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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
外伝(管理者が新崎友哉を異世界に召喚しなかった世界)
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帰ってこないナーサ

あれから五日過ぎた、まだナーサが帰ってこない。ニナは不審に思いナーサの依頼状態を調べることにした。


分かった事は、既に依頼は終わっている事、現在再度ワイバーンが襲来しないかを念のためにグレイバー侯爵の私兵がビッサに滞在している事とグレイバー侯爵自身は既に王都に帰ってきている事を知ったのだ。


この事をヴィルに相談したが、酔っていたので次の日に対応を決めることになりその日は終わった。そして次の日、ニナは素面のヴィルの姿を久しぶりに見た。そして私はビッサに、そしてヴィルはグレイバー侯爵家に探りを入れる事になった。(これがヴィルを見た最後の姿だとはまだ知らない…)


ただ依頼でないため転送魔法陣を使えない、ニナは馬車でビッサに行かなければならなかった。


ニナは直ぐに馬車でビッサに向けて出発、ヴィルもグレイバー侯爵家の探りを入れ始めた、ただ問題なのは侯爵家の位(権力は上でも位としては下)と数少ない王支持派の筆頭であるアーカス公爵(現王の腹違いの妹の嫁ぎ先)右腕である事。つまりこの事を大ごとには出来ないとゆう事だ。


探りを入れてグレイバー侯爵の良くない噂の数個は本当に有った事だと裏付けが取れるまでに、そして最近お気に入りが出来、屋敷の地下で雌奴隷以下の調教をしているとの噂まで…


15日目、ヴィルはニナからの緊急手紙(移転魔法陣を使っての配達)によりビッサにナーサが居ない事とグレイバー侯爵がエルフを捕らえて屋敷に連れ帰った、噂が立っている事を知った。


ヴィルは(もしかしてそのエルフはナーサでは?)と思い、その日の夜中にグレイバー侯爵家に忍び込むことにした。


丑三つ時、侯爵家内の執務室で隠し階段と地下に降りる階段を見付けたヴィル。


地下には16の牢屋とその奥に扉が、各牢には3~6人の女性が、どの人も薄汚く汚れ、「う~…うう!」と獣の様に唸っている、人格を失っている様だ。


牢の中にビッサでエルフを捕らえ連れ帰ったとの噂のエルフが見当たらないため、一番奥の扉に手を掛けた。



ー----------

あとがき


ん?第一話が2020年8月22日公開だから…後少しで書き始めて2年が終わるじゃん!


残りの物語を考えると…3年目にギリ届くかな?(休み入れつつ引っ張ればw)


とりま外伝の最後まであと少し、その後の本編のその後を1~2話までお付き合いよろしくお願いします。

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