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二十九 ちゃ色
「困ったなー、委員長さんはあの世に先立ってしまいました。」
「局長さん、私もあの世に後追いします。」
「おもんさん、委員長さんはもう人前には出られないようですから、着ぐるみか戦隊モノになってもらいます。その事を伝えてください。」
「私はピンクレンジャーですね。」
「、、、、、、、。」
「桃レンジャーでもいいですわ。」
「、、、、、、、。」
「白鳥のおもんでも結構ですのよ。」
「そこまで、おっしゃるなら、、、戦隊モノでいきましょう。」
おもんさん、さっそく携帯を取り出しました。
「もしもし、私です。局長さんから戦隊モノのご指示をいただきましたのよ、それで私がピンクレンジャー、カレーさんたちはイエローとグリーン、隊長さんはブラック企業だからブラックね、で、アミダさんどうする?」
「えっ、、いやだ、そんなの、、、だったら私が桃で、、、じゃのちほど。」
「どうでしたか?」
「チャでいくと言い張りますのよ。」
「ほほう、ちゃ色ですか?」
「いいえ、はげカツラに瓶底メガネのカトウ チャでいくそうです。」
「カトちゃんでございますなー」




