下校中の二人
数日後、いつものようにレミィさんと帰ることになった。
帰り道では、彼女が僕に腕を組んできて、柔らかな胸が押しつけられる形になるので恥ずかしい。
そして彼女の胸がシャツを押し上げて、おへそを丸出しにしているし、パンツは短くして太ももがあらわになっている。
周りの男達がレミィさんの格好を見ていやらしい目で見ているのがわかり、気分がざわつく。
そんな僕を、レミィさんはじっと見ている
「Thank you! ありがとうタケル、あなたが守ってくれるの嬉しいよ。 私が貴方の告白を受け入れたことが信じられないなら、せめて私を守っていることを誇りに思ってね!」
そういってチャーミングに笑いかけるレミィさんにドキドキしてしまう。
「わ、わかったよ。 レミィさん。 どこまでできるかわからないけど、守るよ」
「No! 私の事はレミィって呼び捨てにして! 恋人デショ?」
「う、うんわかった。
よろしくね、レミィ」
「ええ、よろしく! タケル」
こうして、僕とレミィは本当に恋人同士になった。
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ある日、学校で授業を受けていると、隣の席のレミィさんが僕に向かってこっそり話しかけてきた。
「ねえ、タケル。
今日うちに来ない? 親がいないのよ」
その言葉にドキッとしたが、平静を装って返事をする。
「あ、そうなんだ。
いいよ、じゃあお邪魔しようかな・・・」
すると、前の席に座る司が振り返って僕たちの方を見た。
彼はニヤニヤしながら僕達に話しかける。
「おいおい、見せつけてくれるじゃねーか。もうそこまで進んでるのかー?」
そういう彼に僕は答える。
「ああ、実はそうなんだよ。
あ、そうだ紹介するよ、彼は僕の親友なんだ。
名前は司っていうんだ」
それを聞いたレミィも口を開く。
「知ってるわ、成績は学年1位、スポーツ万能で大層女の子に人気あるのよね」
「お、レミィさん。 タケルを振って俺にのりかえる?」
「NoThankYou 私はタケルで間に合ってますー!」
といってレミィは僕の腕におっぱいを押し付けてしがみついてきた。
「ハハハッ、そりゃ残念!」
そう言って笑う司だったが、目が笑っていなかった。
(あいつ・・・まさか・・・)