王都教会の再編と勇者
♦まえがき♦
前話の王都教会を正常化後の内容の話で、変更後に4が追加された事についての説明を書き忘れていましたm(__)m
この場を借りて簡単に説明すると、王都教会の聖剣が勇者を認定し、王都教会と高位貴族が王家に勇者であると認めさせ、あらゆる特権を勇者に与えさせた、そして今回件もあり神聖国としては危惧している、ニナには将来婚姻関係を結ぶ可能性がある一人なので、勇者がどんな人物かを知っておくように、が表向き。裏は我が儘を聴いたのだから我々の言う事も聞いて。って事です。
それと、この話で久々に勇者フェブリク登場ですwですのでその部分はフェブリク視点で会話も入れて書きますw
大司教様との話が終わり次の日、私達は移転魔法陣を使い移動後、50名の聖十字騎士と共に王都教会を制圧にかかった、それと同時に王家も国の騎士団を使い、王都教会に繋がっている貴族の捕縛に向かわせた。
教会の制圧はいとも簡単だった、王都教会の警護が最低限しかいなかったためだ。なぜ?少なかったと言うと、ニナの捜索と、この期に及んでも巡礼を強行していたのだ、しかもニナにそっくりな代役を立てて。
貴族の方は抵抗が有ったが制圧には成功した。これにより王都教会側の捕縛が41名と、貴族が78名の捕縛となった。
その後、ニナの捜索隊と巡礼中の者も捕縛された、そして1週間後のは刑の執行と王都教会の新体制も決まり、平穏を取り戻した。
とある場所を除いては。
♦フェブリク視点
「だり~!今更教会のお偉いさんたちと話さなきゃならない?!」
不機嫌そうに悪態をつくフェブリク、昨日久々にナンパに成功し、宿に連れ込んで楽しんだ、そのまま女と裸のまま眠りについたまでは良かったが、今朝になり教会の連中にたたき起こされ教会に連れてこられた。
『これから教会にとって重要人物と会っていただきたい、粗相がないように。』との事だったが、フェブリクはそんなことよりさっさと宿に帰って昨日の女とイチャコラの続きをしたいと思っている。(女は既に宿を出た後だがフェブリクはそれをまだ知らない。)
「この部屋で勇者様のご到着をお待ちになっておられます。」
案内人の僧侶に王都教会の奥の応接間前まで連れて来られ、入る様に促される。
しぶしぶ入るとそこには冒険者風のPTと思われる男1名と女3名が座って待っていた。
(なんだこいつらは?男一人に女三人だ~?!え~と女は赤毛の奴は75点、エルフは…お!やっぱりエルフだけはある!顔は100点!身体は……胸が残念35点!そして修道服の女は…少し幼いが95点!!俺好みじゃね~か!)
PTと思われる人物を監査しつつ点数を付け、修道服の女をロックオンした。
♦あとがき♦
まえがきの説明が長くなり過ぎたので途中で次話にさせて頂きました。
次話で教会編が終わり、それ以降はシスの街のスタンピード編に移ります。