《閑話》腹黒リーリさん
♦前書き♦
いつも読みにくい私の作品を読んでいただき感謝いたしますm(_ _)m
お陰様で、なろうで5000PV達成、カクヨムでもこの話で1500PV達成見込みとなりました(∩´∀`)∩
お礼といたしまして、この話(閑話)を書かせていただきましたφ(..)
温泉の後の部屋の中での話です、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
これからも読んでいただけるよう頑張りますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
♦️(腹黒)リーリの謝罪?
宿屋のニナとナーサとリーリの部屋、この部屋は2部屋で構成されていて、洋室の方に全員が集まっていた、元々中央には椅子4脚と机が置かれていたが、顔を真っ赤にしたナーサが部屋に帰るなり、それらを部屋の隅に移動させてから、リーリを板間の上に正座させて、激オコプンプン丸で説教をしている。そしてニナは部屋の隅に置いた椅子に座り心配そうな顔をして行く末を見守っていた。
「リーリさん!何故トモヤを女風呂に入れさせたの!?」
「ごめんね~トモヤが女の子になれるでしょ~だから~裸の付き合いでさらに仲良くなってほしかったのよ~」
(ううう、ちょと~やり過ぎたかしら~ちょと反省~)
りーりは口調こそのんびり話しているが真剣な顔をしていた。
「「は!裸の付き合いって(ですか)!!」」
ナーサもニナも耳まで真っ赤にしている。
(反省、はい!終わり~そろそろ足痛いし~何とかして丸め込まなきゃ~)
「だって~それぐらいしないと~進展しないと思ったのよね~」
「「進展って(ですか)!!」」
「ニナもだけど~ナーサも~トモヤの事が~好きでしょ~」
「はっう~!」「な!そ!そ!そ!そんなことにゃいんだし~!!」
ニナは両手で顔を隠しイヤイヤとして、ナースは目がぐるぐると回り頭から湯気が出ている。
リーリは“勝機を見出した!”って時の様に目を細くしニヤニヤしだした。
「フフフ、そんなに慌てなくても良いのよ~まぁ隠そうとしてたみたいだったけど~バレバレだから~」
「はうはう!」「うぅ!…あ!」
ナーサは体がふらふらしだし気絶寸前になり、それに気が付いたニナが慌てて立ち上がりナーサを支える。
リーリは、ここまで来たら勝った!と、言わんばかりに右手で口を隠したが口の両角が上がっているのが丸わかりだった。
「好きになったら、突撃よ~」
「と、突撃ですか!」「にょつげき~!!」
(止めよ~)
「だって私からしたら~貴女たちは~可愛い妹みたいな者だもの~幸せになって欲しいのよ~」
「はわわわ。」「ほにゆ~♥️」
立ち上がり二人を抱きしめる、だがその顔は勝利に満ちた顔だった。
(フフフ!正座回避だわ~!)
その頃ヴィルとトモヤは、洋室の椅子に対面で座っていた。
「すまない“リーリにお前が女性になれるから問題ないと”押し切られてしまって。」
「そうだったんだ、今思うとあの時のリーリさん、悪戯っ子っぽい顔をしてましたよね。」
「あぁ、たま~に悪戯っ子になるんだ、しかもその事で怒っても掌で転がされて、うやむやにされるんだ。」
「え!そんな事をリーリさんがするの!」
「あぁ~だからあの顔をした時は諦めている。」
「諦めているんだ…。」
「お前も気を付けろよ、弱みを見せるとあの顔の回数が増える。」
「げ!」
「たぶん向こうの部屋では今ニナとナーサの弱みを握られているかもな。」
「こえ~」
俺はあの顔をしたリーリさんに近づかない様にしようと心に決めた。
あとがき
腹黒リーリさん、楽しんでいただけたでしょうか?
書いてみて案外気に入ちゃたw
リアルでは、ごめんなさいですがw
さて、またお祝いが出来る事を祈っております。
zinnto




