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歯槽膿漏について

作者: 瀬田川 廡輪

続けて エッセイなど書いてみました。よろしくお読みになっていただけましたら幸いです。また 訳分かりません。

歯槽膿漏(しそうのうろう)というものをご存知であろうか?

知っている、知らない、実際になったことがある、歯槽膿漏に関しては、大学で研究レポートの提出を求められたことがある、テレビ化のか何かで聞いたことぐらいはある、と答えは様々であろう。

が。それはともかく、その重厚かつ(あや)しげな響きは忘れられないという意見が多いのではないかと思うのだ。何処かで聞いた。それ対策用の歯磨き粉買ったというような経験のある方なら尚更なおさらだ。

そう。わたしご試奏膿漏、という単語を聞いて真っ先に思い浮かぶのが、『死相ノーロー』なのである。

なにしろ死相である。死にそうな顔。死を連想させるような表情、死の予兆を感じる、といった意味があるに違いないその言葉。それに、なにやら脳を連想させるがそれとは妖しく違う、ノーローがつくのである。

ノーローってなんだ!?脳が漏洩(ろうえい)する?なんと不吉かつグロテスクなビジュアルだ!

はたまた農労?死相を漂わせながら重労働である農業に従事し、労働によってさらに◯にそうになる?

あるいは、のーろー━━。呪いの文字も思い浮かぶ。

「のろい!」って怒鳴られながら、バイト先で拭き掃除を必死にさせられているのかもしれない。

いぜれにしても死相ノーローである。

まあ、『思想のうろう』もある。

思想が呪い。呪いの思想に侵されている。

思想が農業の労働に関するものに(かたよ)っている?

また、『試走のーろー』もあるのである。マラソン大会に向けて試しに走ってみたが、周囲からのろすぎて迷惑だ、と非難轟々!

「試奏脳漏」に至っては、楽器屋でトロンボーンの試奏をさせてもらったら、気合を入れて息をマウスピースから吹き込みすぎて、脳味噌が漏れ出てしまうのである。

いずれにしても、歯槽膿漏は、恐ろしい単語であることこまわかる。

なんじゃそりゃ。

お飲みになっていただきまして誠にありがとうございました。次。書きます。よろしく!

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