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04.前世での事件-後編-

本日4本目。前を読んでない方はそちらを読んでからお願いします★

あー、面倒くさい。せっかく楽しかったのに。明日は遊びに行く予定だったのに。まだまだやりたい事沢山あったのに。


でも、私の能力を止めることが出来るのは私だけ。

やるしかない。

ここは私の大切な人達がいる場所だから。



「皆。私についてきて。」


仕掛けが分かれば対処は簡単だ。雑魚はとりあえずなぎ倒して、選抜メンバーに声を掛けた。






――――――――――


――ガラッ


あぁ、やっぱり皆ここにいた。

ここは危ないのに。

私が呼び出されるといつもここで待っていてくれる。

だけど、今日はだめだよ。ここにも仕掛けてあるはずだから...



でもね、いつも待ってくれているの嬉しいんだ。


「いつも、待ってなくていいって言ってるのに。」


「何言ってんだ。」

「本当は嬉しいんでしょ?」

「麗羅は意地っ張りだからね〜」


皆口々に言う。


「あれ、今日は他のメンバーも一緒なんだ?」

「いや、俺らは麗羅に連れてこられただけ。」

「説明、要求する。」


あー。離れたくないな。いっそみんな連れてワープでもしようかな。そんなことしたって根本的な解決にはならないって分かってるのにどうしてもそう思わずには居られない。


「敵はもう倒したんでしょ?帰りましょ?」

「かえろー?」


「帰れない。ごめんね?もう、これからは一緒にいられないの。私はやらなきゃいけない事があるから。」


装置は簡単に見つかった。

1箇所から能力が分けられてるなら逆にどこからでも本体や他の装置にもアクセスできるって言うことだ。

大体流れているのは私の能力。簡単なことだ。


「選抜メンバーのみんな。なんで連れてきたかって言ったよね?それはね、最後にみんなの顔みていたいなって思ったの。」


「おい、どういうことだよ。」

「なに、言ってるの...?」

「理解不能」


ここからは大仕事だ。

未だ1度もやった事がない私の本気。

媒体になっている装置と本体に流れているの力を私に戻し装置を無力化した後壊す。

そして、敵の確保。

これを一気にやる。


できるなら最初からやれば良かったじゃないかって?

いや、私も簡単に出来るもんならやってるよ。

まぁ、本番はここからだけど。


「みんな、大好きだった。みんなと居れて楽しかった。」


「ねぇ、最後のセリフみたいに言わないでよ。」

「あんたらしくないじゃない。」

「麗羅?何しようとしてるんだ?」


…この装置に、今回の襲撃に関わった人達全員に細い細い線を繋ぐ。ここでちゃんとやらないと後でまたみんなが大変だからね。


「ばいばい、みんな。」


みんなが慌ててる。だけどもう止められない。


多分本気なんて出したら私は死ぬ。チートだーって散々言ってたけど所詮私は17歳の子供だ。そんな私はチートの全力が耐えられるような身体を持ってない。

分かってる。分かってるけどこわい。

みんなと居れないことが。

みんなを泣かせてしまうことが。

...死ぬことが。


でも、私1人の死でみんなが助かるなら喜んでこの命を差し出そう。


私の体が光る。


あぁ、死ぬってこういうことかな?

ふと思った。


後悔も未練もタラタラだけどもういい。望むことがないほど幸せな日々だった。みんなを守ることができる。素晴らしい人生だった。これからみんなの不安要素となるものは道連れにしていく。


みんなは幸せになってね...。



その日世界から1人の周囲から愛された少女が消えた。



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