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散髪とビーズアクセサリ

◆今回はおまけ付きです。

「では、並んでくださいますか」


 そんな僕の声にカウンターの上にズラッと並ぶのはたくさんの妖精達。

 僕はいま彼女達の髪を一人一人、カットしていた。


 ちなみに、僕がどうしてこんなことになっているのかといえば、

 今日のオヤツに、昨日、母さんがどこからか貰ってきた、まるでどこぞのコンクールに出品するような豪華なケーキを出してしまったのが原因かな。


 そのケーキそのものは、フルフルさん達、妖精のみんなだけではなく、マリィさんに元春に魔王様、そしてミストさんにも好評だったのだが、フルフルさんを始めとした妖精さん達が、そのケーキの上に乗っていた、妖精をモチーフとした飴細工がいたく気に入ってしまったみたいで、オヤツの後、残ったその飴細工の奪い合いを始めてしまったのだ。


 その結果、彼女達の体温によってその飴細工が溶けて、彼女達の髪の毛やワンピースにベタベタとくっついて取れなくなってしまったのだ。

 そして、服はともかく、長い髪の毛にベッタリとくっついてしまったそれを落とすのはかなり難しいと、僕が特に飴がたくさんくっついてしまった妖精さんの髪をカットすることになったのだが、

 ここでまたというかなんというか、僕が切った妖精らしいショートカットが彼女達には好評だったらしく、飴細工の争奪戦には加わらず、飴の被害に合わなかった妖精さん達も『自分も自分も』と髪を切ってとお願いしてきて、現在のこの状況に至るというわけだ。


「しかし、なんといいますか、これは意外な特技ですわね」


「……凄い」


「この手の練習は母さんにさせられて慣れてますから」


 感心したように言ってきたのはマリィさんに魔王様。

 僕が今回このためだけに作った小さなハサミでチャキチャキと妖精さんの髪をカットしながら答えると、


「化粧とかさせられたりな」


「化粧!? 元春がですの。何のために」


 元春が僕の説明を引き継ぐようにそう言って、マリィさんがその衝撃の発言を聞き、驚愕も顕にするのだが、


「その時は手に職をという理由でのことでしたが、いま思えばウチの家業が関わっているんだと思います」


 おそらくは、そんな何気なく――というか無理やり?――教えられたこれら技術も、変装とか、そういう忍者に関わる技術なんだろう。

 まあ、巻き込まれた友人――特に元春――に関しては完全にとばっちりであるのだが、母さんが言った『手に職が――』という表向きの理由も、まあ、まちがっているということで、


 そんな無駄話をしながらもカットを続けていると、人数が多いとはいえ、フルフルさん達の場合、サイズが極小ということで、あっという間に全員分のカットが終了して。


「これで全員かな」


「『ありがとー』」


「じゃあ、後は片付けですね」


 さて、あとはこの髪の毛を処分すればと、カウンターの上に溜まった髪の毛を下敷きでかき集め、それをゴミ箱の中に捨てようとしたところ、マリィさんが慌てたように手を伸ばし。


