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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
ブリューク
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闇聖女3度目

俺に闇が集まり、螺旋回転しながら半円のドーム状に包み、身長が伸びる、体付きは女性になり闇が晴れていきドームが崩れた。


「な!なにあれ!」


マリナが私を見て驚いている、そう言えば彼女には話していなかったわね。


だが今話をしている場合ではない、吶喊をしていた陣形はすでに崩壊しており、逃げ出す兵も出始めていた。


十本の闇のホーリーランスを生み出すと同時に兵士長に叫ぶ。


「兵を下げさせて!」


叫び声に気が付いた兵士長が『後退!後退!』と叫び闇の光に飲まれているフェブリクから離れる。


『ダークホーリーランス!』


フェブリクの闇の光が全てのダークホーリーランスを包み込み消えていった。


「!魔法を吸収した?!」


驚いていると、フェブリクの闇の光からにょきにょきと1mほどの4本の腕が生えてきた。


「もしかして魔法を吸収してパワーアップした?!」


伸びた全ての腕から、魔法の闇の槍が生成されていく、その大きさは、さっきトモヤが放ったダークホーリーランスの3倍の大きさがそれが4本、2本が私に、残りが兵達に向けられた。


「マズイ!回避して!!」


兵達に回避を指示した直後、放たれた闇の槍が全てを飲み込み大きな爆発を起こし砂埃が巻き上げる。


幸い私達は、私とニナが張った二重魔法障壁で無事であったが、私が張った魔法障壁が割れた時はビックリした。ニナの魔法障壁もヒビが入っており、後少し威力が強かったらと思うとゾ~とする。


さっき砂埃の中でヴィルとリーリさんが攻撃した時にほとんど通じなかった事、そして今回の魔法で私達より強い、いや、最低でも2~3ランク上の強者と確信した。しかも魔法は吸収される恐れがある。


こうなれば無茶をしてでも剣でフェブリクを止めないと。


「《ファイターに変身》」闇の衣が今装備している装備品を変化させていく、今装備している軽装備に中装備の鎧、抜刀している短剣も魔力で長剣の片手ソードへ変化していく。


装備には幾つか種類が有る、大まかにだが重装備、中装備、軽装備と大きく装備が分かれ、職業により更に細分化される。


両手剣のナイト、タンクなどが重装備、ハンター、盗賊などが中装備、僧侶、魔法使いなどが軽装備扱いとなる。


「《身体強化×3倍》」


私は砂埃から飛び出て、フェブリクに切りかかった。


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