宿屋
それから酒場の入り口付近の席で、ナーサはフョルレをニナはグリーズを俺はシャリーンを飲みながら雑談をして時間を潰しをしている。
フョルレ=林檎の果実酒
グリーズ=梨の果実酒
シャリーン=葡萄の果汁水
(チラチラ何人かはこっちを見てるが絡んでこない、ど~してだ!!テンプレが来ない~!!)
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酒場の奥の席に3人の男たちがいた、彼らはPTルルルの剣、三人共★6の戦士、ガル、ギル、ゴル、そう名前と剣を扱うのがPT名の由来だ。
彼らは2つ離れた町がホームで悪名名高い冒険者だが、生活のために依頼を受け、ちょうどこの街に来ていた。
「お、入り口の席にかわいい子ちゃんが、エルフと修道女か!そそるな!」
「妙な坊主も居るが、声を掛けてみるか!その後、坊主も一緒に宿に連れ込みグフフ。」
「ちょっと待て、確かあの修道女、聖女じゃねーか?」
「なに!聖女って言えば、片翼の翼の関係者じゃねーか!」
「チッ、★2のPT仲間に手を出したら後がヤバイ。」
「何とかならねーかな。」
愚痴を言いながらイヤらしい視線をチラチラと送っていた。
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ヴィル達が上から降りてきた。
(結局何もないままだったか、残念すぐる)
「ヴィルよ、あの件よろしく頼む。」
と言いギルド長がヴィルの肩に手を置いた後上に戻った。
「よし、宿に行くぞ。」
この町には3件の宿屋がある、その中で一番高い宿のカウンターにいる。
「取り敢えず、2人部屋と3人部屋2食付きで3日頼む。」
「ここでも3人一緒ですか?」
(さすがに宿まで一緒は、精神、体にもキツイ!)
「トモヤさん、できればお願いしたいのですが。」
「決定事項だから!一緒に寝るの!あんたを抱いて寝るとものすごく調子がいいしね!」
ニナとナーサにお願い?され。
(ニナと2人だけならうれしいけど・・・こいつともか~ハァ~)
俺は諦めてうなずき、一緒に寝ることを承諾した。
「もういいか?できればすぐに食事にしたい。」
「畏まりました。合計大銀貨1枚と銀貨5枚と、なります。」
お金を渡すと「食事はあそこでお願いします。」といって食堂を指さし、あとは部屋まで案内してくれた、荷物を置きすぐに食堂の方に向かった。
「集まったな、適当に頼んであるから、食べながらさっきの事で話す。」
「あのギルド長から依頼を受けた、難易度は★2だ、出発は3日後。」
「悪いけど~皆にはここでお留守番してもらう事になるの~」
「10日~14日の予定で行ってくるね~」
「「はい」」
ヴィル夫妻がお出かけ感覚?で依頼に行くらしい。
3日でヴィル夫妻の装備品とメンテ、必要品の用意と少し忙しいスケジュールだ。
「とりあえず小金貨を渡しておく、4日後からの滞在費だ、2人共トモヤを鍛えてくれ。」
「それと、ある程度動けるようなったら、トモヤに★10の採取依頼を受けさせてくれ。」
話も終わり楽しくご飯を食べる、ちなみにご飯はオークの肉を使ったステーキや野菜類、果物とエールだった。
ご飯も終わり、お風呂と思ったのだがないので湯浴みだ、桶に一杯のお湯とタオルで大銅貨5枚、それぞれが持って部屋に行く、ベッドが3つあり、人が通れるほどの間が空いてたが、ニナとナーサがベッドをくっつけた。
ぼうぜんと見ていたが、仕方なく湯浴みをすべく部屋の端に行き、2人に背を向けて服を脱ぎ湯浴みをする。
後からも服を脱ぐ音の後、水の音が2つ。
(これヤバイ!ここに居て良いのか?何か間違えたかも!!だけどメッサ興奮する!!!)
「トモヤさん、背中を拭いてあげましょうか?ただ、こなたに向かないでくださいね、まだ服を着ていませんから。」
ニナに声を掛けられ焦って肯くしかできなかった。
優しく背中を拭いてくれる。
(ニナの指が背中に触れて気持ちがいい!!)
ナーサの悪戯心に火がついたのか、俺に気が付かれない用にそぉと~近づいて来て。
【パシーン】「痛!!何するんだ!」背中をたたかれて、思わず声を上げながら2人の方を見てしまった。
「あ・・・・」
豊満な胸と何もない胸。
(同じ女性でもこれほどの差が・・・ナーサ!胸がなくても生きていけるから!)
「「キャーーーーーーーーーーー」」【【パシーーン】】
両頬に紅葉を咲かせ、夜が更けていった。