表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
外伝(管理者が新崎友哉を異世界に召喚しなかった世界)
80/107

ニナ・フォン・サリュジュ

まえがき

別枠で一話だけ書いていた外伝をこちらに移植したもので、第一話はそのコピペです。


これに伴い来週には別枠の外伝を消去します。


それと、こちらの第二話目から粗筋だけを書きます。(気が向いたら中身を入れるかも?)


ではコピペですがお楽しみください。

私は元ニナ・フォン・サリュジュ、男爵の第4女、第3夫人(仮)いわば妾の子として生まれました。


家族の中はとても仲良く、第1夫人のラーランド夫人は、誰とも仲良くそして隔てなく接して下さるお方でした。


第2夫人のラーサ夫人は優秀な方で、教育に対し、優しくも厳しく指導をして頂きました、その姿勢は尊敬に当たる人でした。


そして母のモニカ、元メイドともあり、言葉使い、作法に厳しく教えて頂きました。


当主のガーランド・フョン・ジュザ・サリュジュ男爵、仕事熱心で領民に対しても親切に、そして親しみやすく接している姿は私の誇りでした。


その中で育った兄様、姉様はどの方も優しく、学も出来、長男のフリュウ様はお父様の跡を継ぐべく勉強中、第3女以外は既に家を出ており、それぞれの場所で頑張っています。


とても素敵で最高の家族でした…それを壊してしまった私…いえ、私が授かったスキル《聖女》


一般にスキルは、早い方だと5歳で現れ遅い方でも10歳までには授かります。


私がスキルを授かったのは8歳になった日、お父様はとても喜び、王に報告したのが運の尽き、そこから家族の崩壊が始まりました。


教会から『聖女を渡せ』との催促、王国も『聖女ならば教会に属し勤めを果たす方が国、又は民の為になる』と、お父様に迫ったのですが『まだ8歳と子供であり教育途中、せめて成人まで待って欲しい』と懇願した。


ですが、国や教会からの圧力が強くなり、支援、協力の打ち切り、関係者の扱い悪化など次々と仕掛けてきました。


そして最悪な方法として行商人の撤退、通行禁止、物流を止められました。


それでもお父様は従わず、改善をすべく走り回ったのですが何ともならず。


最後には謂れのない罪まで被せられ、身分剥奪、お家は潰されてしまい、お父様と長男のお兄様は、罪人奴隷として鉱山に、お母様と第3女は奴隷娼婦として、そして私は教会に連れていかれました。


それでも最初のころは他のお兄様、お姉さまが働きかけたのですが、次々と仕掛けられ家族は完全に崩壊してしまいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