非煙匂集魔香の報告
ニナの過去を聴き終わり、ヴィル達と合流して、非煙匂の集魔香の事を報告した。
「直ぐにでもブリュークのギルドマスターに報告するべきだな、ナーサとマリナすまないが明日に出る馬車で行き、直接証拠品を渡し報告をしてくれ!俺達はこの町の防衛任務の継続だ。」
「「「「「はい!」」」」」
次の日ナーサとマリナはブリューク行の馬車に乗った、俺達は、ヴィル、リーリ、そして俺とニナの3つに分かれて防衛任務を行った。
2日後ナーサとマリナはブリュークのへと舞い戻り、ギルドの受付カウンター前に来ていた。
「ようこそギルドへ、本日はどのようなご用件で?」
「片翼の翼のナーサと言います、至急ギルドマスターに報告が有ります。」
「申し訳ありません、ギルドマスターは会議中でして、お取次ぎすることができません。もしよろしければお伺いして報告しますが?」
「今回のモンスター襲撃の根本に繋がる可能性がある情報です、リーダーより直接と言われておりますので。」
「・・・少々お待ちください。」
受付嬢がカウンターの奥干支消えて数分後。
「お待たせしました、ギルド長室へとご案内します、ギルドマスターは少々遅れますが中でお待ちくださいとの事です。」
「はい分かりました。」
ギルド長室に入り待つこと30分後にギルド長が部屋に入ってきた。
「待たせてすまない、モンスター襲撃の根本に繋がる可能性がある情報との事だが?」
「はい、私達がボギー村に到着したその日にモンスターの襲撃が有り、撃退後、使用後の非煙匂の集魔香を発見しました。」
「非煙匂の集魔香だと!!!本当か!!」
「はい、これが証拠品です。」
ギルドマスターは非煙匂の集魔香の巾着を受け取り確認をする。
「本物の様だな、直ぐにブランクシード侯爵様に報告をする、君たちも付いてきてくれ。」
ギルド長に促され、馬車ん位乗り込んだ。
領主の館は城塞都市の中心にある、ただそれほど大きな屋敷ではなかった、王都の伯爵の屋敷の方が大きいぐらいだ。
「思ったより小さい屋敷・・・」
「こら!」
マリナの失言を慌てて注意すると、ギルドマスターは。
「ハハハハ、元々この城塞都市は小さいしな、それに以前対岸は敵国だったこともあり、基本兵が滞在するだけだった、統合後に城塞内の内部が街になり、一気に手狭になった、そこで元々駐屯司令官の屋敷を今でも領主が使っているわけだ。」




