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新キャラ登場?

移転の魔法陣による移動で王都に帰ってきた片翼の翼のメンバー、昼からの移動だった為、そのまま屋敷へと帰った。


その日の夜中、眠っている時に。



【ピロン】


 管理システムが【邪心の心(種子)】が誰かに付与されたのを感知しました、これにより管理システムが厳戒態勢に移ります。


 これにより《聖女への思い》に《同調》と《特別制限解除》を付与します。ただし現在条件が揃っていない為に使用は不可となります。


とポップアップが立ち上がったが眠っているので気が付かないままポップアップが消えていった。



次の日の朝から依頼をこなし夕方、ヴィル夫妻と別行動で買い物をする為に大通りを三人で歩いていると「痛い!!」との声が聞こえ、そちらを振り向くと、男数人で女性1人を囲んで、手首を捕まえて無理やり馬車に引っ張りこもうとしている姿が目に入った。その姿は多くの人の注意を引き付けたが、お構い無しに無理やり引っ張っていた。


「助けるよ!」


と言いナーサが走っていく、俺とニナも付いていく。


「女性に乱暴は止めさい!」


囲まれている女性を背中で守る様に割って入ると男どもを睨み付けるナーサ。


「何だテメーは!関係ない奴は引っ込んでいろ!!!」


囲んでいた男達のリーダーだろう、大声を上げナーサを殴り掛かろうと拳を振り上げる。


それをナーサは《ウイングショット》と唱えると、殴り掛かった男は吹き飛ばされ、その後ろにいた仲間に当たり倒れこむ。


俺は「こっちです憲兵隊の皆さん!」と大声で叫びながらナーサの横に行くと、囲んでいた男どもは馬車を引き連れ慌てて逃げていく。


「ありがとうございました。」


助けた女性は身長161センチ、この世界では珍しい黒髪の黒の瞳、気品がある顔立ち、胸は・・・ナーサ!仲間がいたよ!よかったね!!服は一般に売られている平民の服を着ていた。


「大丈夫だった?」


と聞いたが。


「…ケ!ろくに何もしてない奴が偉そうにするなよ!」


と怒られた。俺達が驚き目を丸くしていると、ナーサの方を向き撫で声で。


「あ!助けていただき有難うございます、私はマリナです!お名前を伺っても?」


「え!な、ナーサよ。」


「…ナーサ様。」


マリナは両手を組み胸に押し付ける。


「怪我は無いですか?」


とニナが訪ねるが、見向きもせずナーサを見つめながらナーサの両手を取り。


「ナーサ様、これからお姉様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」


「「「お!お姉様!?」」」


俺達は驚いたがマリナはナーサしか目に入っておらず此方には反応しない。


「お姉様、お願いがあるのですが。」


「え~と何かな?」


「もし、知っていたらでいいのですが、冒険者PTの片翼の翼に依頼をしたいので連れて行ってくれませんか?」


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