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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
ブリューク
56/107

領主からの手紙

まえがき

まだ視力が落ち、視界が少しぼやけますが、更新を再開します。


ーーーーーーーー

領主邸に付き、応接間に通されたナーサとマリナ、しばらくしてブリュークの領主が入って来た。領主にナーサが説明し終わると、少し考え事をして呼び鈴を鳴らした、執事の男性が入ってくると指示を出す。


「全ての街に伝令を飛ばせ、内容は『数か所連続で魔獣に町が襲われた件で、非煙匂集魔香が使われた形勢が出た、警戒態勢を最大限に上げ警戒を怠るな、又怪しい人物を見付けたら徹底的に調べよ!それと兵を25名と馬車を5台を門前に待機させ、この者達と一緒に町へ行き、町の護衛に当たらせよ。』以上だ。」


「はい!」


執事の男性が部屋を出た後に、ナーサに対し。


「君たちのPTは★2だったな、兵を25名預ける滞在先の町を護衛をさせよ、そして君たちはブリュークより北にあるザザムーンに行ってくれ、隣の領との重要な町だ、私の考えが正しければその街が重要なカギとなるやもしれん。町長に手紙を書く、しばらく待つがよい。」


応接間を出ていった領主、メイドにお茶とお菓子を貰いくつろいでいると、領主が戻ってきた。


「これを持って行くがよい。」


手紙をナーサが受け取った後屋敷を出る、門の前には既に25名の兵が5台の馬車と共に待ち構えていた。


「お待ちしておりました、私はこの隊の隊長、グレーイと申します、ボギー村までのご同行よろしくお願いします。」


隊長の挨拶後、先頭の馬車に乗り込む。


この馬車にはナーサとマリナ、それとさっき挨拶をした隊長と従者だけ。


気を遣ってくれたのだろう、色々と話しかけてくれて緊張せずに村に着き俺達と合流した。


「片翼の翼のヴィルさんですね、ブランクシード侯爵様よりお手紙を頂戴しております。」


ヴィルが手紙を受け取り中身を確認する。


「了解した、我々は移動するので町を頼みます。」


「はい、それとこの馬車をお使いください、依頼終了後に返還していただければよろしいので。」


「分かった。」


指定された馬車はさっきまでナーサとマリナが乗っていた馬車で移動することになった。


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