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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
33/107

スタンピードの後始末

前書き


ポップアップの文字は先頭文字下げで書かせていただきました。


(次回からこの案内は書きません。)


♦️


森林火災は《スコール》により鎮火していた、ただブレスの被害と火災の被害が凄まじく、再生するにはかなりの時間が必要だと見て取れた。


(森の奥に逃げた冒険者達は無事でしょうか?)


冒険者達の無事を祈りつつ、森の中に入ると、ニナとナーサが出迎えてくれる。


「トモヤさん!Xポーションを飲んで下さい!」


「トモヤ、無茶しすぎ!ポーションも全部出して!」


私は《アイテムBox》からポーション8本とXポーション1本を取り出し、ニナとナーサにポーションを渡した後、Xポーションを飲み干した。


「それじゃあ、《聖女への思い》とその他を解除するね。」


【ピロン】


 新崎友哉の要求に答え、《聖女への思い》以下のスキル一時停止を実行。


 《制限解除》《女人化&闇聖女》《下位成長系スキル変身》《スキル自動行使》の機能一時停止と同時に《バットスキル》発動、ダメージを受けます。


 今回のダメージ、骨折12か所、筋肉損傷21か所、皮膚損傷32か所、精神的苦痛、中、これらを付与されます、ただし《M体質》により痛みが祝福に代えられられます。


(!無茶し過ぎちゃったから、ダメージも大きい!)


などと思ったと同時に闇が消えていき、身長縮小、男人化し、こちらでの姿に戻る。


「う、うは♡」戻ったとたんにダメージが祝福へと変わり全身に快楽を与えた。


(これ!病みつきになる~♡)


ビクン、ビクンとしながら倒れこむ俺に、ニナとナーサが肩を支えてくれて、(あ、いい匂い…)と、ここで意識を手放した。



その頃ヴィル達は後始末に追われていた。


「リーリ、すまないが回復できる奴を連れて、あのバカ勇者の回復と森の中の連中と合流してくれ。」


「は~い、そこの人~、あそこで動けないでいる彼を~回復してくれない~?私は~森に逃げた冒険者達と合流するから~」


リーリは渋い顔をする僧侶をなだめつつ勇者を回復させる。


僧侶が渋い顔をするのは当たり前だ、勇者が出てくるまでは不利な状態でもなんとか前線が維持できていたのだから、『勇者のせいで被害が大きくなった』とさえ思っている、だがあの前線は持って後数分だった、★2の4人で2匹のドラゴンを抑えてられるはずがなかった。


★2の4人は命と引き換えでも街を守る決意で臨んでいた、もしあの場面で勇者が出てこなければ★2の4人はもちろん、街にも大きな被害が出ていただろう、だがそれを知るのは★2の4人だけだった。




だからこそ、ヴィルは怒っていた、勇者フェブリクに対し闇聖女トモヤに対しても、彼等なら今は無理でも数年後にはソロでドラゴンを屠れるだろう、そうなれば今回の様な事態が起きても、どちらか1人が駆け付ければ対応できるはずだから、そして嘆いていた、自分の弱さと不甲斐無さに。


(クソ!何が★2だ!未熟な彼等に助けられた俺達はそれ以下だ!)


彼等は知らない、知る事すら出来ない、この戦いが|本来の運命《トモヤが異世界に来なかった》との分岐点となった事を。


♦️♦️♦️


大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!《外伝》


https://ncode.syosetu.com/n4743gs/


裏話


読みにくい私の作品を読んでいただき、感謝しております。


この作品を書き出した当初、考えてたストーリーをほぼ書き終わりました。


もちろんこの後も続きますがw


今まで冒険を重視して書いていましたが、これからはトモヤがニナに少し積極的なるよう書きたいと思っております。(書けるか分からないがw)


とりま、引き続き楽しんで頂ける様に書きたいと思っております。


これからもよろしくお願いします。

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