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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
ブリューク
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闇の光と★2の戦い

次は躱せないと思った俺は一直線にフェブリクに突撃タックルをして地面に押し倒し馬乗りとなり、左手で聖剣を持つ右手を必死に押さえ付けた。


タックルをした時から感じていたが、フェブリクから発している黒い光がやけに気持ち悪い感触を俺に絡みつかせる。


まるでナメクジに触られている様な気持ち悪さだ…


気持ち悪さを抑えつつ、フェブリクが正気に戻るように顔面を右手で2.3発殴るが、全く効いていない、それどころか黒い光が俺を包み込もうと這いずりってくる。


これはマズイと判断して離れようとするが黒い光が俺を離そうとしない。


俺をどんどん包み込む黒い光、頭以外が包まれた時俺を持ち上げつつフェブリクが立ち上がった。


その時ヴィルとリーリさんが戦線に復帰した。


「今助けるぞ!」


ヴィルが片手大剣で盾を叩きフェブリクの注意を引き付ける。


リーリさんは20発以上のファイアランスとウオーターランスを空中に待機させている。


リーリさんのランスの総攻撃が始まるが、直接攻撃が目的では無い様だ、俺とフェブリクの周りに次々と着弾し土煙を巻き上げる。


土煙で30cm以下の視界になる、急に土煙の一部がフェブリクの方へと盛り出てきた、ヴィルによる盾を使った突撃攻撃。


ヒットしたと思った瞬間、黒い光に盾が止められたが腰の片手剣で俺とフェブリクの間を切り払うが意味はなかった。


「ヴィル!危ない!」


闇の光に包まれているせいか、手に取るように動きが分かった。俺の声と同時に闇の光が揺らぎ聖剣による攻撃がヴィルを襲うが俺の声のおかげか、回避に成功した。


回避した背後からいきなり火の鳥が飛んできた、リーリさんのファイアバードだ!


だがこれも闇の光に当たると同時に消えてしまう、本来なら当たると同時に爆発するのだが何も起こらないところを見ると魔法の魔力を吸収した?


ヴィルは腰の片手剣をいつの間にか納刀し、代わりに片手大剣を抜刀と同時に上段から切りかかる。


それを左手で受け止めた、いや、闇の光から生えた左手だった。


そして本来の左手でヴィルを殴ると吹き飛んで行く、それと同時に闇の光が俺を投げ捨てる。


土煙から抜けるとリーリさんにぶつかりリーリさんが唱え中の魔法がキャンセルされた。



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