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空中要塞の探索

◆通常の会話は「」で、通信越しの会話は『』と区別されております。

 それは冬休みに入ろうかというある日のこと、僕はマリィさんからとある頼み事をされていた。

 依頼内容は遺跡の調査。

 なんでも、前に調べてみると言っていた〈転移の魔鏡〉から行ける空中要塞に、隠し通路らしきものを発見したので、その調査に同行して欲しいそうなのだ。

 とはいっても、それを行うのは僕ではなくてKE11改――改め、マリィさん命名『銀騎士』だ。

 賢者様の世界へと送り込んだKE11(遠隔操作ゴーレム)に新しい技術を組み込んで生み出した機体である。

 そう、遠隔操作のゴーレムなら他の世界への転移も可能。危険が潜むエリアへの調査にはうってつけだとのことで調査依頼を受けたのだ。

 因みに遠隔操作のゴーレムは、もともと腕の優れた錬金術師にしか起動できないようなものであったのだが、前回の賢者様の世界で行った起動のデータをソニアが分析、それをマニュアル化することにより、莫大な魔力を持ち、ある程度、錬金術を扱うことのできる人物がいればどうにかこうにか起動できるようになっている。


 ということで、やって来ました空中要塞。

 そこは想像していたよりもファンタジーな場所だった。

 黒曜石のような艶のある黒い素材で作られたその建造物は、要塞と言うよりもシックな美術館とかそういった雰囲気を持つ建物で、自然公園のように整備された表層部の向こうには雄大な空が広がっていた。


 ファンタジーなその光景を目の当たりにしてコクピットに座る僕の後ろから元春が呟く。


「ラ○ュタは本当にあったんだ」


 ハイハイ。お約束のボケはいいから、調査に入ろうか。


 マリィさん達の案内で連れて行かれたのは空中要塞の端に作られた小さな広場、その一角にある四本の石柱で囲まれた石舞台のような場所だった。

 マリィさんが言うには、舞台端から砦の外を覗き込んだ壁面に隠し扉が存在するそうだ。

 因みにどうしてそんな場所にあった隠し扉が見つけられたのかというと、あからさまに怪しいこの場所を訝しんだマリィさんが、スクナであるアーサーの愛馬ならぬ愛龍であるファフナーを飛ばしたのがきっかけだったという。

 ファフナーを放流してから数時間、マリィさん達が空中要塞の上層部を探索していたところ、ファフナーが何か見つけた戻ってきたとのことで、魔法窓(ウィンドウ)から発動できる動画撮影機能をファフナーに貼り付けて確認してみると、なんでもない壁面に親指サイズの紋章のようなものがポツンと刻まれていたのだそうだ。

 その後、火属性の探査魔法〈愚者火(イグニスファトゥス)〉が使えるマリィさんと、空間系の探査魔法を操る|メイド――というよりか執事《男装の麗人》であるウルさんが協力して、その壁面を調べたところ、ファフナーが見つけた小さな紋章の後ろに通路らしき空間があることが判明したから、さあ大変。本格的な調査をすることになったそうなのだが、その隠し通路に行く方法が分からずに、それに加えて、空を飛ぶ要塞の壁面を調べるのは命懸けの作業になってしまうということで、僕達にお鉢が回ってきたという訳だ。


 たしかにこれはメイドさんに調べてもらうには危険な場所だよね。


 因みにマリィさん達は、一度自力で調べてみようと、命綱と魔法の箒を使った方法で、この外壁の調査をしようとしたそうなのだが、移動を続ける空中要塞を追いかけながらの壁面調査というのは思っていたよりも難しかったみたいで、作業の途中で魔力がつきてしまったらという危険性から、本格的な調査に二の足を踏んでいたのだそうだ。

 そして、どうすればあそこを調べられるかと頭を悩ませていたところ、そういえば万屋に遠隔操作できるゴーレムがあったじゃないかと思い出し、僕のところへ話を持ってきたのだそうだ。


 と、そんなこんなで、僕が――というか銀騎士が、ミストさんに作ってもらったロープを石舞台から少し離れた場所に生える二本の木にくくりつけて、問題の壁面を降りていくことになったのだ。


 因みにロープを括り付けるなら、石舞台の四方にある石柱を使えばいいのでは――と、マリィさんから質問を受けたのだが、もしかすると、この石舞台そのものが重要な施設なのかもしれないと、少し離れた場所にある二本の大きな木の幹に括り付けることにした。

 正直、結構な重量がある銀騎士を建物の上に植えてられている二本の木で支えることができるのかという懸念もあったのだが、賢者様の世界で暴れたKE11に比べて、マリィさんの要請で新たに作られた銀騎士は軽量化が図られているようで、特に出来合いのアダマンタイトアーマーはステンレスを魔法金属化させたものに変更され、防御力は落ちてしまったのだが、魔素との親和性が高いムーングロウを各所に施した事によって、多くの魔法が搭載できるようになったそうだ。


