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幸福な日々  作者: 豊洲 太郎
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三十七 急用が入りましたの解放してください

 古代人は千年前の日本刀を国宝にしていました。

 数万年前の彼らはそれ以上に貴重で適切な保存対策が必要だそうです。

 うんうん、ヤマダにも優しく接しましょう。


 ピロピロピロ、、、、。

 「はいアミダです。」

 「アミダさん、斎藤と申しますが、少しお時間よいでしょうか?」

 あ、この声は、、、あの笑いに紛れて『隊長ガムくばれ』と発言されたかたです。

 「フアンのかたですか。」

 「はい、ナンツーマン英会話教室 お客様担当の斎藤と申します。」

 「どんなご用ですか?」

 「とてもお手頃なプランを、お会いしてお勧めしたいのです。」

 ただの勧誘ではなさそうですね。

 「わかりました、食事でもいかがですか。」

 「ありがとうございます、アミダさんはご酒を召し上がりましたか?」

 「はい、たしなむ程度ですが。」

 もう、飲んでますけど。

 「お歌もお上手なんでしょうね。」

 「はぁ、洋楽を少々。」

 「それは楽しみです、中野南口改札2030時でいかがでしょう。」

 「承知いたしました。」

 さあ夜のお仕事です、レバニラ定食で腹を作ってから、牛乳、ウコン、シジミエキス、強力グロンチャン内服液で完全武装します。

 「すみません、急用が入りましたの解放してください。」

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