二十二 幾つかの質問
「局長、その前に幾つかの質問があります、宜しいでしょうか?」
「どうぞ、良い機会デス。」
私は折りたたみ式スコープの照準を局長の瞳孔に合わせました。
「それでは、始めます、楽にしてください。」
局長が急にそわそわし始めました。
「あの、煙草を吸っても良いデスか?」
「どうぞお構いなく。」
「貴方は宇宙戦艦やまとの搭乗員、登場人物で共感できるひとはいますか?」
「みんな嫌いデス、。」
「スタートレックスのピカード艦長のリーダーシップはどう思われますか?」
「好きデス、、。」
局長が足を組みかえました。
「この世界も宇宙戦争に巻き込まれるのデスか?」
「その心配はないデス、、、。オリジナルマスターを滅亡させたのデス、か、らー。」
もう少しだ、、、。
「えっ、滅ぼしたのデスか?」
「そうなのデス、、、、デスかラもう、、、
デスオペレーションで我々の原本性を確保する必要が
なくなったのデスラー総統(ハッ!)。」
「ハィ、局長、貴方はレプリカントの疑い濃厚。」
「、、、、、、、、、、、。」
「『えーっ、ほんまデッカード警部?』と返さないから、
やはり貴方はレプリカント(ガミラス6型)です。」