登場人物紹介(2)
ここまでの主要登場人物の紹介です。ブックマークいただいている皆さんにはいつも感謝申し上げます。よければご意見ご感想くださいね。
登場人物紹介(2)
孤麗
蒼龍王国の司狼大臣であり、天龍王を支える実質上のNO.2。人間を越えた高い知能と思考加速能力を所有し、作戦立案能力に秀でている。細かい作業が苦手な天龍王のサポートは彼女が全て行っている。公私混同はせずに仕事では非情に徹しているが本来は優しい性格をしている。前蒼龍王国の国主の指示によって一族を皆殺しにされて彼女自身も殺されそうになったが、それを救った天龍王に心酔して彼と行動を共にするようになる。好きなものは濃い目の緑茶と粒あんのおはぎ、そしてきつねうどん。特にきつねうどんは大好物で無人島に何を持っていくか聞かれたら迷わずにきつねうどんと答えるほどである。劇中では語られたがリムリィとは従妹同士になる。25歳で独身。司狼の血を絶やさないように結婚相手を募集しているがそのスペックの高さから敬遠されている。
卜部刮目
刮目様と部下から慕われる陸軍大佐。20ある戦車部隊のうち最弱の第四師団を率いているが指揮能力はお粗末である。実戦経験は豊富であり、白兵戦ではそれなりに戦える。少尉とは旅順攻略の時からの腐れ縁。友達が少ない少尉がため口で話せる数少ない戦友である。人柄は非常に優れており、指揮能力というよりはヒューマンスキルで人を引っ張っていくタイプのリーダーである。箔をつけるために髭をしているが全く似合っておらずに少尉には会うたびに馬鹿にされている。酒を飲むのが大好きで酒豪。あまりに酒が強いために陸軍内では鯨口とあだ名されて恐れられている。
剛鉄
人間だった時の名は牧村宗助。陸軍の技術士官であったが百足の襲撃によってその命を奪われて百足と同化する。自我を失って王都目がけて暴走したが少尉たちによって止められる。その後に家族と再会したことで自我を取り戻して自我を持つ戦闘列車として陸軍に所属に所属する。実は給料も支払われており、家族の生活費として口座に振り込まれている。好きなことは休日の際の家族との触れ合い。嫌いなものは実は煙草の煙であるが「ちはや」の乗務員は少尉を筆頭に喫煙者ばかりであるためにあえて言わないようにしている。
剣狼
コロの幼馴染。同じ師匠のもとで剣を習った兄弟弟子である。戦争時にコロとともに旅順に参加、旧陸軍の無謀な命令によって両親と両腕を失う。復讐を図るものの失敗して国家転覆を図る組織に拾われて混虫を素体とした改造人間となる。元の性格は穏やかだったが混虫を体内に移植されたことで元の性格からは豹変してしまう。コロの剣が全く通じない硬い皮膚と反応能力、そして痛覚無効の特殊能力を持つ。自分の上位個体であった大蜘蛛からコアクリスタルを奪うことで組織の幹部並みの力を手に入れる。好きなものは殺し合い、好きな食べ物は殺し合い、将来の夢は殺し合い。
蟲使い
王都を襲ったテロリスト。国家転覆を図る組織に所属している。混虫の脳髄を自由に操る操蟲糸を体内で精製できる特殊な一族の生まれ。戦争時に蒼龍王国のせいで住処と家族を失っているために蒼龍王国への憎しみは非常に強い。性格は残虐にして残忍。元来の性格はそうではなかったが目の前で家族を殺されたことで歪んでしまった。蟲を道具としか考えていない。スズメバチを使って王都を滅ぼそうとするが孤麗率いる王国軍の奮戦により敗退、魔弾の射手の狙撃により死亡する。
魔弾の射手
陸軍に所属する凄腕の狙撃手。彼に狙われた人間はけっして逃げ切れないと言われている。ほんの少しの登場シーンで蟲使いを殺してしまう。貫通と距離無効のほかにも異能を所有しているが詳細は不明。




