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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
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スタンピード(2)

Mポーションを買いう為南門から離れる、するちと南門から拡声魔法による声が微かに聞こえた『第2波だが同じ戦法で・・・』走って離れているため途中から聞こえなくなった。


さっき買い物をした道具屋に駆け込んだが売り切れで、調合屋に行くよう言われたので調合屋に行くと「1時間を貰うが作れる。」との事だったので待つ。


Mポーションが出来たので会計を渡し、道具屋を出ると兵士達が大きな弓が台と一体化した木と鉄で組まれた兵器を数台押していた。


(これが防城兵器か、おっと速くニナとナーサに合流しないと。)


調合屋から城壁に向かい走って行くと爆発などの戦闘音が聞こえだしてきて、南門の前に到着したら、回復が使える人達だろう、150人位の人が待機していた。


(ニナは何処に居るのかな?)


俺は《聖女へのnose》を使うと、匂いは城壁の上から匂っていた。


(上?攻撃側に参加してたのか、…《聖女(ニナ)へのストーカー》をナチュラルに使っている俺ってやっぱりストーカー…だよね)


城壁の階段を上がると、多くの人が城壁の下にいる敵に向かい攻撃をしている。


魔法使い達は属性はバラバラだがアロー系が多く放たれている、弓使い達はスキル系か主に放たれている、その後ろには既に数台の防城兵器が並んでいた。


それを横目にしニナの元へ行くと、隣にナーサも居た、ニナはマジックアローを放っており、ナーサは一矢貫通を使っていた。


「買って来たよ。」


2人に話しかけると


「お帰りなさい。」


ふがふが~(お帰り~)


ニナは普通に挨拶が返ってきたがナーサはMポーションを口に咥えたまま返事が返って来た。


「ナーサ、端たないよ。」


「ナーサらしいが、それはちょっと。」


と、ニナと俺がナーサにダメ出しをすると、ナーサはMポーションの空き瓶を俺に渡してきた。


(この空き瓶、捨てとけって事だよな。)


「仕方がないでしょ、両手が塞がちゃうんだから。」


「「はぁ~」」


俺達は大きく溜め息を付いた、俺は現在の状況を確認する為城壁の下を見ると、オークとオーガはかなりの数を減らしていた。


「後2千匹位だね。」


「ええ、そろそろこちらの攻撃中止命令が出ると思います。」


『弓、魔法の攻撃止め!』


ニナの言って直ぐに攻撃中止命令が出た。


しばらく様子を見ていると、敵の中心に切り込む2人の姿があった。


「今中心に切り込んでいったのって、ヴィルとリーリさんだよね、気合入ってるな。」


(やっぱり次の戦闘を意識して少しでも経験値を貯めたいのだろう。)


ややあって戦闘が終了した。


『諸君、第2波の撃退の協力感謝する、第3波だが数は500!トロールが主だが、ドラゴンの番も確認されている、今回のスタンピードの原因はこのドラゴンであろうと思われる、ただ現在どの当たりに居るか分からん、先遣隊の者で帰ってきたのが1人で、しかも第3波の現在地を言う前に気絶をし、現在も目が覚めておらぬ。』


『今までと違う作戦を使う、南門の前に兵を配置する、冒険者諸君は地上は★4以上の者、城壁の上には★5以上の者参加でお願いする。』


『作戦だが、いったんトロールは兵が相手をする、そしてドラゴンが一定の距離に近付いた際、投石機で集魔香をドラゴンの周りに撒く、しばらくした後に上空にライトの魔法を放つので攻撃を開始していただきたい。』


『ただドラゴンに対しては★2の4人が基本相手をする、ただできれば★3の者はサポートしてくれ。』


『厳しい戦いになると思われるが、戦闘後にまた皆の顔が見れることを一途に望む、では準備にかかってくれ。』

あとがき


お陰様で、なろうにて12/19に2500PV達成しました\(^-^)/


お礼をと考えてますが、正月休みに入ってからとさせて頂きます。



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