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第30話 告げられた目的、動き始めた暗躍

この度もお読み頂きまして誠にありがとうございます。


30話です!ノープランで書き続けたせいで苦労の連続でしたがここまで形にできてよかった。しかし、読み返して見れば見るほどこれはギャグのタグをつけていていいのだろうかと言う疑問も……。


今回として次回と戦闘シーンがあるのですが、上手く書けるといいなぁ……。無理かなぁ(泣)

少しでも多くの方に楽しんで頂けますと幸いです。


本日もどうそよろしくお願いいたします。

「刺客!?この子が!?」


 思いがけない言葉につい大きな声を出してしまうとそれを聞いた町人たちに不穏な空気が流れ始める。


「ええっ、刺客ってどういうことなの」


「国王様の命が狙われるっていうこと?」


「あの女の子がそうなの?」


「この世界は平和になったんじゃないのかっ」


「やだ、こわいっ」


 負のザワつきはどんどんと大きくなり、ひどく耳障りになって行く。シャルム国王を歓迎する和やかムードから一変、重く暗い、不穏で不安な空気が渦巻いて行く。


「クラージュ、みなさんを誘導して」


 シャルム国王は少女の手をしっかりと握ったままクラージュに鋭い声で命令し、キリッとした表情でクラージュが頷き、町人を見渡して言った。


「みなさま、申し訳ございません。今回の視察はこれまで、この騒動につきましては後日ご報告させて頂きます。念のため、ご自宅で待機をお願いいたします。みなさまの安全のためです。恐れ入りますが、ご協力願います」


 深々と頭を下げるクラージュを不安そうな視線を送りながらも、町人はボソボソと不安を漏らしながら散っていった。


 周りにヒトがいなくなったことを確認し、短く息を吐いて言った。


「さて、ここで戦闘になっても危険だし、アタシたちも離れましょう。アナタもついて来なさい」


「くっ……」


 シャルム国王に強く腕を引かれ、先ほどまで無垢に握手を求めていた少女は悔しそうに唇を噛んでいた。先ほどの子供独特の可愛さは見る影もない。

 

 何とか抜け出そうと必死でもがく少女にシャルム国王は毅然として言った。


「抵抗しても無駄よ。アナタの魔力は一時的に抑制させてもらったわ。それに、アナタ1人ではこの人数を相手できないでしょ。それとも、この人数を圧倒できる自信がおあり?」


 少女は視線をぐるりと動かし、俺たち1人1人を見つめる。最後に見つめられたクラージュが腰のレイピアに手をかければ、すがに数で劣ると判断したのか小さく舌打ちをした後に抵抗をやめた。


 もう何が何やらわからない。この少女が刺客だって!?

握手を求めた時も、腕を掴まれた時に怖がる素振りを見せたのも、全部演技だったの

か!?


「ど、どう言うことなのでしょうか。あの子、どう見ての普通の女の子ですよね」


 シルマも状況が飲み込めずに杖を両手に持ち、動揺で震えている。シュバルツも首を傾げてはてなマークを頭に浮かべている。


「ちょっと、ボーッとしないの。城下に影響が出ない場所まで移動するからついて来て」


 棒立ちになっている俺たちに鋭く指示を出し、シャルム国王は少女を引きずる様にして歩き出した。


 我に返った俺たちは慌ててその後を追いかけた。刺客と判定された少女はこの状況を判断し、特に抵抗をする様子もなく足を動かしていた。




 町から離れ、森を抜け、舗装されていない道をとにかく歩き続けること数十分。俺たちは開けた土地へと辿り着いた。


 そこ本当何もない広大な土地で、地面には草すらも生えていない。かと言って特に荒れた様子はなく、おそらく整備はされているのだろう。


 しかし、なんだこの大暴れしても大丈夫ですよ的な場所は。これ完全に戦闘フラグじゃね?セーブポイントはどこですか。


「あの、ここは……」


 これから予想されるであろう危機を恐れながらシャルム国王に聞くと、シャルム国王は優雅に振り向いて答えた。


「セレーニタ家の所有地よ。以前、町の人たちから色々な作物を作って売りたいから農業地を開拓したいって言う意見があってね。余っている土地を提供しようと思って一応整備をしておいたの」