「虎助、それは捨ててしまいますの。

 妖精の髪の毛といったらかなり希少な素材なのですが――」


「そうなんですか?」


「妖精の髪の毛といえば、ローブなどの布製品に魔法を付与する時に使われる最高級触媒で、ティースプーン一杯で金貨一枚にもなると言われていますのよ」


 彼女達が集める花の蜜や鱗粉などが希少な素材ということは知ってはいたんだけど、まさか髪の毛まで希少素材だったなんて――、

 しかし、ティースプーン一杯で金貨一枚とか、ちょうど妖精さん一人分くらいの髪の毛だよね。

 はてさて、それはどうやって採取したものなんだろう。

 そして、その価値を知らぬは本人ばかりなり、フルフルさん達もマリィさんの驚いたように。


「え、人間って私達の髪の毛を集めてそんなことをしていたの」


『気持ち悪い』


 まあ、知らない内に自分達の髪の毛がそんな扱いになったら、その反応も当然だよね。

 魔王様と一緒に暮らす妖精一同から、ゾワゾワと鳥肌が立つというようなリアクションがされ。


 しかし、ここまでの拒否反応を見てしまうと――、


「でしたら、こちらはこのまま捨てた方がいいですね」


 うん。ここで僕がこの髪の毛を素材として回収するのはいかがなものか。

 僕が集めた髪を改めてゴミ箱に捨てようとしたところ、フルフルさん達が軽やかに飛んできて、


「いいよ、いいよ。知らない人なら気持ち悪いけど、虎助なら変なことには使わないだろうし、髪も可愛く切ってくれたからそのお礼だよ」


 フルフルさんに続いて『お礼、お礼』と声を揃える妖精さん達。

 ふむ、顔も知らない誰かにこの髪の毛が回収されるのは気持ち悪いけど、目の前の僕になら大丈夫と。

 僕はそんなフルフルさん達の好意をありがたいと思いながらも。


「そうですか。

 でも、そういうことなら、この髪の毛を使って、ここにいるみんなでなにか作ってみましょうか」


「なにかというと」


「そうですね。この髪の毛で長い糸を作ってビーズアクセサリを作るというのはどうですか」


 集められる髪の毛の量、そこから作れるものと考えて、僕がマリィさんにそう答えると、

 この反応はビーズアクセサリ知られていないのかな。

 マリィさんを始めとして魔王様とその一同もキョトンとした顔をして、


「あの、ビーズアクセサリとはどのようなものですの?」


「こういう感じのものですよ」


 やっぱりそうだったんですね。

 僕が代表して、訊ねてきたマリィさんの目の前に、ビーズアクセサリがどのようなものかという見本を、ネットワークの海から引っ張ってきた画像で示したところ、みなさんは『おお』と目を輝かせて、


「こんなに立派なアクセサリが(わたくし)達にも作れますの?」


 いや、マリィさんはそう言うけど、簡単なものなら、材料さえ揃えば素人でも作れるものだと思うけど。

 ただ、ビーズそのものが作れなければ、こういうアクセサリは難しいものなのかもしれないな。

 僕はそう思い。


「作れる糸の長さにもよりますけど、材料はこちらで揃えられますから、ここにいる皆さんで一緒に作ってみましょうか」


「……ん」


「わ、私もご一緒してもいいのです?」


 と、最後尾からおずおずと、人間の上半身を伸ばすようにこちらを覗き込んでいたミストさんも巻き込んで、ビーズアクセサリ作りをすることになるのだが、


「で、これ、どうやって糸にすんだ?

 このままじゃ使えないだろ」


 そう言って、元春が見るのはカウンターの上に集められたフルフルさん達の髪の毛。

 その一本一本の長さはほんの数センチが関の山、しかもところどころに固まった飴がくっついていて、一見すると、このままでは糸を作るなんて到底無理という状態なのだが、


「ああ、それは錬金術でなんとかなるから」


 そう、困った時こそ錬金術。

 僕はカウンターの下からジャジャンと取り出した無駄に成金趣味な錬金釜に、集められた妖精達の髪の毛をサラサラと投入。〈分離〉を使って髪の毛と余計な飴なんかのゴミを取り分け、〈結合〉を使ってバラバラだった妖精の髪の毛を一本の長い糸に合体させて、そこに伸縮性が必要だと軽い〈性質変化〉を発動。

 出来上がったそれは、妖精たちの髪色が上手い具合に混ざりあったようで、微かにグリーンの配色が強い金色色をした細く丈夫な糸だった。


 と、そんな糸に通すビーズはというと、もうおなじみとなった世界樹の樹脂に、各種魔法金属やら、フルフルさん達の鱗粉やらと、すぐに手に入る素材をメッキやら混ぜ込んだりして作るビーズ。

 僕はそんなビーズの量産を工房にいるエレイン君にお願いして、ビーズが出来上がってくるまでの間に、ビーズアクセサリの作り方を説明することに。


「これをそれぞれが欲しい魔法の魔法式に従って紐に通してゆけばよいのですね」


「はい」


 そして十数分、仕事の早いエレイン君によって万屋に持ち込まれたカラフルなビーズを使って、ビーズアクセサリ作りをスタートさせる。


 元春やミストさん。フルフルさん達はワイワイと――、

 僕やマリィさん、魔王様などは黙々と――、

 それぞれ作りたいものに合わせて切った妖精の糸にビーズを通していって、


「なあ虎助、これってちゃんと魔法式を意識しねーとダメなん。

 そのままやるとデザインがちょっと変な感じになっちまうんだけどよ」


「別に魔法式の体裁が整っていれば、ある程度は好きにやってもいいと思うよ。

 とはいえ、色選び、素材選びによっては多少の影響が出てきたりするみたいだけどね」


 わかりやすいのが四大エレメントと呼ばれるものになるのかな。

 例えば、世界によって多少概念は違うんだけど、火は赤、水は青、風が緑、土が茶色と言った風になっていて、それぞれを象徴するような色調で魔法式を描くだけで、威力が上がったり、安定感が増したりと、逆にマイナス効果も含めていろいろと影響があるみたいなのだ。