 僕はマリィさん達が心配そうに覗き込んでいる中、銀騎士を操り、懸垂下降(ラペリング)で壁面を降りていく。


「相変わらず、上手(うめ)ーもんだな」


「そうかな。元春がやってもそんなに変わらないと思うけど」


「いやいや、俺も下にマットとかが敷いてないと思いっきりはいけねーし、ゴーレムを操るにはイメージが重要なんだろ。たぶんこんなにうまくはいかないと思うぜ」


 因みに僕達が壁面降下という特殊技術を持っているのは、もちろん母さんに教えてもらった(叩き込まれた)からである。

 曰く、これが出来ると出来ないとでは、高層ビルなどで災害にあった時の生存率が大きく違うとのことだ。

 正直、そんなレアケースにぶち当たることなんて一生に一度でもあればいい(?)とは思うんだけど。

 今こうして役に立っている以上、文句は言えないのもまた然りということなのだろう。


 僕達はそんな会話を交わしながらも、銀騎士を動画にあった紋章が刻まれている壁面まで降下させ、そこに錬金魔法で土台を作ることにする。

 もちろん、壁面の調査を安全に行う為の処置である。

 僕は銀騎士にマジックバッグから三角定規のような形をしたアダマンタイト製の棒を取り出させる。

 そして、それを世界樹の樹脂で作った接着剤で六つほど壁にくっつけていき、その上に置くのはハニカム構造になったステンレス製の板を設置する。

 排水口の蓋のようなものをイメージして作ってみたこれに、同じく世界樹の樹脂でアダマンタイト製の支えにくっつけることで軽量の土台の完成だ。

 と、ここまですれば、土台としては充分な強度になるのだが、調査の後にマリィさん達も降りてくるかもしれないから、より安全に補強しておこう――ということで、転落防止の意味合いも兼ねて、壁面に接着したフックをを起点にワイヤーフェンスを作り上げる。


 さて、突貫工事であったのだが足場が完成したところで調査に取り掛かろうか。


「で、どうやって開けるんだ。この後ろに格子通路があるって話なんだろ。やっぱ強引にいくしかねーのか?」


「取り敢えず、ソニアに作ってもらった〈解錠〉の魔導器を試してからだね。強引に入ると、まだ生きてるかもしれないセキュリティに引っかかるかもしれないから」


 そう言って、銀騎士に取り出させたのは鍵の形をした魔導器だ。

 銀騎士に付与されたマジックバッグの中に入っていたこれには、賢者様の世界で開発された魔力電池とも言うべきドロップがはめ込まれており、ゴーレムである銀騎士でも簡単に使えるマジックアイテムとなっている。

 マリィさん達がいろいろと調べた後だし、こんなお手軽な魔導器で何か反応があるとは思えないけど、取り敢えずと、小手調べに使ってみたのだが……。


「開いちゃったね」


「開いちゃったな」


 もっと面倒な手間が必要かと思いきや一発で空いてしまった。

 もしかして、この遺跡の技術力はそこまでのものではないのだろうか。

 いや、マリィさん達がいろいろと調べてみてダメだったということを考えると、そんなことはないだろう。


 うん。ただ単純にソニアが凄かった。そういうことで納得しておこう。


 しかし、通路が開いてしまったからにはマリィさん達に報告しなければなるまい。

 でも、その前に、無駄かもしれないけど、この扉が勝手に閉じてしまわないように細工をしておいたほうがいいだろう。


 また開けるのが手間だからね。


 僕は土台を接着した世界樹の樹脂をコーキング材のように使って扉を固定すると、上で待っているマリィさん達の下へと戻る。


『どうでしたの?』


「開きました」


『す、凄いですわね。場所の都合上、ここからではありますが、(わたくし)達もいろいろと試しましたのに』


 マリィさんの言葉を信じるのなら、やっぱりソニアが作った〈解錠〉の魔導器の能力が高かったのだろう。


「特殊な魔導器を使いましたから」


 そして、隠し通路を開くまでの経緯を簡単に説明したところで、改めて聞くのは通路の奥の調査のこと。


「それで調査の方はどうしますか? 一応、皆その通路まで移動できるように色々と準備しておきましたけど、安全面を考えるのなら銀騎士だけで調べて来た方がいいように思えますけど」