 農業の為に王族の土地を提供するとかどんな発想だよ。とツッコミそうになったがそんなことを言っている場合ではないので喉まで出かかっていた言葉を何とか飲み込む。


「ねえ、いつまで腕を掴んでいるつもり?すごく痛いんだけど」


「悪いけど、まだ放せないわね。きっちり拘束して抵抗できない様にしたら、アタシからは解放してあげる」


 俺たちを睨みつけて不満を漏らす少女にシャルム国王は穏やかな口調で厳しい言葉を返した。そうだ、この少女のことが何も解決していない。


「国王様、どうしてこの子が刺客だと言い切れるんですか」


 本題に入ればシャルム国王は涼しい顔で言った。


「城下に降りる前、プロクスに防衛魔法をかけてもらったからよ」


「防衛魔法?」


「ええ。城内以外でアタシに触れることができるのは町人だけだもの。魔法を施すチャンスは握手の時ぐらいだとおもったの。アタシが無事だとわかったら、同じ手を仕掛けてくれるかもしれないと思ってね。相手が魔術を発動した時にそれを自分の魔力に変換して吸収できる様にしてもらったの」


 さらっと言ったが防御魔法がつかえるなんてプロクスさんものすごく有能だな。相手の力や体力を吸収する系はゲーム等においてもかなりの役立つからな。逆に敵が持っていると厄介な能力ともいえる。


 俺もレベルを上げたらそんな能力つくのかなぁ。だとしたら早く力をつけて活用したいなぁ。


「魔力吸収……なるほどその手がありましたか。クロケル様にもその系統の魔術を施すべきですかね」


 真剣な顔をしながら小声で独り言を呟くシルマを凝視しながら俺は思った。お前、同じ魔術が使えるの?さすがレベル500、さすがチート。


 未知数なシルマに感心していると、大人しくしていた少女が突然クスクスと笑いだす。どこか狂気を孕んだ笑い声と少女の雰囲気に俺は背筋が凍るのを感じた。


「うふふ、国王様。あんまり油断しない方が良いよっ」


 これだけの人数に囲まれて、腕をがっちりつかまれていると言うのに、少女は三日月の様ににんまりと口角を上げ、不気味な笑みを浮かべて忠告した。


「随分と余裕じゃない。隠し玉でもあるのかしら」


 シャルム国王は不穏な雰囲気を放つ少女に怪訝な表情を浮かべながらも強気の姿勢で冷たく少女を睨みつけ、その小さな腕を離すつもりは内容だったが、少女は一切怯まなかった。


「国王様にボディーガードがいるみたいに私にはお兄様がいるから」


 少女がにこりと笑うと同時に俺たちの頭上に影が差した。その場をすっぽりと覆いつくすほどの大きな影、何事かと空を見上げれば、視界に飛び込んできたソレに俺は驚愕した。


「くま、のぬいぐるみ」


 空中にありえないほどデカいくまのぬいぐるみが浮いていたのだ。全長200メートル以上はありそうだ。飛行船かよ。デカすぎんだろ。


 前身はカラフルなツギハギだらけ。よく言えばパッチワーク風だ。右目には黒い眼帯がついている。そんな見た目も大きさも規格外なぬいぐるみが無表情でプロレス技のダイビング・ボディープレスよろしく両手両足を広げてこちらへ落ちて来ているのだ。


 やばい!あんなもんが落ちてきたら潰される。一瞬でミンチかのしイカになる!あとぬいぐるみ無表情なのが余計に恐怖っ!


「あわわわっ!総員退避―!!」


 身の危険しか感じない状況にリーダーでもないのに指示を出してしまったがこれは仕方がない。だって緊急事態だもの。


『なんだ、この魔力反応。何かおかしい……まさかっ』


「アキラさん、危ないですよ。早く逃げましょう」


「クロケル!こっちが安全!早くっ」


 少女とぬいぐるみを見て聖が僅かに動揺を見せ、ぼんやりしていた。俺が注意を促す前にシルマが声をかけ、タブレットの姿である聖を抱きかかえてこの場から離れる。

 

 因みに俺は情けないことに逃げる場所を見失い、シュバルツに引っ張られる形で安全な場所へと非難することができた。


 シャルム国王とクラージュはどうなった。2人の方に視線を向ければシャルム国王はまだ絶賛ダイブ中のぬいぐるみの真下に少女の腕を掴んだまま立っていた。


「旦那様!こちらへっ」


「くっ」


 影が迫ってくる中、クラージュが必死で手を伸ばしてシャルム国王に避難を促す。しかし、捕まえた少女の腕をどんなに引っ張っても彼女が動く気配はない。少女の足が地面とくっついているかの様にその場から離れないのだ。


 自分も潰されてしまうかもしれないと言うのに、少女は慌てる様子もなく、ニマニマとしながら立っている。まさか、逃げる気がないのか。


「……仕方ないわね」


 このままではぬいぐるみに潰されてしまうと悟ったのか、シャルム国王は少女から手を離し、バックスステップで後退してクラージュの手を掴む。

 