 だから、このビーズアクセサリも、それぞれの魔法にあったビーズをチョイスすることで、よりその効果を強化することが出来るみたいなんだけど。


「結構むずかしいんだな」


「まあ、今回作るビーズアクセサリはお遊びみたいなものなんだし、魔法そのものの効果に拘るよりもブレスレットとしての完成度を高めたほうがいいんじゃないかな」


 そうすることによって、逆に高品質の魔導器が出来上がるなんて場合もなくもないのだからと、

 僕は元春を始めとした各方面から時々とんでくる質問をさばきながらも作業を続けて、


「出来ましたの」


 最初にビーズアクセサリ完成させたのはマリィさんだった。

 それは、マリィさんのイメージを、そのままブレスレットにしてしまったような金と青をメインカラーとしたブレスレットで――、


「出来たぜ」


 次に完成させたのは元春。

 こちらは元春としては珍しく、アルミ系の魔法金属にミスリルを合わせてと、モノトーンのおちついた雰囲気のブレスレットだった。

 そして、そんな元春作のブレスレットを見て、


「なんていうか似合わないね」


 僕がそう言うと、元春は立てた人差し指を横に振りながら、


「ちっちっち、これは俺んじゃない。トワさんへのプレゼントだ」


 どうやら、これはトワさんにプレゼントすべく作ったブレスレットだったみたいだ。

 たしかに、トワさんとかスノーリズさんといった大人な女性には、こういう落ち着いたデザインのブレスレットの方が似合いそうだ。


「でも、元春がいきなり渡しても、トワさんも困るんじゃ」


 元春とトワさんの面識はほとんどない。

 おそらく、トワさんからしてみると、元春はなんとなく顔は知っているな――って感じの、言わば限りなくモブに近い存在なだと思われる。

 そんな元春がいきなりプレゼントだとこのブレスレットを渡したところで、逆に不気味がられるのではないか。

 僕がそんな心配を口にしたところ、元春は『君はどこかの有名ラーメン店で店主でもしているのかな』と、そんなツッコミが飛び出しそうな腕組みをして、


「そこでマリィちゃんの出番だぜ。

 今から、俺がこれに似たブレスレットを量産する。

 それを有志一同が作った余り物をもらってきたってことにして、メイドさん達に渡してもらうんだよ」


 つまり、木を隠すなら森の中。

 大量のブレスレットを作ることでメイドさんにおすそ分け、その中に本命のプレゼントを仕込むということか。

 また、なんとも回りくどい作戦である。


 しかし、ビーズアクセサリをメイドさん全員に作るとなると、ここにある材料だけじゃ足りなくなるのでは?

 僕がそんな心配をするも、元春もその対策はきちんと考えていたみたいである。

 曰く、元春の作戦は、本命のトワさん、そして、キープ(・・・)にスノーリズさんと、この二人以外のブレスレットは、適当にここ(よろずや)で用意してもらった安い材料で作って誤魔化そうというらしい。


 いや、キープとか、身の程もわきまえずになにを言っているんだか。

 でも、メイドさん達にビーズアクセサリをか。

 マリィさんのところのメイドさん達にはいろいろとウチの商品を買ってもらっているから、ここは――、


「まあ、そういうことなら僕も手伝おうかな」


「おっ、マジで」


「うん。元春が一人で作ると適当な作りになりそうだからね」


「いや、俺が作ったもんが女の子の手に渡るんだ。手は抜かねーぜ」


「ああ――、それはそうかもね……」


 ということで、それらブレスレットの材料をエレイン君に追加注文したところで、


「でもさ。そのブレスレットが『実は元春が作ってました』っていうのはどうやって証明するの?」


 そもそもそれを有志一同が作ったあまりとするなら、すべてのブレスレットを元春が作ったものであると証明することは出来ないんじゃないか。

 まあ、実はメイドさん達に渡すブレスレットを作ったのは元春だと証言するなら、それはそれでいいのだが、それなら、どうしてこんなに大量のブレスレットを作ったかという疑問は残るし、なによりも意味が不明すぎて気持ち悪がられるんじゃ。

 僕がそんな指摘を追加するも、しかし、元春の自信は揺るがない。


「ふふん。ここを見やがれ」


 見せてくれたのは、たぶんベル君に頼んで作ってもらったのだろう、ちょっと大きめのビーズの裏に刻まれた『M to ○○』という定番のメッセージ。

 成程、元春はこれを証拠にトワさんのブレスレットが自分が作ったものだと証明するらしい。


 しかし、これ、英語で書いてあるとまったく意味がないような。

 まあ、このアヴァロン=エラで、もしくは魔法窓(ウィンドウ)を展開した時なら、バベルの翻訳効果が発動するから読めるとは思うんだけど、マリィさんに手渡しを頼んだ時点では、まったく意味がない模様になっちゃうんじゃないのかな。


