プロローグ『人類滅亡しないかなぁ~』
ノリで書いてみました!
いろいろ不手際があると思います。指摘してくれたら嬉しいです。
では、どうぞ!
(あ~、人類滅びねぇかな~。殺人ウイルスでも撒き散らせよ)
俺は暑い真夏の太陽を受けながら高層ビルの間にあるスクランブル交差点を歩いていた。
両耳にヘッドホンをし、アイフォンでネット小説を読みながら歩いていると信号が赤に変わった。
身長百七十の俺より高いやつらが周りにいるため、なんだかイライラする。なんかこう、自分より優れてるやつってムカつくことね?
この場所がいやだったので、人を掻き分けて前へ出た。
そんな風にイライラしながら待っていると急に空が曇り始めた。
くそ、ここで雨かよ。今日の天気予報では二十%だったぞ。あの天気予報はもうみねぇ。
そんなことを思っていたら視界の端で信号が青になるのが見えた。
一番前にいたこともあり、さっさと歩こうと歩を進める。
数歩進むと後ろから声が上がる。なんだ? なにがあったんだよ。
俺はアイフォンから目を離して後ろを向く。
みんながみんな俺を指差して驚愕の顔を浮かべている。
おいおい、なんだよ。確かに俺の顔はイケてないけどそんな顔されるほど悪くないぞ。体型だって普通のただの高二だ。
俺は気にせずまた前を向こうとしたら、急に激しい痛みが全身を駆け巡り体が宙に浮いた。
そのままどれくらい飛んだかも分からず飛んでいると不意に地面に叩きつけたれた。いや、ただ落下しただけなんだろうが、それくらい痛い。
次の瞬間すごい衝撃が地面から伝わり、なにかが爆発する音がした。
何が起きたのか確認しようとも体が言うことを聞かない。
全く、わけわかんねぇぜ。体痛いしよぉ。隕石でも降ってきたか? それならこのまま人類滅亡しろ。
そんなことを考えていると次第に周りの声が聞こえてきた。さっきまで聞こえていたヘッドフォンの音楽が聞こえなくなっている、というかヘッドフォンがないからだろう。
「おい! 大丈夫か?!」
「なんで止まらなかったんだ?!」
「待ってろ! すぐに救急車呼んでやるからな!」
おいおい、どうしたんだよお前ら。そんな必死な顔して。さっきまで俺を指差してすごい顔してただろうが。
てか、俺もう眠いから寝るわ。昨日寝てなかったし、もう学校遅れてもいいや。
と、そこでポツっと冷たい水が頬を伝った。ああ、雨か。
そう感じたとき俺の意識はプツリと途切れた。
お読みくださりありがとうございますm(_ _)m
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