「いえ、隠し通路までの道筋をつけてもらった上、調査まで任せてしまうのは無責任というもの。(わたくし)達も同行いたしますの」


 ということで、マリィさんの意見に従い、僕は銀騎士に隠し通路までの移動を簡単にするアイテムを用意させる。

 それは、ハーネスに強靭なローブをくっつけたような装置だった。

 元ネタはアニメなどで有名怪盗が使っていたベルト型の降下装置。

 あれはアニメの中の道具であるが、似たようなものがビル火災などの脱出装置として作られているとインターネットで調べた僕が万屋にある素材や技術を使って再現してみたのだ。

 そして、この壁面降下用アイテムの使い方をしっかりと教えたところで、一人一人降りてきてもらうことにする。


「それで誰から行きますか?」


『当然、(わたくし)から参りますわ』


『いけません姫様。もしものことがあったらどうするのですか!?」


 誰から降下するのかを聞く僕に、マリィさんがいの一番に手を上げて、トワさんがそれを制止する。

 そして、慌てていたんだろう。思わず大きくなってしまった声にトワさんが恥ずかしそうに頬を染めながらも、僕に謝ってくれる。

 どうもトワさんは、今の言い方が僕の持ってきた道具を信じていないように思われてしまったのかも――と気にしてくれたみたいだ。

 しかし、トワさんは、別に僕が持ってきたものを信じていないというのではなく、まずはメイドが安全性を確かめてからでないとマリィさんに使わせられないという。


 うん。マリィさんの立場を考えると当然の処置だよね。


 ということで、マリィさんを除くメイドさんお三人でちょっとした話し合いの結果、一番手はルクスちゃんに決定したみたいだ。

 僕としては最初に意見したトワさんが一番手に名乗りをあげるのかと思ったりもしたのだが、たぶん体重の関係なんだろう。軽量なルクスちゃんから試してみることで決まったみたいだ。

 ルクスちゃんにハーネスを装着してもらった僕は、銀騎士を操り先行し、アドバイスを送りながらゆっくりと壁面を降りていく。


「腰のところについてるハンドルを回せばいいから」


 さすがのルクスちゃんもこの高さからの降下には緊張を隠せないみたいだ。

 いつもならはしゃぐところを、真剣な顔つきで着地点を見極めながら、ゆっくりとハーネスからつながるロープを伸ばしていく。

 そして、時間をかけて僕が作った土台に辿り着き、隠し通路に入ったところでハーネスを外してもらって次の人にバトンタッチ。


 二番目に名乗りを上げたのはウルさんだった。

 眼下に見える海面が遙か彼方ということで、ルクスちゃんと同じく、かなり緊張していたようだが、そこは性格的なものなんだろう。思い切りよく降下して、素早く通路に逃げ込んだところで「ふぅ」と息を吐き出しハーネスを渡してくれる。


 そして、三番目に降りることになったのはマリィさん。

 てっきりマリィさんは最後になるのかと思ったら、殿(しんがり)はトワさんが務めるようだ。

 もしかすると、一人で上に残って何かあっては困るからと、こういう順番になったのかもしれない。

 と、そんなこんなで、特段問題もなくマリィさんを無事に隠し通路の入口まで送り届けたところで、最後に『トワさんを連れてこないとな――』と、もう五回目となる壁上りをしようとしたところ、マリィさんから「お待ちになって」のお声がかかる。

 なんだろう。ちょっとニヤついているマリィさんの話を聞くと、実はトワさんは高所恐怖症だそうな。

 成程、壁面降下に慎重になっていたのはトワさん自身の事情が大きく絡んでいたらしい。

 トワさんの意外な弱点に元春が興奮する中、「よろしくですの」と楽しそうな顔をするマリィさんに送り出された僕はするすると壁を登り、とりあえず、高所恐怖症のことには言及せずに回収したハーネスをトワさんに装着してもらおうとするのだが、


『あの、本当に私も行くのですか? 退路を確保するという意味でも、誰かここに残った方がいいのでは?』


 うん。本当に高いところが苦手なようだ。

 尤もらしい理由をつけて上に残ろうとするトワさんに、僕は努めて明るい声でこう声を掛ける。


「大丈夫です。ここには監視カメラ――って分かりませんよね。まあ、遠視のような魔具ですか、それを仕掛けていきますので問題はありませんよ。 トワさんの事情はマリィさんから聞いていますので、もしよろしければ降りる間、目を瞑ってもらっていても大丈夫ですよ」


