくらい魔力が弱いのですね」


 マリィさんはその主張を体育会的なノリにてバッサリ斬り捨てる。


「いやいやいやいや、なんちゃらっつー実績を持ってる嬢ちゃんと比べる方が間違ってるだろ」


 マリィさんは生まれながらに【姫】なんていう特別な実績を持っていて、更に積み上げた実績があるのだから賢者様の言わんとすることも分からなくはないけれど、


「あら、魔力量だけでいうなら、貴方、虎助に追いつかれそうですわよ」


 それが、つい半年前までは魔法の『ま』の字すら知らなかった素人が相手だとまた話が違ってくる。


「マジかよ。つーか、少年ってちょっと前まで素人だったって言ってたよな。成長し過ぎだろ」


 マリィさんの放った特大の追い打ちに、賢者様が驚きと疑念の入り混じった瞳で僕を見てくる。

 その(・・)世界でトップクラスの使い手である賢者様に、魔素の希薄な世界に暮らす僕がたった半年という期間で追いつかんとしているのだ。そんな目で見てくるのも分からなくはないのだが、


「魔法初心者なのは変わっていませんよ。けど、ここで普通に魔法を使ってますから、さすがに魔力の方は上がってますかね」


 そう、このアヴァロン=エラはマリィさんや賢者様の世界すらも大きく上回るほど魔素に溢れた世界なのだ。そんな場所で常時(・・)魔法を使い続けていたのなら、当然の如く、その技量・出力・許容量も上がるというものだ。

 だから――、


「折角ですから修行って意味も込めて、この魔具の検証は賢者様にしてもらいましょうか」


「いいですわね」


 いつもと立場がまるで逆。出来上がった魔具を3Dプリンタから取り出す僕に、うへぇ。と嫌そうな声を吐き出す賢者様だった。

〈ハイエルフの万年筆〉……脳内に構築した魔法のイメージを魔法式化する自動書記。魔法式が書き上がるまで魔法のイメージを保持し続けなければならない上に、筆記速度が使用者に依存する為、魔法式の大きさによっては数時間~数日、魔法式を書き続ける精神力が必要。


〈賢者の手帳〉……一種の魔導書。胸元に入れて呪文を唱え魔法を発動させることにより呪文を記録する。記録された呪文は手帳を持つ他の人物にも使用可能となり、練習を重ねることによって習得可能に。加えて魔法式への変換機能もあるが手帳の品質・魔法の等級によってはその魔法式が劣化する。(発動しないことも)


〈大魔道の水晶球〉……これを触媒として魔法を使用することで魔法そのものを吸収。魔法式の保存が可能。水晶球に使われる素材のランク。純度によって保存可能な魔法式のレベルが変動する。魔法の吸収に失敗すると爆発する危険な代物。

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