表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能力『おとす』で俺はヤンデレハーレムを作りたいお  作者: 兜虫
序章(単なるフラグ立て)
9/36

第八話(火村華蓮①)

ちょっと遅くなりました。短くなりましたけどどうぞ!

「ん?どしたの?」


 火村が小首を傾け、頭上にはてなを浮かべている。


「い、いや....」


 俺は額に冷や汗を浮かべながらそっぽを向く。

 おい違うじゃねえか。

 なんで、なんで俺に堕ちてねえんだよおおおお!!このアプリの噓つきいい!!

 そして心の中で叫ぶ。


「はあ、はあ..」


 やっぱ夢は夢か。

 そう思いながら肩を落とした。


「まったくどうしたの?」


「だ、大丈夫..うん、もう大丈夫だ」


「ほんとにー?」


「ああ、ほんとに」


 やたらこういったことはしつこいな。まあ心配してくれているんだろうが。


「ふーん」


 そう言ってジト目を向けてくる。お、なんかこれはこれでいいな。

 つか、可愛い。

 火村という名前の通り、髪の色は明るい赤色でショートにしていて、健康そうな、活発そうな顔つきをしている。

 そしてすらーっと真っ白い足がうちのミニスカートの制服から伸びていて、どこに目を向ければいいのかわからない。こうしてみると間違いなく美少女だろう。

 あ、やべこう考えていると無駄に意識してしまった。落ち着け、結構前に流行った目以外は高スペックなあの方も言ってただろ。勘違いはよくないと。

 おとすで堕とせていない以上、自力で堕とさなければいけない。頑張れ俺。


「まっ気分が悪かったら言ってねー。私頑張るから!」


 そう言ってこぶしをぐっと握り、にっこり笑った。

 そんな光景を見ながら俺は、何を頑張るんだよとまたまた心の中で考えながら薄く微笑んだ。




 あれ?なんかいいムードじゃね?




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