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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
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褒美

フェブリクの見当違い騒動が終わり、城門を入って直ぐに、私だけ離れ男へと戻った。


今回、露天風呂と今回の変身でバットスキルによるダメージは無かった、以前リーグの町から王都の移動中に検証した際には、変身しただけで2か所の筋肉痛に襲われたのに。


(少しは体が丈夫になったんだ!俺、成長しているんだ!もっと強くなってニナに釣り合える様になりたい!!)


少し時間を潰し聖女へのnoseを使いニナたちと合流した。


(便利だからついつい使ちゃうんだよな~…うん今日もニナの匂いは最高!)


皆と合流したがインペルの女性陣は居なかった、別行動で買い物をして昼食後に移転の魔法陣で王都に戻るとの事。


俺達もついでに 買い物をしていると、リーリさんが「三人のクラスUPのお祝いをしましょ~」と言い、お洒落なテラスがある軽食店で食事をすることになった。


テラスには7席あり各テーブルに5席、入り口の1席以外が埋まっていた為そのテーブルの席に座る、俺の正面にヴィルとリーリさんが、右側が ナーサで左側がニナが座った。


店員がメニュー表をヴィルと俺に渡してくれた、テーブルの上に広げ、ニナやナーサが見えやすくして注文をする。


俺はブリューズとサターサをニナはマグレーイとフョルレ、ナーサはグリーズとホルレイン、ヴィルはエールとジーナル、リーリはシャリーンとミリュイを頼んだ。


※ブリューズ=ピッツァの様な物・マグレーイ=ボロネーゼ風スパゲッティの様な物・ホルレイン=ミートパスタの様な物・ジーナル=サルティンボッカの様な物の様な物・ミリュイ=ナポリタン様なの。(飲み物は以前紹介したので省きます。エールは説明しなくても分かるよね?w)


楽しく食事中に「ヴィル夫妻もクラスUP出来れば良かったのに。」と言うと。


「ドラゴンの報酬が入れば上がっただろうな。」


と、ヴィルが変な事を言い出した。


「へ?貰って無いの?」


「実はなぁ~」要約すると、本来ドラゴン等は天災と同列に扱わる、その為国が褒美を決定し王の謁見し、頂くのだが、今回★6の勇者と闇聖女の存在が問題となった、勇者の命令無視と闇聖女の活躍だ。


特に問題になったのは闇聖女、何せ身元不明者がドラゴンと戦い生き残った、それがどこの誰かも分からないのだから。


勇者に対しては命令無視の罰として褒美が無しとなり、★2の4人は闇聖女の捜索を国が1年し、それでも見つからない場合はその時に渡すことになった。


「ゴメン、ボーナス(褒美)が伸びて。」


とヴィル夫妻に頭を下げた。


「気にするな、今貰ってランクが上がっても実力が付いて行かなかった、伸びてくれて助かったよ。」


「そうよ~だからね~楽しくお祝いしましょ~」


と気を使ってくれた。


それから楽しく食事とお喋りを楽しんでいると、インペルの人達を見かけたが今までと様子が違う、多くの人目を引きつけていた。


理由はフェブリクだ、「放せ!あの子を探すんだ!!」と、大声で叫んでいるが、ロープでグルグル巻きに縛られ、ミリアがロープの先端を持ちズルズルと引きっていた。


(さすがにあの状態で声を掛ける勇気無いよ。)


皆も同じ意見だったらしく誰も声をかけなかった。


食事後、、ヴィルが「あと数日の滞在だ、依頼を受けず訓練をする。」との事により、俺は戦闘訓練を再開する事になった。


そのお陰か、王都に戻る日の朝【体術初級】を取得できた。

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