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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
プロローグ
8/107

2日目

今晩のメニューは、固いパン?と皿に水が入った容器だった、ちなみにそれ以外の食事は干し肉や、歩いてる途中で見つけた、食べれるフルーツだ。


はたい(硬い)はひしぎへはい(噛み千切れない)


硬くて丸く、✕の切れ目が入った、見た目がパンの物体がとても固くて歯が立たない。


(これ、フランスパンより硬い!まるで石だ!!歯が痛い!!)


「何言ってるんだ?⦅の?⦆」


皆が、お前何してる?って顔でこっちを見てる。


「硬くて、歯が立たない。」


「は?まさかマグールの食べ方を知らない?」


(マグール?、この硬いパン?の名前か、しかも食べ方って?…あ!皿の水に浸してる!!ふやかして食べるのか!)


«ふやかす⦅方言、意味、水につけてふくれさせる。水を吸わせて柔らかくする。⦆»


「あ、いや…俺のイベントリー時間経過無いから保存食は食べた事が無いです。」


「「なに!!!」」


皆が一斉に驚いた、え?なんで?


「え~と…イベントリーの説明の時に時間経過ナシって言いましたよね?」


「「あ!!!」」


次回から俺のイベントリーで作り立ての物などを運べると言うと、皆が喜んでいた。


(こんな食事だと食べた気にならないよね。)


「ただ、イベントリーの容量が小さいのと、背負える荷物も多くないので、全ての荷物を持てなくなります。」


「冒険中の食事が改善されるなら、かまわん!」


それでも喜んでくれたのでホッとする。


(マグールを、ふやかして食べたけど…ふやかしても硬く、パサパサで味も不味い!これ人の食べ物じゃないだろ!!)


夜食も終わり就寝だが、昨日と同じく3人で寝た、胸の天国と地獄、しかも隣のテントから喘ぎ声?いや叫び声?いや獣が狂ったような声が聞こえてきた。


(あの2人激しすぎるでしょ!!!どんなプレイしてるんだよ!!!てか、妊娠を気にしてないのか?もしかして避妊具あるの?)


モンモンと興奮する中、身動きできず、下半身の処理もできないまま、寝れない夜を過ごして朝を迎える。


目の下に熊を作り、(もちろん手を出してないからね!ガッチリ両サイドから極められて、身動きできなかった訳ではないから!)と心で言い訳をしてると。


ナーサに「抱き心地良いからって調子乗らないでね!」と顔を赤らめて言われた。


(いや!勘弁して下さい、ゴリゴリと削られるので、それに俺の抱き心地良いって俺自身はわからん!しかも俺、何の調子に乗ったんだ?)


「はいはい、そろそろ出発するわよ~」


と思ってたら、リーリが声を掛けてきた、ヴィルが退魔結界石を回収している、俺も荷物を回収し背負た。


「今日中に町に入るからね~後一踏ん張り。」


皆に見えるように、胸元でガッツポーズをした。


(こっちにもガッツポーズあるんだ。)


皆が、歩き出したので俺も歩く。


(こっちでの初めての町、ワクワクするな!)


1時間ほどで森を抜け、町が近いからなのか、戦闘はないままだった。


昼過ぎに小高い坂を上り終わると町が見えだした、何本もの丸太で作られた壁で覆われた町で、それなりに栄えてるようだった。


「町が見えてな、このまま皆でギルドに行くぞ。」


面白いよ!

続きが読みたいよ!

頑張れよ!


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