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大好きな聖女様、僕と付き合って下さい!  作者: zinnto
スタンピード
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スタンピード第2波、第3波対策

「はははは!いいスキルを手に入れたじゃないか!」


ミリアさんは笑いながらナーサの肩をポンポンと叩き新しいスキル獲得を祝っている、ナーサは戸惑いながらも新しいスキルを手に入れたことが嬉しいようだ。


「ここに居たか。」


ヴィルと教会の休憩室で合流した、だがその顔はいつもより怖い顔になっていた。


「お帰りなさい~その顔からして厳しい事になりそうね~」


「あぁ、ここで話せないが厳しい事になる、まずは移動しよう、君達はどうする?」


インペルの女性陣は「あのバカと合流して第2波に備える」と言い別れた。


俺達は宿屋に行き、チェックインした一室に集まった。


「実はな…」


ヴィルの話を要約すると、第2波、第3波も同じ作戦、ただ第2波は兵と★8まで参加、第3波の地上は兵と冒険者の★4以上の者だけ参加、そして城塞の上には防城兵器(投石器、※連弩、※槍弓)と★5以上の者だけ参加となった、その中で★2のヴィル夫妻と、後2人★2が参加しているのでドラゴンの対応するとの事だ。


※連弩(大型カタパルト式、車輪が4個付いており移動可能、一度に10矢を装填し一度に放てる。テコの要領で弦を引き、台の上に溝が10本あり、10本の矢を置きトリガーを引くと矢が放たれる。一台に着き3人で操作する。)


〔連弩と言えば諸○弩が有名だが、これは別物です、念のため。〕


※槍弓(連弩の槍バージョン、4本装填でき、発射できる。)


「★2、4人でドラゴン1匹なら討伐は無理でも追っ払う事ができるが、番だからなトロールをさっさと駆逐してくれることを祈るばかりだよ。」


〔ドラゴンは★1クエスト対象、トロールは★4クエスト対象〕


「ん~投石器で集魔香をドラゴンの周りに撒いてトロールと同士討ち?みたいに出来ないかな?」


俺が何気ない一言を言うと。


「・・・問題が有るが、成功すれば有利になるか…もう一度話をして来る、皆は南門付近でで簡単な食事をしててくれ。」


俺達は宿屋を出て南門へ行く。


南門の近くで再びヴィルと別れる。


「とりあえず~何か食べましょ~、あそこは※ファラーグを支給してるのね~」


※ファラーグ(携帯食、サンドイッチに近い食べ物)


「後は~飲み物ね~、※サターサにしましょうか~」


※サターサ(レモン水の様なもの)


食事を済ませ、少し休憩後ナーサに矢の残り本数(残り11本)を確認し、第2波の敵の数が多いので4ダース渡す。


「トモヤは~第2波は城内に居てね~あの力は使っちゃ~ダメよ~」


と言いながらリーリさんは、ナーサとニナにMポーションを8本渡していた。


「それと~ナーサはウィングショトの付与を使う気~?出来れば※一矢貫通を使ってね~、MP消費は激しいけど~」


※ウイング・トルネード(風の渦、鎌鼬かまいたちの現象を引き起こす)を矢に付与する事で殺傷能力を上げ周りの敵も傷付けるる、一矢貫通は同じ付与だが矢のスピードと貫通力だけ上げる。


※一矢貫通(矢に強力な風の渦を纏わせ、纏わせた風ごと矢を射ることで銃の様に回転力が加わり、スピード、攻撃力、射程距離も伸びる。)


「それと、トモヤには~Mポーションを追加で~15本買って欲しいのよ~」


「はい。」大銀貨を渡されたので走って買いに行った。

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