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登場人物紹介

ここまでに登場した主な登場人物をまとめてみました。ここまでで感想や評価などいただければ幸いです。

主な登場人物


少尉

武装列車「ちはや」にて王国軍内の兵糧や補給物資の輸送を行っている。現在の役職は独立遊軍機動機関車ちはや専属特務曹長。現在の役職は下士官のものだが、仲間からは以前の呼び方である少尉殿と呼ばれている。なんらかのトラブルにより二階級降格させられたものと思われる。性格は苛烈にして冷徹ながら自分より弱いものを見捨てられない心優しい部分も持ち合わせる。そのせいか部下からは慕われている。好きなことは食べ歩き。戦中の最前線で常に飢えていたために執着は人一倍ある。ライフル銃による中距離射撃が得意。劇中では詳細を語っていなかったが他者よりも照準をすぐに合わせられる特技を持つ。近距離格闘術にも精通しており、組み打ち術は皆伝の腕前。


コロ

正式な名前は虎狼。狐狼族と呼ばれる亜人間種族の若者。外見は狼の頭に人間の体がついているような姿をしている。孤狼族は古くから人間に仕えていたが、戦争で使い捨てのように扱われたためにその数を激減しており今はその数が危ぶまれている。基本的に性格は穏便であるが自分の主人と仲間を傷つけるものには容赦をしない。若年でありながら刀を使った剣術に卓越しており皆伝の腕前。その居合術は鋼鉄をもたやすく切り裂く。好物は若い女性とコスモスの花の香り。ふとしたことで心理的なブレーキが外れそうな少尉を毎回諫める部隊にとっての良心。少尉に代わって部隊の指揮を取ることも多い。


リムリィ

孤狼族と人間のハーフの少女。正式な名前は狸夢狸。外見は人間の少女にイヌ科の耳がついている姿をしている。王国では彼女のような混血は犬耳と呼ばれて差別される。古くからの血統重視のくだらない風習だが、彼女も少尉に拾われるまでは奴隷商によって虐待されてきた。性格は温厚。取柄は一所懸命さだが、壊滅的に不器用であるために仕事をしているのか邪魔しているのかわからない時が多い。実はその頭脳は明晰で時に少尉たちですら思いつかない作戦立案を閃くのだが、本人ですら自覚がない場合が多い。列車内では雑用を行っている。


天龍王

王国の王様。一番偉い人。少尉とは士官学校の同期で同じ戦場を駆けた仲である。その血には龍の血が宿っているといわれている。身体に纏う龍闘気はあらゆる攻撃から身を守る絶対障壁であり、その力は人間を軽く凌駕する。混虫と唯一生身で渡り合えるが、実はその力は一定量を越えるとしばらく使えなくなる弱点を持つため長い間は戦えない。戦中にその能力を開花させると少尉と共に暴走しかけていた軍部を掌握して最高指導者にのし上がった。絶望的な味音痴のようであるが、実は龍の力に目覚めた副作用で味覚がほとんどないためである。妻帯者。


こはね

正しくは「孤羽根」と書く。孤狼族の父親と人間の母親の二人から生まれた少女。リムリィと同じくその頭には犬耳がついている。神童といわれるほど頭脳明晰で最年少にして王国の名門理工大学を首席で合格。得意分野である兵器の保守保全や技術開発者としての道を辿るために陸軍に入隊している。外見が小さくコンプレックスを持っている。好物は食べ物全般。簡単に餌付けされる特徴を持つ。軍内では兵器の開発と整備を行っており、実は「ちはや」の修理などを彼女が行うことも多い。



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