トモヤと片翼の翼のその後
あの告白から僕たちは忙しい日々を送っている。
まず復興の応援依頼に頼邪心の心の災害の真相と、どう討伐したか?の事情聴取の対応に追われた、その中でニナが『神さまが、私のスキル"聖女"とフェブリクさんの"勇者"を犠牲に顕現し災害を食い止めて下さいました。そして新たに僧侶のスキルを頂きました。』と報告し、ニナのスキルが変化したことが認められた。
その中フェブリクが王の招集から逃げた、僕たちはインペルの女性たちのミリア、アマル、サーニー、キャリンに捕縛の協力を依頼された。
彼女達はフェブリクの逃走先はあの村だと予想し、そこに姿が変わったフェブリクが現れた。
彼女達は懐かしむ様に冒険者になりたての頃を話しだす…フェブリクも懐かしいのか涙を浮かべている。
だが、彼女達は武器を構え、「「「「フェブリク、貴方を捕まえます!!」」」」と、彼女達が声を揃えると、フェブリクは逃げる為か僕達をチラッと見た後、逃げるのを諦めた様に捕まった。
フェブリクの処罰が決定した、強制労働奴隷として鉱山に送られる事になった。
それからのインペルは苦労の連続だった、依頼が来たとしても問題がある依頼ばかり。
そしてついにギブアップ直前で片翼の翼に相談に来た、するとヴィルから「うちのPTに入らないか?」との提案でインペルは解散し、仲間となった。
そこから更に僕の女難の相が…ニナとナーサ、そして文句を言ってくるマリナに加えてミリア、アマル、サーニー、キャリンが参加しだした。
僕の周りはカオスと化す、ニナは優しく見守っているが目がハイライトに、ナーサは嫉妬しまくりで、治りかけていたツンが以前より強く、そしてマリナは僕の事をゴミを見るような目に…
5年後、あれから片翼の翼にも色々と有った。
まずヴィルとリーリさんに第一子の女の子が生まれた。
僕はヴィルの屋敷を出た、女性が多くなり屋敷にいると色々と問題《誘惑》が出たためと新居を構えたいと思いで…だけどまだ結婚できていない、何故なら結婚の話に"待った"が掛かったのだ…
その相手はマリナだった、なんでも「ナーサお姉様と結婚するのは私です!!」との事だった。(うん、いつもの事だ)と思っていたが、そこにミリア、アマル、サーニー、キャリンまで参加して「「「「私達もトモヤの愛妻になりたい!」」」」と。
もう、すったもんだの状態に。
それが最近進展が有った、ニナとナーサが僕の妻として、マリナはナーサの養子になり、ミリア、アマル、サーニー、キャリンが僕専用のメイドで落ち着き、全員が僕の借家で住むことに。
いや!僕の借家2LDKだから!荷物だけで部屋がパンパンだし!夫婦の営みの声が気になるからヴィルの屋敷を出た意味ないじゃん!!
え!寝る場所?!超キングサイズのベットに全員がに引っ付きくっ付き!大きい部屋を選んで良かったと、この時思った。
(ベットは、あわよくば3人でプロレスごっこのために、と思った事は言わないでおこう!)
まぁ、実際は出来ていないんだけどね、半年後には結婚の予約を教会に入れてある、結婚と同時に購入予定の家に引っ越す予定で貯金を頑張っている。
ちなみに冒険者としては、ヴィルはSSクラスにリーリさんはSクラスに、僕とニナとナーサは★2となっていた、マリナ、ミリア、アマル、サーニー、キャリンが★3と王国でも随一のPTとなっていた。
ー完ー