ルルルの剣(2)
まえがき
本編との違いも書いていきます。
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ある依頼でリグー町に依頼終了報告に立ち寄る。
〈本編だと新崎友哉と出会って直ぐ9話の部分。但し出会いがないため一日早い報告となった。〉
〈ルルルの剣もまだギルドの酒場には無い、一日早くなったためまだこの街にたどり着いていない。〉
報告も終わり明日ギルドに立ち寄らないまま王都に帰還することとなった。
その日の内に補給を済ませ、翌日町を出る、門を通り過ぎた所で人相が悪い3人組PTとすれ違うが、何事もなく過ぎ去る。
夕方、ルルルの剣は愚痴をこぼしながら酒を浴びていたら、ギルドマスターから冒険者の招集が掛かる。
特別依頼だ、報酬が良い分危険度も跳ね上がる。
リグー町に所属している殆どの冒険者PT、47PTが参加することに。
行きは気楽なものだ、何故ならギルマスは緊急依頼としか言っておらず依頼ランクと何が起きているのかを言っていなかった。
そのためせいぜい★5程度で魔物の数が多いのだろう、他のPTちと連携取れれば楽勝であろうと思い込んでいた。
依頼の現場に到着した面々、警戒をしながら捜索範囲を広げていく。
普通の魔物ならそれで良かっただろう、だが相手が悪かった、ワイバーンの群(25体)が冒険者の後方から低空飛行で襲い掛かった。
統率されたワイバーンの群れに逃げ惑い、バラバラに逃げる冒険者、各個撃破の標的になった。
逃げるルルルの剣の最初の犠牲者はギルだ、ワイバーンの鉤爪で切り裂かれた。
ガルは仲間の死を直面し、固まる。だがその隙をワイバーンが逃さない、ガルに向かいブレスを吐く、それをガルの前にゴルが立ちふさがる。
ガルはブレスによって即死でもおかしくない程の火傷を負った、そしてゴルは上半身が消し飛んでいた。
さっきブレスを吐いたワイバーンは俺にはもう興味が失せたかのように新たな冒険者を標的にして暴れている。
せめてガルは兄弟の仇と言わんばかりか、ワイバーンの背中に剣を突き立てる。
ワイバーンは暴れまわって、ガルを背中から落そうとする、必死にしがみ付くが、先ほどの火傷で力が入らない。
とうとう力尽き振り仰向けに落とされるガル、その上に別のワイバーンが踏みつぶしにかかるが、逃げる力はすでになく『プチ』っと音と共に意識が消えた。
結局この特別依頼で生存したPTは3PT、しかもボロボロで冒険者としての再起も難しい。
この件よりギルマスは数々の違反が発覚、死罪となった。
リグー町の冒険ギルドも冒険者が居なくなってしまったため、再活動には3年の歳月が必要となった。
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あとがき
急遽、コロナワクチンの3回目接種を金曜日に打ちました。
これを書いている土曜日は、はっきり言って最悪な状態です。
うん、もっと早く書き上げるべきだった(´Д⊂ヽ
それと、サラッとルルルの剣の話を終わらす予定がマルマル1話ってw
これもワクチンのせいだw