 とはいえ、その可能性には元春も気付いていないみたいだし、あえて指摘をするまでもないのかな。

 そもそも、元春が作ったって証明するような状況になることもないだろうし。


 と、僕と元春がそんあ茶番ともいえる話を間にも、ミストさんとフルフルさん達が作っていたブレスレットが完成したみたいだ。

 『できた~』と元気な声が響き、見せつけられた(・・・・・・・)それは、妖精の鱗粉を混ぜ込んだ。エメラルドのようなビーズと魔王様の髪の色のようなムーングロウのビーズ。

 込められているのは夜遅くまでゲームをしたりしているらしい魔王様の体を気遣って快眠の魔法式が込められたブレスレット。

 それをさっそく魔王様にプレゼント。


 すると、魔王様の方もお返しを用意していたみたいだ。

 そんな魔王様のお返しがコレである。


 ミストさんには彼女のイメージカラーに合わせた白と紫のビーズのブレスレットを――、

 妖精のみんなには妖精の鱗粉を混ぜ込んだビーズに細かな装飾がされたビーズそのものを――、

 そう、魔王様はフルフルさん達が、自分の為にブレスレットを作ってくれていることを知り、ビーズそのものを錬金術で加工、妖精専用のビーズブレスレッドを作り出したのだ。


 ちなみに、これらブレスレッドに込められた魔法式は魔王様の代名詞とも言える魔法である〈聖盾(アイギス)〉の簡易版である〈白盾(クラウドシールド)〉。

 通常のビーズアクセサリを作ってもらったミストさんと合わせて、かなりの数のブレスレットを用意してくれたみたいだ。


 その後、拠点に帰ったフルフルさん達がこれを自慢したことで、欲しがる仲間が続出、魔王様は一日に一回ビーズのアクセサリを作ることになったのだが、それはそれで楽しそうであったという。


 ◆◆◆おまけ◆◆◆


「そういえば虎助はどのようなビーズアクセサリを作りましたの?」


「これですね」


「数珠って、

 お前、また地味なもん作ったな」


「いや、地味って、

 別に僕達のまわりでも普通につけてる人いるよね」


「まあ、そうなんだけどよ。お前が作るとガチになるだろ」


「ガチって、それ、どういう意味さ」


「いやいや、言葉そのままの意味だっての」


「それで、数珠ですか。それはどのようなものですの」


「僕達の国では宗教的に使われる祭器のようなものになりますか。

 まあ、現代ではファッションでつけてるって人も多いですかね」


「そうなんですの。

 成程、たしかに素朴ではあるものの、そう言われてみますと悪くはありませんわね」


「よかったら、お譲りしましょうか」


「よろしいんですの?」


「ええ、妖精さん達の糸はまだ残ってますから、新しいのならまた作ればいいですから」


「いえ、そういうことなら(わたくし)の作ったブレスレットをもらってくださいな」


「いいんですか?」


「交換ですの」


「ちょ、それ、羨ましいな」


「……ん」


「元春も魔王様も欲しいなら作りますけど」


「……!」


「そうじゃねーよ。俺もマリィちゃんとかマオっちとか、女の子が作ってくれたブレスレットが欲しいってこと」


「ああ――」


「貴方はトワ達から貰えばいいじゃないですの。メイド達のブレスレットを作るのでしょう」


「もらえるんすか」


「何かをいただいたのならお返しをするのは当然ではないのかしら」


「よっしゃ。約束っすよ約束」

◆今回登場したアイテム


 古の妖珠……古代樹で作った珠を妖精糸でまとめた虎助お手製の数珠。強い浄化の力が宿っている。


 金碧のブレスレット……エルライトとブルーをメッキしたビーズで作られたマリィ手作りのブレスレット。武器に火属性を付与する魔法が込められている。


 モノクロのブレスレット……アルミ合金(魔法金属)とミスリルのビーズを使い元春がトワの為に作ったブレスレット。マリィが持つ黄金の鎧『盾無』に付与される〈近衛の盾〉の簡易版である〈自在盾〉が付与されている。


 精霊姫のブレスレット……ミストやフルフル達が、ムーングロウと妖精の粉を使ったビーズとアラクネの糸を使って使ったブレスレット。使用者を想い、安眠の魔法が込められている。


 白盾のブレスレット……マオがミストを想い、アラクネの糸を主成分としたビーズで作ったブレスレット。白くふわふわと柔軟性に富んだ白盾を作り出す魔法が付与されている。


 白盾のビーズブレスレット……マオが妖精たちを想い作り出したブレスレット。妖精の粉を使って作られたビーズそのものを加工したもの、〈白盾〉の魔法が付与されている。


◆次回は水曜日に投稿予定です。

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