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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
ブリューク
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闇聖女の魔法《闇に葬る》

私は博打をすることにした。それは闇聖女の《闇に葬る》魔法だ。


ただこの魔法の弱点は発動後、闇聖女は解除されバットスキルが発動し、同時に12時間のクールタイムが課される事。クールタイム中は全ての魔法、スキルが使用不可能になってしまう事、一撃必殺であると同時に仕留め損ねれば最大の弱点となる。


「変身《闇聖女》!発動《闇に葬る》!!」


フェブリクの闇の光に闇が纏いつき、覆う。


魔力吸収と屠るの魔力がお互いの能力を消し合う。屠るの力が強いのか触手は数を減らしていく。


全ての触手が消えた時、そこで私の闇聖女が解除されバットスキルを受ける。


【ピロン】


 《バットスキル》発動、ダメージを受けます。


 今回のダメージ、骨折1ヵ所、筋肉損傷4ヵ所これらを付与されます。


解除されたと同時に屠るの魔法も勢いを無くす、俺もダメージを負った、しかも骨折が利き腕だ。


フェブリクの方は……!闇の光がかなり消え、苦痛に歪んだ顔の一部が見て取れた。


「…う!…やだ…た…けて…れ。」


うめき声で助けを求めるフェブリク、だが直ぐに闇の光がフェブリクを覆い隠すと、声も聞こえなくなった。


しかも闇の光は先ほどまでと違う動きをしている、今まではただ纏わりついている感覚だったが、今は生き物のように脈を打ち禍々しさが際立つようになった。


「危ない!!よけろ!!」


ヴィルが危険を察知したのだろう、この場に居る全員によけるように指示を出した。


脈を打つ闇の光から、何万ものトゲが現れると同時に俺はナーサ、ニナ、マリナとフェブリクとの直線状に勝手に体が動いた。するとトゲが目にも止まらぬ速さで俺達を突き刺し。とっさに頭だけは庇ったが、トゲは何本も刺さり血を吐く。


後ろではナーサとニナの悲鳴が聞こえる、兵士も何人も犠牲になっている様だ。


段々と意識が薄れていく中、兵の後ろから叫び声が聞こえた。


「槍弓!放て!!」


俺はここで意識を手放した。


あとがき


来週(17日)、作者の都合により更新をお休みすると思います。

(まだ確定ではない。都合次第では1週間後(24日)にお休みをいただく事になります。)


決まり次第近況ノートで報告します。


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