第六話(なんか俺の個人情報知っている奴がいるんだが)
遅くなりました!!7話どうぞ!
「だったら....俺はヤン....!」
デレハーレムを建設するぜ!
と言いたかったのだがまたあの視線は浴びたくないので心の中でとどまらせておくことにした。
んじゃまず、
「あの~ドア開けてもらっていいですか?」
まずは学校に行くことだな!
あの後、「危険だからまだ中にいなさい!」とか言われたけど頑張って抜け出してきた。
あれ俺のせいなんだけどなー。
今、俺は道路を歩いている。道路に誰もいなくてほんとありがたい。
でもこうしてみると雪玉嵐の影響はすごい。ところどころ窓ガラスなどが割れていてゾンビの世界っぽくなってるぞ。ついでにわくわくすっぞ。
「んー?でもどうやって学校行こうかなー?」
こっから学校に行こうにも30分ぐらいかかるんだよなー。
かといって今、道路通行止めになっているから人を堕として車に乗せてもらうこともできないんだよな。
......詰んだの?俺?
結局ダメなのなよ。学校行きたかったのになー。ハーレムを作るためにだけど。
ほんと、どうしよっかなー。
そう考えていた時、後ろから
「すっごい能力見つけちゃった」
声が聞こえた。ま、関係ないけど。
....どうしよっかなー。
「え?聞こえてない?すっごい能力だねー!君!」
うーん....やっぱり意識してなかったとはいえ雪玉嵐はまずかったか。ていうか後ろの人かわいそうだな。気付いてもらえないなんて。
「ねえ君!岡崎克人君!」
へえそいつの名前岡崎克人っていう....
「俺かよ!」
「はあーやっと気づいてくれた」
いや俺かよ。ていうかなんで俺の名前知ってんだよ。ストーカーか。
「あー俺と同じ学校の奴なんだよな、その制服。で?どうした?」
よし、久しぶりの女子との会話だったけどちゃんとできたな。俺GOOD。
「いやー一緒の学校で仲間が増えたし、すんごい能力持っているしぜひともお近づきになりたいなーって」
あ、そか。あんたも俺と同じ遅刻組というわけですか。え....すんごい能力?
「おとすでしょ。君の能力」
何で知ってんだ。俺のトップシークレット(名前含む)を。
そしたら彼女はこう続けた。
「私の能力、『解析』なんだ」
....は?