『す、すみません』


 懇切丁寧に不安を取り除こうと説得する僕の声にトワさんがしゅんと小さくなる。

 そんなトワさんの姿に、背後から「可愛ぃうぃ~」と気持ち悪い声が飛んでくるのだが、それに同意すると、また元春に絡まれそうな気がするのでスルー。

 僕は銀騎士の体とトワさんの体をロープで繋ぐと、抱え込むようにしてゆっくりと降下していく。

 すると、それを見た元春が「おい、虎助。代われ」と言ってくるのだが、

 いや、代わったところでいまトワさんと触れ合っているのは銀騎士だからね。感触もなにもないからね――と、そのお願いを却下。

 だったら仕方が無いとばかりに、モニターに映る怯えるトワさんの後ろ姿をハァハァと血走った目で見つめる元春を気持ち悪く思いながらも、どうにかこうにか例の隠し通路に辿り着き、全員が揃ったところで探索再開。

 銀騎士を先頭に隠し扉から続く広めの通路を進んでいく。


『上層部と同じく明かりがあるのですね』


『どういう仕組みになっているのでしょう』


 マリィさん達によると、ここ以外の場所でもこの光る壁はあるようだ。

 隠された入口から真っ直ぐ伸びる廊下を進む中で、マリィさんとトワさんが交わす会話に、僕が銀騎士を通じて絶賛周囲を分析中のソニアの言葉を伝えてあげる。


オーナー(ソニア)が言うには、魔法ではなく、その素材がもともと持っている特性を利用しているといことですよ」


 それによると、例えば空間系の力を生まれつき持っているビッグマウスの頬袋を使ってマジックバッグを作るように、素材そのものが持っている特性を活かした加工がこの壁には施されているようなのだ。

 と、そんなちょっと高度な錬金術に関わる話をしながらも通路を進んで行くと、上層とはまた違った近未来的な大部屋に突き当たる。

 辿り着いたその場所はだいたいバスケットコート二面分くらいの広さかな。学校の体育館くらいだ。

 あれは照明だろうか、天井には巨大な天使の輪のようなものが浮かんでおり、空間のそこかしこにスーパーコンピュータのような光を発する巨大な箱が置かれていた。

 そして、その部屋の片隅には動かない人影が幾つかあって、


「ゴーレムですね。いまは動いていないみたいですけどちょっと調べてみた方がいいですかね」


『お願いしますの』


 マリィさんの護衛はメイドさん達に任せて、僕が――ではなく、一緒にモニターを見ていたソニアがKE11を介して、そのゴーレムを調べていく。

 すると、どうやらこのゴーレムは施設の警備や管理をする個体であるらしい。

 しかし、このゴーレムが警備ゴーレムということは、遺跡調査と称してここまで入ってきた僕達は排除される側なのではないか?

 そんなことを思ったりもしたのだがだが、ソニアによると正規の方法で入ってきたから問題ないのだという。


 いや、でも、正規の方法って……、


 ソニアの作った最強の錠破りを使った手前、どうしても違和感を感じてしまうのだが、要するに無理やり入ったのではなければ、ここのゴーレムは襲いかかってこない仕様になっているそうだ。

 ということで――はないのだが、ソニアは遠慮なくゴーレムを分析、ゴーレム自身のデータ、そして、この空中要塞の情報を抜き取った上で、休眠中らしきゴーレムの何体かをマジックバッグに確保。

 ゴーレムを分析する中で見つけた地図を頼りにメインルームに向かうことにする。

 幾つかの通路、幾つかの部屋を経由して、辿り着いたそこは想像していたよりもシンプルな部屋だった。

 映画やらゲームやらで見る怪しげな施設のようにごちゃごちゃとした機械類はおいていなく、巨大な魔石のようなものが二つと、操作盤のような机だけが置いてあるシンプルな部屋だった。

 ただ、その部屋には一つ問題があって、


『どうしてこれがここにありますの?』


「偶然同じ世界に辿り着いたとか」


 そんなことを言い合う僕とマリィさんにそれがなんなのかを知らない元春が聞いてくる。


「あれってそこに浮かんでるデッケークリスタルみたいなヤツのことか。二人はあのいかにも重要アイテムみたいなクリスタルがなんなのか知ってんのかよ」


 元春が聞いてくるように、僕とマリィさんはメインルームに浮かんでいる巨大な二つの魔石(クリスタル)を知っていた。


「実は前にこの魔石を積んだ魔導器がアヴァロン=エラに迷い込んできてね。結構、苦労させられたんだけど……」


 そう、そこにあったのはエクスカリバー2の持ち主として選ばれた剣士であるレイさんが、連れてきた――といったら語弊があるか……、レイさんと一緒に迷い込んできた、山羊型ゴーレムの心臓部と同じ黄道十二門のマークが刻まれた巨大魔石。

 メインルームにはそれが二つ存在していたのだ。

◆馬も持っていないのに銀騎士とはこれいかに――というツッコミがあるかとお思いですが、銀騎士はキャバリアー(騎兵)ではなくナイト(侍者)であるとお考えください。


◆次回更新は水曜日の予定です。

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