 クラージュが全力でその手を引っ張り、転がる様にしてその場から退避することに成功した直後のこと。


 どおぉぉぉぉんと鉄の塊が落ちた様な大きな轟音が鳴り響き、立っていられない程の地響きが俺たちを襲う。その場にいる全員が膝をいて衝撃に耐える。体が痺れてぞわぞわした。


 土煙が霧の様に辺りを包み込み、時間にして数分視界を塞ぐ。それが徐々に晴れ、視界が戻って来た時、無傷の少女が笑顔で佇んでいる姿が見えた。


 両手で持てるサイズのぬいぐるみをその胸に抱き、愛おしそうに頬ずりをした。


「ありがとう。お兄様、助かった」


 舗装されていた地面はひび割れ、穴が開いて巨大なクレータの様な穴ができていた。先ほどの巨大なぬいぐるみは幻術などではなく実際に落ちてきたと言うことがわかる。


 巨大なぬいぐるみは姿を消していたが、少女が抱き上げているソレが先ほど空から落下して来たものに見た目が酷使している。まさか、さっきのデカブツと同じものなのか。だとしたら、アレはあの子の魔術的な何かなのか。


「な、何なんだ一体……」


 俺の口から思わず漏れた戸惑いの言葉に反応した少女はくるりと回ってからスカートの裾を持ち上げて恭しく一礼した。


「お初にお目にかかります。私はフィニィ。こっちはアンフィニお兄様。双子なの。そっくりでしょう?私たちは復讐者なの。国王さまはターゲットの内の1人だよ」


 フィニィと名乗った少女は兄と呼ぶぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて無邪気に笑った。


「復讐者なんて物騒ね。恨まれる覚えは……まあそれなりにあるけれど」


 あるんかい。と思ったが、頂点に立つ者はどんな人格でも聖人でも反感は買うものだ。あながち間違いではないんだろう。それにしてもすごく言葉を濁していたが。


「アタシ以外にも復讐したい人間がピンポイントでいるわけね。聞けば教えてもらえるのかしら」


「もちろんだよ。寧ろ聞いて欲しいなっ」


 体についた土埃を払いながらシャルム国王が立ちあって問いかければ、元気よく頷いた後にあっさりと目的を口にした。


「私たちのターゲットは主様の命を奪った人たちだよ。かつての神子であり現在の世界の長、アキラ。そして共に旅をしていた仲間たち。主様の願いを潰し、命を奪ったヒトたちに復讐がしたいの」


 復讐と言う物騒な言葉を真顔で答えたフィニィに思わず寒気を覚える。なんなんだ。あの子、幼く愛らしい見た目の割に纏う空気が冷たすぎるぞ。


『主様って……まさか君、前長の関係者なの?』


 聖は動揺しながらも、一瞬で真実に辿り着く。フィニィは目を見開いた後、嬉しそうに頷いた。


「そう、私たちは主様の子供なの。血は繋がってないけど、あのお方は私たちに愛をくれた。とっても、とっても大好きだった主様。でも、もういなくなっちゃった。思想を否定された挙句に神子たちに消されちゃった」


 フィニィは悲しそうに瞳を揺らした。どこかふわふわとした夢見がちな喋り方に、楽しそうにしていたと思えば突然悲しんだり、何か様子が変だな。情緒が安定していないと言うかなんと言うか、全体的にあの子の纏う雰囲気に得も言われぬ恐怖を感じる。


「聖、あの子は一体何なんだ。アナライズしたんだろ」


 普段であればここで聖の分析と解説が始まるはずだが、今回は妙に大人しい。と言うかあの子を見た時から様子がおかしい。


 違和感を覚えながらも聖の言葉を待っていると、とても歯切れの悪い返答があった。


『……したよ。あの子、魔力回路が変だ。多分人工魔術師だ』


「人工魔術師?」


 初めて聞く言葉に眉をひそめていると、事情を知っているらしいシャルム国王が忌々しそうに言った。


「そのままの意味よ。この世の中にはね、魔術師の素質がある者とそうでない者がいるの。魔力量が少なかったり、まったく持っていない人間の遺伝子を無理やり操作したり魔力を注入したりして意図的に魔力をつくるの」


