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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
31/107

《聖女への思い》再起動

前書き

ポップアップの文字は先頭文字下げで書かせていただきました。


カクヨム、1000PV記念…になるかな?


大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!《外伝》


https://ncode.syosetu.com/n4743gs/



「《タンクに変身》《ハイ・シールド×5》《マジックシールド》展開!》」


闇の衣が今度は頑丈な闇のプレートアーマーと2m程の闇の盾へと変化する、同時に3m程の透明な壁が5枚と、半円形のレンズが私と勇者を包み込む。


盾を地面に【ドスン】と下ろすと、盾の両サイドから後に【バスン!】と支えのアンカーが撃ち込まれた、と同時にドラゴンの口からブレスが放たれた。


【ゴォォォォォォォォォォォォォォ!!】


ハイ・シールドに当たると【ピキ】とひびが入ると同時にブレスが分かれていく。


3秒もしないうちに【パリーン】と1枚目のハイ・シールドが割れた。


2枚目以降のシールドも数秒で割れていき、残るはマジックシールドと盾のみ、そのマジックシールドも細かい罅が入っていき。


【ピキピキピキ、パリーン】割れた。


身を守るのは大きな闇の盾のみ、それすらも削れていき、ブレスの勢いに押されアンカーが変形し、後ろにバランスを崩しかけると。


「くそ!こんな所で死ねるかー!」


ようやく立つことが出来た勇者が、私の後ろから背中を押してブレスに抗う。


ブレスが終わる頃には闇の盾も半分近く削れ、装着していた闇のプレートアーマーもあちらこちら変形していた。


「くそ!もう力がでねー」


座り込んだ勇者が何か言っているが、それどころではなかった。


天候変化魔法にシールド、闇の装備品が削られたことにより、既に管理システムから付与されたエネルギーは底を尽きかけている、私は最後の手段として《聖女への思い》を使う事にした。


検証時に分かった事だが、《聖女への思い》を使って闇聖女になるのと使わずになるのでは、付与されるエネルギーとバットスキルのダメージが格段に違うのだ。


覚悟を決め「《聖女への思い》発動、身体権限譲渡!」との言葉と共にポップアップが立ち上がり、次々とログが流れていく。


「逆転の手が有るのか!」


勇者を無視しポップアップに目を通す。



【ピロン】


 宣言により、《スキル》《聖女への思い》が、起動しました。


 《聖女への思い》より管理システムにエネルギーの再付与要求と同時に半笑いしながらスキル《オートチャージ》《貯蔵庫》バットスキルの下に《M(マゾ)体質》の付与を要求。


「ちょ!M体質って!なんでよ!」


「はひ?」


 管理システムが笑い転げて承諾。


「あなた達!遊んでいるでしょ!」


「え~と、頭大丈夫?」


勇者が、可哀想な目で私の背中を見ているのが想像出来た。


取得したスキル説明


《オートチャージ》(常時発動)

ある一定以下になった場合、エネルギーを管理システムから自動付与する、但し闇聖女に変身時の付与が無くなる


自然界に存在する魔素を取り込みエネルギーに変換する

(1時間に1エネ回復)


《貯蔵庫》Lv1/10

エネルギーを貯蔵、保管する事が出来る、但し最大以上は保管出来ない

(貯蔵量、最大150エネ)

〔例:闇聖女になる25エネ必要、変身する10エネ必要〕


M(マゾ)体質》Lv∞

バットスキルによるダメージのみ祝福に感じる

(病みつき注意)



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