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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
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戦闘訓練

ヴィルに怒られた後、温泉に一緒に入った、。


この宿には3つの温泉があり、大浴場が1つ、露天風呂が2つあり、露天風呂の1つは混浴風呂だと教えてくれた、今は大浴場にヴィルとお湯の中に肩まで浸かっている。


この大浴場は25人程度入はいれる大きさの浴場で、湯舟は2カ所あり、源泉と薬事湯の看板が立てられている、薬事湯には柚子(時期によって入れるものを変える)が何個も浮かんでおり、とてもいい匂いが漂っていた。


薬事湯の方は人気があるのか、9人が湯船に浸かっており、俺達は源泉の方に入っている。


「トモヤ、露天風呂に行くときは気を付けろよ、混浴の入口が隣に有るから間違えて入ると大変な事になるぞ。」


「ヴィル!変なフラグ立てないで!」


ヴィルがニタニタしてからかってる。


(ラノベだと、温泉でヒロインと混浴しちゃうシーンがよくあるが、実際にそんな事態が起こったら嫌われちゃうからね。)


そんなこんなで、温泉から出て就寝についた。


部屋割りは男女別となった、理由はヴィルとリーリさんの営みの声、他の客からから『うるさすぎて眠れない』と宿にクレームが入り、宿屋の女将さんから注意を受けたらしい。


(2人の声は爆音だからなw)


翌朝、朝早くからヴィルとの戦闘訓練を宿屋の裏にあった広間でしていた、しかも観客が片翼の翼のメンバーだけではなく、インペル(勇者PT)の女性陣も見学している。


たまたま同じ宿に宿泊していたのだ、インペルの女性陣がこちらに気が付いたのは、爆音《営み》で気が付いたと苦笑していた。それと明日の移転の魔法陣で王都に戻る予定との事。


ただ見学しているだけでは無かった、複数人相手の模擬戦もインペルのミリア、アマルとナーサで行った。


フェブリクが戻ってこないので、「暇を持て余しているから手伝ってやる。」俺の訓練に付き合ってくれている。


ボコボコにされてはニナとインペルのキャリンの回復で癒され、すぐに戦闘訓練、ほとんど休みなく午前の戦闘訓練が終わった。


そのおかげでスキル《短剣使い、初級》を習得することが出来た。


※《短剣使い、初級》

〔一般人より短剣を扱うのが上手い。〕


午後からはインペルの女性陣は買い物に行き、片翼の翼だけで回避に専念の訓練を行った、そのおかげで《ステップ》を習得できた。


※《ステップ》

〔一瞬で前後左右に移動する事が出来る。〕

〔最大移動距離1,5m〕



【ドサ】「よし、今日の訓練は終わりだ、ニナ回復を頼む。」


日が沈んだ頃、大地に大の字で倒れた時にヴィルの一言で訓練が終わった。


「あ、ありがとうニナ。」


「どういたしまして。」


ニナは倒れている俺に右手を出してきた、その手を掴み起こしてもらう。


立ち上がったが、その手を離すのが惜しくて離せないでいる俺、ニナの顔を見ると頬を赤く染めていた、多分俺の顔も同じように赤くなっている。


いい雰囲気が2人を包み込む。


「トモヤ、ニナ、いい雰囲気の所で悪いんだが、早くご飯を食べに行くぞ。」


ヴィルの声で我に返った俺達、恥ずかしいのでうつむいていたが視界の端にナーサのとても悲しそうな表情が飛び込んできた。


裏話

この話で露天風呂の話しも入れる予定でしたが、話が長くなってしまい、次話に分割しましたm(_ _)m


そのぶん露天風呂の話を長くしたいと思っております。


おたのしみに~(^q^)

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