「そんな、あんな小さな子が遺伝子操作を受けたと言うことですか」


「シルマ、泣かないで」


 シルマが悲壮感を溢れさせ、その悲しみの感情を察知したシュバルツがシルマの服の裾をぎゅっと握って慰めた。


「そ、そんなことが許されているのか!?」


 ヒトの体をヒトがいじるなんて、要は人体実験だろ。そんなの碌なもんじゃない。元々の能力を強制的に強化するなんてデメリットの方が多いに決まっている


 二次元の世界においても強化人間は悲惨な末路を辿ることが多いし、ヒトが手を出してはいけない領域だと言うことは平和ボケの世界で生きて来た一般人の俺でもわかる。


 それとも、この世界では当たり前のことなのか。だとしたらクソだぞ!思わず聖を見上げれば即座に否定の言葉が返って来る。


『そんなわけないでしょ。犯罪もいいところだよ。長が交代する前から、それこそ神代しんだいからずっと禁忌とされている』


 返って来たのが否定の言葉でよかったと俺は胸を撫で下ろした。この世界の常識は長の意志や価値観と言ってもいい。


 人工魔術師の存在を現在の長である聖が認めていたら失望したし、親友をやめるところだった。


「でも、それが禁忌だとしたら、あの子なんなんだ」


 俺が首を傾げると、シャルム国王が見当もつかないと肩をすくめて首を振る。


「まあ、隠れてやっている連中はたくさんいたからね。アタシもいくつかの研究機関を摘発したけれど、キリがなくて。今もどこかで実験は進んでいるのかも。それほど需要があると言うことでしょうけど……」


「あの者が前長の関係者と言うのであれば、前長がそれに加担していたと言うことでしょうか」


 クラージュが何気なく考察を口にした時、微笑みを絶やさなかったフィニィの目と眉が突然吊り上がり、血を吐く様に絶叫した。


「違う!主様はそんなことしない!」


 ただ叫んだだけなのにその場にビリビリとした衝撃が走り、俺も含めてその場のみんなが痺れに耐える様にし、顔をしかめながら雰囲気が変わったフィニィを凝視する。


「主様はめちゃくちゃに人体実験をされて捨てられた私たち兄妹を救ってくれたの。こんなに不安定な私に愛をくれたの。微笑みかけてくれたの。初めて出会った優しいヒトだったの。でも、神子とその仲間は私たちから主様を奪った!!」


 抑揚がなく、ヒステリックで早口に紡がれる言葉に恐怖を感じて背筋が寒くなる。その場の誰もがその雰囲気に飲まれて息を飲む。しっかり息を吸っているはずなのに酸欠になりそうだ。


異様な空気の中、フィニィの狂気は止まらない。大切に抱いていたぬいぐるみを皺がいくほど強く抱きしめて、瞳孔を開き、右手で髪の毛をかき乱しながら前屈みになって言葉を紡ぐ。


「私たちから主様を奪った神子とその仲間が憎い、憎くて憎くてたまらないの。だから復讐することにした。まずは神子の仲間を消し去って、護り手を完全に排除して、最後は神子を、今の長を主様と同じ目に遭わせてやるの!そのために私たちは今日まで生きて来た!」


 フィニィはガバッと顔を上げてシャルム国王を見据えて人差し指をスッと向けた。


「まずはアナタから始末する。血を見るのは好きじゃないし、遠隔魔術で暗殺しようと思ったけど、直接手を下すって言うのも面白いかもねぇ」


 あははははっと高笑いをした後、フィニィの足元に紫の魔法陣が現れる。相手が攻撃態勢に入ったと察し、その場に緊張感が走る。


 シャルム国王やクラージュが抜剣の構えを取る中、俺はシルマとシュバルツにガードされる形になって情けなさにちょっと泣いた。


「私を楽しませてね!!」


 幼い狂気的な絶叫が告げられた。攻撃が来る、誰もがそう思った瞬間、どこからか涼やかな声が響き渡った。


「そこまでです」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


聖「次回予告!事態は深刻になって来たね。これは流石に長として見逃せないよ。無事にフィニィとか言う子を捕えて話を聞ければいいんだけど」


クロケル「確かにそれは同意だ。できればあの子を救ってやれたらとは思う。思うが……なあ、これギャグを謳った小説なんだろ。この展開からギャグ路線に引き戻せるのか」


聖「ギャグ漫画でもシリアス展開はあるよ。何でもバランスが大事だからね!」


クロケル「序盤はギャグで後半はバトルものって展開も良く見るけどな」


聖「次回、レアリティは最高ランクだが素材がないのでレベル1 第32話 『少女の暗躍を防げ!新たなる旅の目的』僕も色々と向き合うべきことがあるのかもしれないね」


クロケル「おい、目的が変わってきたぞ」



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